ラピュタがあるって、それ本当?
今日は海外でも使用できる携帯に機種変更しました。
これでいつ旅に出ても、日本の人と連絡が付きます。
それでいいんでしょうか?
僕に用事のある人には、連絡が付かないと困るでしょうから連絡が付くほうがいいでしょう。
しかしバックパッカーとしての旅は(少なくとも)僕の場合は、限られた時間で限られた資金の中で非日常を体験することにあると思います。
規模のでかいスゴロクか桃鉄をす実際にするようなものだと思っています。
その世界に日常(携帯)はいらなんじゃないでしょうか?
ただOTAKU精神だけは日本においていくことは出来ません。そんなわけで僕の旅はOTAKU視線です。
韓国やヨーロピアンの旅行者に聞かれたことがあります。
「日本の若者にアニメや漫画の話をしても、彼らは話したがらないんだ。なぜなんだ?」
「それは知らんからや。」と僕。
「日本ではオタクはネガティブなイメージがある言葉なんや。」
と言うと海外では、OTAKUはしゃれたカッコいいもので肯定的に受け止められるとのこと。
けれど日本でも一般的に肯定的に捉えるアニメがありますね。はい、それは宮崎アニメです。
ながい前フリでしたが、宮崎アニメのモデルの地はオタクをネガティブに捉えている旅行者といえども目指します。「風の谷のモデル」は「パキスタンのフンザ」。
ではラピュタは?
諸説あります。その中でもよく言われてきたのが、
シリアの十字軍の要塞クラック・デュ・シュバリエです。
「OTAKUとしては行かねば!」と思って僕も行ってみました。
城から眺め。何にも無い。
夕方になるとバスがなくなってしまって帰れなくなりました。
地球の歩き方には帰れると書いてあったぞ。
ヒッチハイクで帰りました。寒かった。
城です。
城の内部。
言われてみればそうだけれど、このつくりの建物はゴニョゴニョ。
ラピュタかどうかは、行った方の判断にお任せします。
個人的にはラピュタみたいだと思って楽しめたら、別にカンボジアでもオーストラリアでも各人が思えばいいじゃんと思います。「いや違う、ここはラピュタではない。」というのも野暮な話です。
ここに来た時思ったのは、「ラピュタのモデルの地に行った。」という付加価値は、その建物のもつ歴史と存在感の前には、どうでもよくなるということです。しかし非日常の世界にはどっぷりつかれました。
OTAKU視点とか言うて恥ずかしいですよ、まったくもって、いやホント。
この旅での発見は中東でも雪が降って積もるという事実です。ビックリしました。