1970年代限定プロ野球なんちゃってカード(My趣味 By灰吹屋) | 山武郡市薬剤師会のブログ

1970年代限定プロ野球なんちゃってカード(My趣味 By灰吹屋)

先日、「山武薬剤師会の会員間で、ブログ記事を書いた人が次回ブログ執筆者を指名する」といった約束事のもと、ブログをリレーしていく、という旨を薬剤師会の皆さんにお知らせしました。とりあえず今回はスタートですので管理人の私、灰吹屋からスタートしたいと思います。とりあえず、今回は、私の余りにもオタクな趣味のお話でおつきあいください。

 皆さん、とはいっても3040代のおじさんに限定されると思いますが、カルビープロ野球カードってご存知ですか?1973年から現在に至る超ロングセラーの元祖トレーディングカードです。私がインターネットを始めた頃、ヤフーオークションで流通しているカルビーカードを見て驚愕しました。なんと私の持っている1970年代のカードが1枚2000円~6万円で売買されいるではありませんか!?それにもまして驚いたのが、私の見たことのない生唾もののカードが多数存在していることをはじめて知ったことです。パソコンの普及で今の世の中便利になったもんですなぁ、昔集めていた頃は知る善しもなかった全カードの全貌がわかるのですから、しみじみ思いました。そんなで、突如25年振りにカード魂が甦り、しばらく2年間は70年代(私プロ野球ファン暦は現在まで30年以上続いているのですが、その中でも1970年代は、私にとっては1番魅力的な時代で、全てが輝かしい記憶として残り、別格の位置づけです。)のカード収集に明け暮れていましたが、どうしても手に入れられない超高額超レアカード《いわゆる地方限定版(九州や中国・東海地区のみ発売のご当地選手の生産量の少ないカード)》のレプリカをパソコンで作ってみたら(表面の選手のカラー写真は光沢紙に、裏面の説明文はボール紙にスキャナーでプリントして防水スプレーを吹き付け貼り合わせ2日間漬物のようにプレス後、カットする)なんともいい感じ、本物そっくり、これなら高い本物を買わなくてもいいじゃん、となったのです。そうすると更に欲望が高まり、今度は昔自分が欲しくても存在し得なかった全くのオリジナルカードを作ってみるようになりました。それが『なんちゃってカード』です。
真っ先に作成したのがこのカードです。当時クラウンのカードをカルビーが1枚も作ってくれないで、そのうちに球団が消滅してしまい、なんともいえない絶望感にうちひしがられた記憶が蘇ってきました。

当時の弱小チームで孤軍奮闘する東尾投手のファンでしたので、当時はこんなードがあればいいなあ、と考えていました。

その昔(私の当時イチオシごひいきのチームだった)クラウンライターライオンズという弱小チームが2年間存在しましたが、なんと(あまりに弱くてローカルだからか)1枚もカードが発行されなかったので、カルビー宛に抗議の投書を出したことがありました。そんなカードおバカな昔を思い出し、クラウンライターの選手カードを作ってオークション仲間に見せたところ、「出来がいいからオークションに出品してみたら」とのお告げがあったので、自家製カードを昔の野球雑誌を元に作っては、オークションに出品し(手前みそで恐縮ですが、それぞれ1回のみの出品で必ず落札されました(落札金は新しい画像掲載雑誌のオークション落札時の資金にしていました)。それもカルビーカードではない私が作った「なんちゃってカード」と前置きしておきながらですよ。出品してた頃は毎回落札してくれるコアなユーザーもかなりいました。

これは、当時400円くらいで売られていたのが今やヤフーオークションで5万円くらい入札しないと手に入らい幻の1977年版クラウンライターライオンズファンブックのカラーグラビアから作ったカードです。なんちゃってカードのオークション落札者の方からお借りして作りました。





てまえみそですが、ハッキリ言って裏面も本格的です。書かれている内容(データーやエピソード)は全て事実に基づいた正確なもので、成績データはカードを発行したとする時期のリアルタイムの数字です。ナンバーは一応本家版最後から通し番号か全くの一から新規ナンバーが振られています。
カード作成工程でのコツですが、耐光耐水スプレー吹き付け後丸1日以上プレスするのですが、更にその間の湿度が低ければ、裏表とも見事な光沢感が得られます。



幻(!?)の1974年日本シリーズカードの白熱戦シリーズのロッテ選手版


オリジナルカードホルダーです。この表紙の裏面は「なんちゃってカード・カードリスト(全カード ナンバー・選手・シリーズ入り)」となっています。

 しかし1年前だったと思いますが、久々に新作カードを作ったのでいつも通りにヤフーに10数枚ほど出品したところ、違反商品申告を延べ340件近く受けまして≪いわゆるチクリですな≫オークション中に質問と称してひどい罵声を浴びせられましたので、それ以降は、なんちゃってカードは一切出品しておりません。
 なんちゃってカードを作り始めて4年半で約400枚(ここ最近2年は相当ペースダウンしました)くらいのコレクションになりました。始めて半年後には、マイ図書館の野球雑誌(400冊くらいあり)では納得がいかずオークションで昔のレア画像グラビア掲載の雑誌を落札したり神田の古本に遠征して購入してはニューカードを作成していました。最近では東京ドーム内の野球博物館内の図書館まで年1回遠征して、珠玉の画像をコピーしてもらいゲットして来るのが楽しみです。


 昔(中坊)の頃は、ファンのクラウンライターライオンズが勝った翌日に駅まで行き買ったスポニチの切り抜きを大学ノートに貼ってスクラップブックを作っていましたが、時を30年数年も経て、昔では想像もつかなくしかもあり得なかった自分の欲しかったカードでスクラップブックを作っているのが現在の状況です。こんな私にシンパシーを感じる方は是非メールを下さい。



 さて、次回は、「山武薬剤師会の大蔵大臣は仮の姿、その実は横芝伝統のお囃子芸人 サビア中村薬局中村克弘先生」にお願いいたします。