人生を振り返ろう。その2 | ソライロ・時々・さないろ

人生を振り返ろう。その2

こんにちは。『人生を振り返ろう。その2』いきます、さなえです。



毎度、唐突でごめんやさい。おんやさい。(いっちまえ。)


参照 : 人生を振り返ろう。その1





***


【2000年4月~ 中1】


普通ーに、公立の中学に入学。

結構小規模で、中学って大概 近くの小学校の卒業生が集まるやん?

うちの中学は2校しか合併せんくって、半分が小学校から一緒のメンバーやったん。



かなり家から近い中学校は、走ったら30秒の距離。

そりゃもう かなり楽チンやった。



2000年初めての中学生とはしゃいでいた。

非常にどうでもえぇ。



部活が悩んで悩んで…

バスケ部、吹奏楽部、演劇部 でめっちゃ悩んだ。


ただもう、演劇部の先輩方のダンスと「先生は元劇団四季で、本格的なミュージカルをやっています!」と 見せて頂いた、前年度の 劇のビデオ(赤毛のアン)に魅了され、演劇部に入ろうと心に決めた。



更に。




生徒会執行部にもなった。




生徒会は、会長、副会長、会計、書記夫々一名ずつの中3の先輩と、執行部と呼ばれる、各学年5名(くらい)のメンツで成り立つ。

全て 選挙制度。

「私が執行部になったらー」と演説をし、学生が投票するようになっとる。




小学校の頃から、裏で活動ってのが大好きな私は、執行部に入る事を決意。

選挙の上、生徒会になることができた。


主に体育祭や合唱コンクール等、学生行事を仕切り 取りまとめた…

すっごいやりがいがあった。



恋は…



してへんかったなぁ、こん時は(゜▽゜;)

部活や初めての定期テスト、生徒会で充実しとって…全然、どーでもよかったw



あ、あと『あぽめん』が結成された!!!


幼馴染のグミと、小4で同じクラスで親友となった かなぶん♪♪(二人共ブログやってますので。ブログ名で書いてます)


『あぽめん』って名前を作ったんは…確かもっと後(高校の頃)なんやけど…

この頃から 3人娘として、お祭り一緒にいったり 何かとつるんでた。


三人同時に同じクラスになったことはないんやけどね。

かなぶんとグミは、同じ部活(吹奏楽部)で、同じクラスになったりして 親しくなったみたい(´・ω・`)

何をきっかけか分からんけど…

私とかなぶんの交換ノートで「グミちゃんも親友メンバーになれたらいいな」とか言う話になった記憶がw


親友って、そういう制約いったんやw


「親友になろ」「うんなろう」みたいな会話が必要やったんやろな。

小学校、中学校ってそんな感じな気ぃする。


うちとこだけ?!


ま、えぇか。



秋には 文化クラブ発表会ってのがあって、我が演劇部は此処が見せ場。

夏休み前に、「今年このお芝居をします」と先生から発表があり、オーディション(歌と、劇の一部シーンを演技)して、先生が配役を決める。


ちなみに、劇は 2年の先輩が大人数やったので、2つ行うことに。

例年、劇団四季が行う劇をやるんやけども、この年は 先生のオリジナルミュージカルをやることに。

一つはアニー的な 孤児院のお話のミュージカル。

もう一つは、泥棒の喜劇ミュージカル。



大概1年は裏方。

9人中、3人だけが役をもらってた。


私は勿論 裏方。


先生は大事なことを教えてくれた。




脇役と、裏方の大切さを。




「主役は、脇役あっての主役。役者は、裏方あっての役者」


「脇役がいかに自然な演技をするか、いかに上手く、周りにとけこむかによって、主役が引き立つの」


「裏方がいなければ、役者は 真っ暗闇で演技をしなくてはならない。

音楽のない中で、ダンスをしなくれはならない。

セットを移動させる裏方も、見ている人が、『魔法みたい』と思うようにしなくちゃ駄目。

暗転がかかれば大道具、小道具のセットを音もなく速やかにかえ、次のライトがついた時、

全く違うセットにかわっている、景色にかわっている、舞台にかわっている…

そういうことを出来るのは、裏方だけなの」


と。


『自分に与えられた仕事に誇りを持つ』


そのことの素晴らしさを学べた。




最終的に、夏休みの半ばかな…

先輩の代役をやった時に、ダンスと表情を評価して頂いて、役を頂いたけども…

勿論、脇役。泥棒約やった(´・ω・`)

オープニングでは センターで躍らせて頂いたなぁ…。



裏方としても、脇役としても すっごい楽しいお芝居やった。



***



【2001年4月~ 中2】



初めての後輩に浮かれまくり。

この年も、生徒会に立候補し、生徒会執行部に(*´▽`*)


