地方競馬で横行する不自然騎乗 | 帰ってきた元・情報会社幹部のカネになる独り言

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昨日の日記で戸崎騎手が中央に移籍できない黒い噂を暴露したが、あまりに過激な内容にアクセスが急増している。





遠回しに書いたのは噂の範疇に過ぎないのを考慮してのもの。“なう”でつぶやいた近藤英子オーナーのように確信があっても、身の危険を感じて隠語を使用させてもらった。芸能界と同様に競馬界も裏社会との関係は切っても切れない。実際に地方では黒い人物との親しい関係に、八百長疑惑をかけられているジョッキーも存在する。





例えば中央移籍を切望している愛知(現在の所属は道営)の吉田稔騎手は03年から7年連続でJRAの試験を受けたが不合格。しかも06年以降の4度は規定により1次の筆記は免除。実技と面接のみの2次試験で落とされているのだ。





通算2500勝を超える吉田稔騎手が実技における技術面で問題があるとも思えず、そうなると面接で落とされ続けたことになる。1人では電車に乗れないと噂された岩田騎手ですら2次試験は通っているだけに、どうにも腑に落ちない。





答えを先に書くと不合格の理由は面接時の受け答えなどではない。JRAは吉田稔騎手の不自然騎乗を問題視していて、絶対に合格させない方針だという。





不自然騎乗とは聞き慣れない言葉だが、読んで字の如く傍目には理解に苦しむ乗り方をひと括りにした通称である。具体的にはスタート時の大出遅れ、ゴール前での引っ張り、さらには落馬など、着順に影響を及ぼす騎乗を指す。





現実に賞金の安い地方競馬では不自然騎乗の噂が絶えない。3/2(金)川崎4Rでゴール寸前に落馬した今野騎手は、レース映像では自分の意志で馬から落ちたとしか思えないのだ


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地方競馬情報サイト http://nar.chihoukeiba.jp/Kawasaki でレース映像が見られるので、お手隙の読者諸兄は是非ご覧いただきたい。ゴール前で突如バランスを崩して落ちている。地方競馬に連日通い詰めているファンなら容赦なく罵声を浴びせる不自然騎乗だ。





今野騎手は翌日の3/3(土)に中央に遠征してくる予定だった。ところが川崎4Rの落馬負傷で騎乗予定馬は全て乗り替わりに。しかし、ケガは自力で病院に行ける程度の軽傷で、翌週から騎乗を再開している。表向き今野騎手は落馬負傷で乗り替わりになっているが、真相は不自然騎乗を問題視したJRAの働きかけで、遠征できなくなったらしいのだ





私にこの激裏ネタを教えてくれたU氏は、今年の春に惜しまれつつも鬼籍に入られてしまった。U氏は今野騎手が中央騎乗時にエージェントを務めていた人物である。死期が迫っていただけに隠す必要もなかったのだろう。U氏は「あれは八百長。馬は真っ直ぐ走っているのに自分から落ちている。あれじゃ言い訳できない」と断言していた。




疑わしきは罰せずという言葉があるが、今野騎手の不自然騎乗も疑惑止まりである。地方の主催者も大ごとにしたくなかったのか、とくにペナルティーを科さなかった。ジョッキーが八百長行為を認めれば騎手生命を絶たれる。どんなことがあっても白状はしないだろう。U氏が他界したいまとなっては、真相は闇の中である。