忘れてないかな?3.11 | 三代目 緋藻汎亭 媚庵

昨年夏から秋にかけては悪天候続きで、お野菜の生育が悪く、家庭を守るオカーサン方にとってはトンデモナイ時節でございますね。

白菜がお高くて、鍋料理が喰えない冬場を迎えておりますが・・・

 

本日のNHK【ブラタモリ】を見ようと、スタンバっておりまして、・・・お時間がございましたので撮り溜めたアレコレを眺めておりました。

これまたNHKでございますが【あまちゃん】。お仕舞の方を見てたんでございますが。

そう。

あれ。

テレビでは、ああ!上手く描いたなあ!っつうあのシーンを見て、思わず今までユーチューブってやつで、あの時のアレコレを見直してたのでございます。

 改めて、・・・見なきゃよかった!ってえのがホンネでございます。

断層・直下型の熊本地震とは違う、海洋プレート型の地震の、広範囲に及ぼすチカラの怖さを改めて思い知ったのでございます。いえ、熊本地震が軽いってことじゃございませんよ、決して!決して!(普段いい加減なモノ書きは、こういう時に困るのでございます) 。

2020のトーキョー五輪に向けて、日本国内、今年も邁進の様子でございます。

でも、ね。

関東南部から東海、近畿、四国、九州ならびに中国地方の瀬戸内海方面の、東海、東南海や南海トラフ地震の影響を受ける地域の方々!

たしかに。三陸の、リアス地形みたいに谷筋を津波が遡上する事は無いかもしれませんけど、仙台や東松山市みたいな平野部の地域でも、予想以上の被害を受けているのでございますよ。去年、宮城県の仙台市や、東松山市の航空自衛隊基地周辺に行ってきましたけど、自衛隊だって被災者になっちゃうんでございますもの。平野を侵食する津波の怖さは、バカバカしいほどでございますぞ。

 ヒマ人の媚は、国道6号線を北上して、仙台から45号線に変わって久慈市まで(・・・ええっと、【あまちゃん】で言う北三陸市、ね!) 行っちゃったんでございますけど、途中、福島県の相馬市を過ぎたあたりから

 (こういったガードレールなどに)

こんな表示が目につくようになるのでございますが、ええっ!?ここは・・・ないでしょ!?っつうとこにまで、津波は来てるのでございます。アッチ見て、向こう見て、あ!アッチは海なのね!ってビックリするくらい向こうっ側なの。

田んぼの排水溝みたいなところでも、津波は遠慮なく遡上するのでございますよ。神奈川から静岡、愛知、和歌山、高知、宮崎といったあたりは三陸の様なリアス式海岸ではないので様子は異なりましょうが、中小河川を遡る津波の威力を侮ってはいけないなあ!と思った次第でございます。

「ああ、そういえば此処も水路だったんだ!」って、その時ビックリしたって遅いんでございます。

三重、和歌山の一部などは海岸線も入り組んでおりますので、押し寄せた津波がひくまでが大変でございましょう。

 な~んてことをホザイテも、ま、役には立たないのでございますけど。

地方の小役人では、多分そんな事を考えてる連中・・・数少ないのでございましょうな。

 (でも、まあ。こんなヨッパライの弱小・辺境のブログに、そんな力を求められても困るのでございますけど)