勿論演劇部も充実。


この年はななな~んと、3回も発表の場があった。


6月頃、前年やった 孤児院のお話のお芝居をすることに。

先生の知り合いの劇団の方が、「ぞう列車がやってきた」(あのアニメ映画の)のミュージカルをするらしく…

その前座として、私ら 中学生が劇をさせて頂くことになった。


で、わたくし、孤児役をさせて頂いた。

オーディションの際の、劇中ワンシーンでね、私は 孤児役してたんね。

シーンは、自分達の両親が皆 死んでいる事を孤児院の先生を含む大人たちが話しているのを一人の孤児が盗み聞きし、悲しみにくれるシーンで…

孤児院の先生が「黙っていてごめんなさい」と謝るところ。


「もう一度会いたかったよう…」

と泣き出す孤児達がいて…

先生が「ごめんね、だますつもりじゃなかったのよ…」と謝るところで、


「わかってるわ、先生」


と、一言。


オイラなりに考えた結果、皆が泣いてる中で、この台詞…

例年は泣きながらこの台詞を告げてはったけども…

笑顔で言うてみたらどないやろ、と。


親のように育ててくれた先生なんやから、辛いの我慢して…

無理に明るく話そうとする子もいるんちゃうかな、と。

逆に先生を慰めるようにするんちゃうかな、と。


ほんなら、この台詞が、先生が求めてた言い回しらしくて。


「ごちさん、それよ、私が求めていたのは」


と。いっていただいたのが、印象に残ってるなー…。。。。嬉しかったから。。。

自分なりに考えて 出した事ことが評価される、って…嬉しいやん。



発表当日、会場は涙に包まれ、あちこちから 鼻水をすする音が聴こえた。(後からビデオみた時に判明。)




そして秋。

文化クラブ発表会。この年は魔法をすてたマジョリン という 劇団四季のお芝居をすることに。

タイトルの通り、幼児向けなんやけども…

色んなメッセージが詰まっている 凄い深い劇。

当時はそんなん考える間もあらへんかったけど(;´Д`)


魔女VS村人+マジョリン


みたいなお話。(ぇ。)





※きみの手とぼくの手を

かたくにぎり

分け合おうをぼくたちの

心のぬくもりを


ほらごらん 風も雲も

君を見てる

ほらごらん 一人じゃない

みんな微笑んでいる


※繰り返し





村人として、皆で唄ったこの歌が大好きやった。


で、演劇部って元々女子ばっかりの部活で。(当時3年の先輩に 1人だけ、男の人がおったくらい。)

お芝居で 男子役が必要な際は、すでに引退した、野球部とかの男の子をスカウトしてくるんよね。

主に3年の男の先輩方を。


この年、この劇には 男子役が何人か必要で、3年の先輩方が助っ人でやってきて、練習に参加してくれた。



恋をした。(爆。)



村人役で一緒やった、っていうか、恋人同士の役やった 1個上のK先輩。

劇中でね、危険なシーンで、肩を抱いてもらったりとか、守るようにしてもらったりとか…(勿論先生の指示。)





恋愛経験の少ない私は、もう…それだけで ドッキドキ。





しかも年上なんてもう…なんでこないにカッコよく見えるんやろねw

今思えば全然男前ちゃうかったw


メルアド交換して、ちょくちょくメールしたりしてたけども…

中3の先輩が そのK先輩の事が好きやったみたいで。

ていうか明らかに態度でわかるw


オイラは 思いを告げられぬまま…K先輩は卒業していったw



あと、この年は 文化クラブ発表会の後に、もう1個舞台があり…

地元の小学校で発表するというもので。


小さい子は可愛い可愛い…

そりゃもう「マジョリーン!がんばれー!」と劇中に声をかけてくれたり、「うしろー!うしろー!」と危険を教えてくれたり…

あぁもう…最高の舞台やった。


この舞台を最後に先輩方は引退。

20人近くおった 先輩方がゴソッと抜けて、部員は1・2年あわせて20人ないくらいやった記憶が…


部長、副部長の他にも、各担当があり…


毎日の練習の夫々の担当で。


ストレッチ、

開口(あいうえおいうえおあうえおあい…の、言葉の練習)、

発声(ドレミファソファミレドと、1個ずつあがってって 歌を鍛えるやつ)

なんよね。

私は 発生担当になった。



***

【2002年4月~ 中3】


受験。


勉強片手に この年も 生徒会に。

「キャリアが一番長いごちさん」と 先生に呼ばれながら、会議では色々意見を聞いて頂けた記憶が。


塾にも通いだし、昔好きやった男の子(幼稚園から一緒にエレクトーンやってた男の子)に塾で再会する事もありつつ…

まぁ別にどうこうならんかったけどもw



いよいよ 秋の文化クラブ発表会。



赤毛のアン アン


で御座います!!!

勿論 劇団四季仕立て。



オーディションで、私は アンの運命を変える ステイシィ先生の役をさせて頂くことに。

先生がキャストを順に発表していって…


「そして、アンの運命をかえるステイシィ役は、
















素晴らしい歌声を披露してくれた ごちさん」


















と、もう一人の演劇部顧問の男の先生が発表してくれた。

心臓が ドキーーーィッ!!!ってなって、嬉しかったんを覚えてる。



この役は ソロで1曲歌うシーンがあり…軽くダンスもしつつ…。



先生が学校にやってきた時に、生徒達に 『本当の勉強』を教える為に唄う歌。




『窓をあけて』


外へ出て 火を浴びよう

心開いて 見回そう

太陽は何で出来ているの?

