HONDA リード90(50)のオイルポンプ交換の手順  | さむらいの独り言ブログ GSX750S&GSX1100S刃と私

HONDA リード90(50)のオイルポンプ交換の手順 

 

 

 

 

 

 

バイクネタですが、
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仕事で来たおっちゃんのリード90、、、

「白煙がすごくて、後ろの車に煙幕かけてるみたいで怖いねん」

はあ、、、間違いなくオイルポンプのシール不良ですね、

良く有ります。


「3~4万掛かりますよ」

う~んと行った顔です、まあ、原付二種にそこまでお金を掛けないでしょうと思いましたが、

おっちゃんは「これが気に入ってんねん、治してくれ」と、、、


あららら、素敵な方ですね、もったいない精神バリバリの60代なのでしょう。


では此方も本気で治させて頂きます、一応プロのプライドと大事に乗るという精神に賛同する

本職の人間ですから。




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オイルポンプの取り外しはかなり難易度が高いです、

これはなぜ日記に上げるかというと、

「プロの仕事をぼったクリだと勘違いしている素人さんにこの仕事内容を示唆したい」
という思惑が有ります。

良く「そんなんやったら自分でやれるやん」とか「もうちょっと安く、どうせ、、、、、」とかね。

結構腹が立つこともあるのです、

でも、此方の技量を安売りは致しませんし、これを見てチャレンジするという事はやめて、

腕の良い整備士にお金を払ってやってもらうという考えに変わって頂ければと思います。


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外装の段取りはここまでです。

外すというか「ずらす」

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セルモーターを外し、外へだす「準備」をします。

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オイルポンプのボルトは上から2本、下から1本あります、これが曲者です。

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そして、エンジンハンガーの部品を外します。

これで、オイルポンプを二分割するスペースが出来ます。

シャフトをこの中の空間で抜きます、これは難しいですよ。
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オイルポンプを抜いた後、
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セルモーターはスペースが出来て外へこんにちはです。

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新しいオイルポンプを入れ込みます

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ああ、キレイです。

ホースからエアが進入しにくいように付いているキャップはギリギリで外してください、
最終的に混合燃料を使いますがこの段階でもちょっと「余裕を持って、神経質に」行ってください。

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エンジンハンガーマウントを戻します、ボルトが長いので入れ込み方にコツが有ります、
それは自分で考えて、行ってください。

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混合燃料をセットします、
200ミリの内容で5:5で作り、良く混ぜます、勿論柔らかい「YAMAHA」オートルーブを使用します。
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元に戻すのは楽勝でしょう。ここまでこれた方なら。
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セルモーターのプラスマイナスを確認して、モーターの作動をチエックします。

そしてOKなら、完全に組み付けします。

 


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終了です。

これで1,2日あけてからエンジンを掛けても白煙は出ないでしょう。

これを見て「高い」と思う方は、挑戦してみてください。

きっと、「安い」と考えを改めると思います、

しかしながら、これで仕事が出来た方は、

きっと何をやっても成功するすばらしい「勘」を持ち合わせた人です。

ちなみに私は「1時間ジャスト」でこれを完了させました。

人によっては6時間という方も居ましたが、

是非、自己責任(笑)でタイムアタックしてみてください。

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