職場内の「いじめ」から「パワハラ」に発展するコトを考える | 社長も社員も幸せになろう!社労士☆サナエのブログ

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十代の頃から愛聴している深夜ラジオ番組のなかで、

タレントの伊集院光さんが

「自分のいじめられ体験を語る芸能人は多いけれど、

逆に言えば、いじめる側にいた人のほうがもっと多いはず」


という指摘をしていたことがあります。



いじめは1対1ではなく、1対集団ですから、

伊集院さんの指摘はコロンブスの卵のような卓見です。





いじめというのは、

一般的に

「一緒にいたくないのに、無理に一緒にいさせられる」

ような環境で起こりやすいとされています。



実際、小学校から高校にかけての、

同質性を求められる時期に、

いじめが発生しやすいのではないでしょうか。


いじめられている側は、逃げたくても逃げられないのです。



ところで、それが小規模であれ大規模であれ、

職場というのも学校の延長のような部分があります。



単に仕事ができればいいというだけではなく、

コミュニケーション能力や

集団行動が求められる場面も多々あります。



 
もちろん、

社会人として働くには

一定以上の社会性が求められるとしても、

「仕事が遅いから」
「ちょっと変わり者だから」
「ノリが悪いから」


など、理由はなんでもいいですが、

陰口や物笑いの種にされている方が、

みなさんの周りにも少なからずいるのではないでしょうか。



そこで上司が部下の様子を把握していればいいのですが、

当の上司がむしろその陰口や「いじめ」に参加するという

最悪のケースがあります。



これが、

「パワーハラスメント」

と呼ばれるものの実態の一部なのです。


「パワーハラスメント」と聞いて、

高圧的な上司像しか思い浮かばないとしたら、

それは実態の一面しか見ていないのです。





あらためて、

“いじめる側の人間”は“いじめられる側の人間”よりずっと多い

という言葉の意味を噛み締めたいと思います。






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