なぜ花は綺麗に咲くのでしょう?

ご覧よ 自然を

なぜハチには蜜が分かる?

目を開いて太陽の下で

みんなで見回そう

学ぼうよ この世界の 全てを!




この歌が大好きで大好きで…


活発、ハツラツとした ステイシィ先生。

当時 「女のくせに、自転車に乗るなんて!」「女のくせに、外で走り回るなんて!」と 驚かれるような人。


純粋に私は このステイシィという女性に憧れ、

「女でも!」という気持ちを抱いとった。


素晴らしい役を させて頂いた。


今思えば、この「女でも!」精神は 今でも生きとるなwwww



漸く その時の写真があったので、掲載。

発表前で 舞台メイクばっちりwwwwww




ソライロ・時々・さないろ

左上 : アンとステイシィと卒業した1個上の先輩

右上 : 後輩の女の子2人と私。この手…当時 ハマっていたNARUTOなのは 秘密w

左下 : ダイアナとステイシィ

右下 : 後輩達と私、帰りの駅で。





ま~こんな感じ。



部活では 泣きながら引退。


後輩が可愛くてねぇ。

結構此処でも女モテしてる方やったんで…(特に後輩)


最後のカーテンコール前…舞台裏で控えてる時…

わらわらと1年2年の後輩が集まってきて、


後輩A「いやです…出たくないです…」

後輩B「これで終わっちゃうのが いやです…」


と、泣きながら言うてくれたっけ…

いやー懐かしい。。。




で。


引退後、いよいよ 受験本番。

もー 勉強した記憶しかないなぁ。

冬は塾にこもりっきりで勉強。


かなぶんとグミと同じ塾通ってて…

志望校はばらばらやってんけど…


授業のあとや土日は 皆で塾行って、おなかがすいたらコンビニで買い食いして…

と、只管 一緒に勉強した(´・ω・`)



滑り止めの私立を受験。

そして本命の公立受験。



かーんなり無理して、自分のレベル ギリギリの高校を志望校に。



五木の模試ってあるやん?

あれで 最初はE判定やってw

それが最終的に








Cで受けた。(爆。)







一応、Bに近いCにやってんけど…


正味 危ないよなw



ただ内申点は そこそこ高かったんよな。







副教科女やったからw







主教科って内申点5倍やけど、副教科って10倍やったんよね。

つまり 副教科の内申点が高ければ、お得ってわけで…


音楽、美術、技術家庭科 全て 10点やったから、そりゃもうお得な私。

勿論主教科は 国語意外全然アカン子やったwwww



内申点から見たら、五木の模試でも、Aに近いB判定ちゃうか、と。

受験直前の三者面談で、大好きな担任のK先生(ブルドックにそっくり。)に、


私「ぶっちゃけ 滑り止めで受けた高校行きたくないんです…」

先生「何で受けたんやwww」

私「わからんw先生、公立ランク下げた方がえぇんでしょうか…(;´Д`)」

先生「大丈夫や。絶対大丈夫や。H高校受けろ」


と、言うてくれて。

頑張る事にした。


第一志望のH高校。

学校見学に行った時、学校の雰囲気からして もう 此処いきたい!!!ってなったん。

適度に勉強も出来て(ギリギリ進学校らしい)、適度に校則ゆるくて…



行事が盛ん。



ビデオ見たとき、高校生がこんなにレベルの高いもんをするんか!?

って 感動したもん。


絶 対 楽 し い に 決 ま っ て る 。


と、頑張って受験。




結果…













合格━ヽ(゚Д゚)ノ━ !












ちなみに受験番号は、












「551」









ブタ饅かい!!!!!!!!!!!!!∑(゜Д゜;ノ)









受験票もらいに行った帰り、学校戻ってきて K先生に



私「せんせぇ~~~!受験番号『551』やってんけど!!!www」

先生「ブタ饅やんwえぇやん、縁起ええがな」

私「そうかなぁ…」

先生「でも、551は『ある時』と『ない時』があるからなw

私「ちょっと!!!(゜Д゜;)」



551 の解説。

関西では有名な 551のホウライ。

豚饅なんやけど、めっちゃ美味しい。


このCMが、家庭の団欒のシーンがうつり…


「551がある時~」

家族『わっはっはっは』

「ない時~」

家族『シーーーーーン』

「ある時~」

家族『わっはっはっは』

「ない時~」

家族『シーーーーーン』


っていうCMやねんw



あるときは明るくて、ないときは沈みますよーみたいな。




そのことを先生はギャグで言うたん。








私の 551は 「ある時」 でした。








で。中学も無事卒業しましたとさ。





以上。中学編、お届けしました。次はいよいよ 写真も盛りだくさん、高校編!お楽しみに!ごちでした。