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【就活コンサルが指摘する危険な就職活動3項目】






就活生のみなさん、こんばんは。

就活コンサルタントの真田です。


今日は寒いですね。最近あったかかったのにコートがまだまだ必要です。コートって邪魔なんですよね。面接会場に入る前に脱がなければいけないし、脱いだら今度はかさばる。かばんの間にはさんでいますけど、会場も狭いからなんとか足元にかばんと一緒において。

面接の部屋に入ったあともイスの横でコートだけおちてしまったり。ただでさえ緊張するのに気になる。面接官からしても気になる。はやくあったかくなるといいですね。


さて、今日は皆さんが陥りがちな【無難】であることについてお話したいと思います。

呼んで字のごとく「難が無い」。一見すばらしいことに見えます。でも誰にも嫌われない人って誰にも好かれていないんじゃないですか?よくあるのが、「いい人だよね~」という評価。これほど残酷な言葉ってないでしょ。こういわれる人でモテている人っていますか?全然敵を作らない人がモテないのに、なぜかロクでもない人には恋人が絶えない。強烈なファン(異性同性問わず)もできない。

テレビを見てください。みんなびっくりするくらいキャラクターが濃いですよね。無難な人なんかいない。選挙で圧倒的な支持を得る人たちを見てください。強烈でしょう。反発出そうだけど大丈夫?と思ってしまうようなことを堂々と掲げてみせる。

「好き」という言葉は非常にあいまいで、のめりこみ度がまったくわからないんですよね。たとえば、お水。これって嫌いな人はいないですよね。嫌いだったら死にます。まぁ好きといえると思います。そしてビールって嫌いな人は結構いると思います。特に女性や、お酒を覚えたての若い人についてはそうですよね。でもお水をピッチャーでごくごく飲む人はそういません。なのにビールは飲む人は本当にガンガン飲む。ことあるごとにビールを飲みたがる。めちゃくちゃ好きです。


なんでこんなことになるのでしょうか。それは、人の好みは多様であること。そしてその好みに近ければ近いほど好きになることが原因です。十人十色の理想系があるわけですから、誰かに思いっきり好かれようとしたら全く違う理想を持つ誰かに本気で好かれることはあきらめなくてはなりません。


図で示してみましょうか。10人の人が10段階の「好き」があるとします。

□□□□□□□□□□10
□□□□□□□□□□9
□□□□□□□□□□8
□□□□□□□□□□7
□□□□□□□□□□6
□□□□□□□□□□5
□□□□□□□□□□4
□□□□□□□□□□3
□□□□□□□□□□2
□□□□□□□□□□1
ABCDEFGH I J



この10人のうち8人に好きになってもらおうとすれば

□□□□□□□□□□10
□□□□□□□□□□9
□□□□□□□□□□8
□□□□□□□□□□7
□□□□□□□□□□6
□□□□□□□□□□5
□□□□□□□□□□4
□□□□□■■■□□3
□□■■■■■■■■2
□■■■■■■■■■1
ABCDEFGH I J


こんな感じになります。
でも5人から好かれようとすれば

□□□□□□□□□□10
□□□□□□□□□□9
□□□□□□□□□□8
□□□□□□□□□□7
□□□□□□□□□□6
□□□□□□□□□□5
□□□□□□■■■■4
□□□□□■■■■■3
□□□□□■■■■■2
□□□□■■■■■■1
ABCDEFGH I J


あえてこの10人のうち2人から好きになってもらおうとすれば

□□□□□□□□□□10
□□□□□□□□□■9
□□□□□□□□■■8
□□□□□□□□■■7
□□□□□□□□■■6
□□□□□□□□■■5
□□□□□□□□■■4
□□□□□□□□■■3
□□□□□□□■■■2
□□□□□□■■■■1
ABCDEFGH I J


このように誰かに気に入ってもらおうとすればターゲットを絞り込む必要があります。
万人ウケを狙おうとするとどうしても無難に終わってしまう。好かれないことはありませんが、ファンには決してなりえない。

ちなみにこのブログもその視点で書いています。好き放題書いているのではっきり言って敵は多いと思うし、無難なことを書けばもっと多くの方に支持していただけるのかもしれません。ですが私は本気になれる人にしか興味がありません。

たった一人でもいい。私を頼って下さり、励ましながらも思いっきり濃い私のメッセージから逃げずに立ち向かってくる人にしか私は心からの応援ができません。その後の人生における価値基準が大きく決まってしまう会社に出会うための新卒就職活動。そこに力添えをさせていただくという覚悟をもち責任を担うために私はこのスタンスを守っています。(口が悪いのはブログだけですけどね。1対1でそんなことするのは儀礼を欠く行為でしかありません。)

就職活動もそうですよね。選考段階ごとにこの縦軸「好き度合い」の基準があがってくる。無難にどこの企業でも使えるようにしておくと当然狙える好き度合いは下がってしまう。

だから就活本をパクッたりいつまでも就職課を頼っていてはいけないのだ。
みなさんに必要なのはそんな上っ面ではない。





今日はこの辺で。










正攻法でぶっちぎる。

奇をてらわない真剣就活をしよう。

応援します。







真田 光平