奥山篤信ー前原君、男の約束通り「政治生命を賭けて」やってくれよな!(4) | 護国夢想日記

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 日々夢みたいな日記を書きます。残念なのは大日本帝国が滅亡した後、後裔である日本国が未だに2等国に甘んじていることでそれを恥じない面々がメデアを賑わしていることです。日本人のDNAがない人達によって権力が握られていることが悔しいことです。

奥山篤信 前原君、男の約束通り「政治生命を賭けて」やってくれよな!
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 不法占領した当時ソ連軍の悪逆非道の満州国や日本の樺太の狼藉をすっかり横において、ラブロフ外相は、菅首相がロシアのメドベージェフ大統領の北方領土訪問を「許し難い暴挙」と批判したことについて、冒頭盗人猛々しく非難して前原にまるで青二才に対するかのごとく国際的礼儀をわきまえず冒頭一発噛ましてきた。舐め切られたものである。

 前原は自分可愛くまた例によって責任を政府ではなく国民としたかったのか「国民の声を代表するものだ」と説明した。

 大体強硬姿勢は自分が菅を煽りたてた癖に思った以上の反発に日本政府の公式な見解ではないと釈明しようとするのはいかにも前原らしい逃げである。

前原の問題はまさに一般大衆受けする強硬路線をばら撒いて人気を取るが、まったくそれが続かない朝令暮改である点がいつものパターンといえる。

前原は経済面での協力で日ソの関係強化を提案したがあしらわれた。そもそも経済援助など絶対にこのような略奪国家に行うのは間違っている。

 経済が平和に結びついた例などない。経済援助などと財界のスポークスマンのように戦後唱えられ、それはすべて仇花となった事実をいまだに学習できない痴呆症が永田町を支配している。シナを見よ!朝鮮半島を見よ!

 じつは日本より経済協力が欲しいのはロシアであり、前原は飛んで火に入る夏の虫であるのだが、そこはしたたかなロシア人である。

 経済面の関係強化によって領土問題を進展させようとする前原の戦略は、笑いが止まらぬほどほくそ笑みながら「我が国の基本的な立場とまったく相いれない」と一蹴されたどころか、この妥協をもう当然のこととしてバーをさらに上げ、ラブロフ外相が北方領土の経済振興について、「発展の責任はロシアにある。中国や韓国の投資も歓迎する」と踏みこましてしまった。

前原は今度は「それだけはやめてくれ、その分は日本が払うから」と言うのだろうか?


全く浅知恵と奥の奥の作戦も立てずに青筋を立てるだけの外交では、その裏付けの強力な軍事力もない日本が、赤子の手を捻られるごとく力の前にはわなわなと崩れ落ちること、この幼児前原には分からないのであろうか!経済協力など逆の抑止力があっても日本の国益など絶対になりえないことを何時分かるのだ!
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 「蘇れ美しい日本」代1006号より。