和竿作りを生業にしているプロの竿師「竿貴」君。
故「江戸和竿師 四代目竿治」の「参乃治会」の仲間です。
彼から「手長エビを夜釣りでやりませんか」と誘いがあり、「勿論!行く」
彼は現在、28歳ではありますが、竿作りは高校生くらいから故四代目竿治親方の下で本格的に修行(研修)して、誰もが認める江戸和竿作りへの情熱と技術を持っています。
江戸和竿とは、簡単にご紹介すると・・・布袋竹、淡竹、矢竹等の竹を主材料として、長い年月天日にさらし、素材とします。
望まれる長さ、調子を出すために種類の違う竹を継いだり、同種竹を複数本使用して組み合わせる「切り組み」を行い、炭火で矯正と強度を与え、継の部分は「すげぐち」と「こみ」を丁寧に加工し、補強と美的な装飾のために「絹糸」と「漆」で仕上げる・・・。
伝統工芸です。工芸品であり実用品です。
彼の代表作といえる鮒竿。究極の材料を選び(素性の良い竹、なおかつ「節」を揃えてます)、節影塗り・・・すげ口の塗り。調子も抜群。
超がつく逸品です。
竿貴君の過去記事等を再びご紹介です。
http://ameblo.jp/san-noji/entry-11520977488.html
(竿貴君から情報公開についてご了承を頂いています。)
竿貴君の工房 〒183-0052
東京都府中市新町1-8-26-201
携帯電話 090-810-26817
「竿貴」
鴨 下 貴 仁
本物の江戸和竿を誂えてくれます。
最近は、以前から人気のタナゴ竿に加えて、鮒竿、中通し鯊竿も注文があるそうです。
注文や工房訪問を希望される方へのメッセージは
「大歓迎です、なお、作業中で対応できないこともあり、事前にご連絡ください。」
とのことです。
夜釣りは夜9時くらいから3時間ほどで二人で41匹。釣り場は多摩川某所。
初めての夜釣りでしたが、川辺で夜風が気持ち良く、昼の釣りより気持ちよく釣れました。
夜釣りの釣果・・・良い型が揃っています。