碓氷峠の頂上は群馬県と長野県の県境、ここに二つの神社がある

左側が長野県の熊野皇大神社で右側が群馬県の熊野神社である

江戸時代には諸大名をはじめ多くの人々が中山道を行き来し関東の西端に位置する

西方浄土・二世安楽・道中安全を叶える山岳聖地として権現信仰が最も盛んになった

碓氷峠の権現様は主のためには守り袖」と旅人に唄われ追分節の元唄音譜となって

熊野信仰が全国に伝わっていった・・・

 

  

木曽街道六十九次之内「軽井沢」  階段を上ると 左が熊野皇大神社で右が熊野神社

                                         時間 14:11

  

石の風車一対  熊野皇大神社の「シナノキ」  群馬県最古の吊鐘「古鐘14:15

 

  

碓氷嶺名所観光案内図      しげの屋ナイフとフォーク  ランチは「ざるそば」650円(内)14:35

                               コシがあり食感もよく美味しかったよ・・

 

熊野神社前で足の疲れをとるため休憩時間に簡単な昼餉(ランチ)をとる

しばらくして店の女店員からこの先15分くらい下った場所に「見晴台」があり

眺めがよく上毛三山(妙義・赤城・榛名)や南・中央・北アルプスも見え「景観が良いから

ぜひ寄っていったら・・グッド!」と勧められ寄り道あし

この場所に万葉歌集碑やノーベル文学賞を受賞したインドの詩聖・タゴール記念像がある

 

  

群馬・長野の県境の「見晴台目」  上毛三山やアルプスも    万葉集歌碑音譜

戦国時代は狼煙台ともいわれる     目見られる     時間15:00

 

  

軽井沢町観光案内図   旧中山道碓氷峠道跡(この雑木林を下っていくと軽井沢宿・・)

                        時間15:03

江戸時代の軽井沢宿

碓氷峠という東海道の箱根と並んで天下一の難所として聞こえた関所をひかえ、更に

北国街道の分岐点をもつ軽井沢高原には浅間根腰の三宿(軽井沢・沓掛・追分)が

形成され街道筋の中にあってその繁栄ぶりは今に語り継がれている

しかし、この宿場町を取り囲む農村地帯は高冷地のため、ごくわずかなアワやヒエ等の

雑穀物が主産という寒村で、しかも例年の如く襲う冷害や活火山の浅間の噴火による

災害に見舞われ、加えて宿場の助郷にかり出されるため農村いに携わる民の生活は

悲惨なものであった・・・この時代の軽井沢は旅人たちの落とす路銀で生活を支える

大きな収入源であつた・・かつての隆盛を極めた宿場も寂しくなって住民たちは四散し

高寒冷地の一村として衰退の一途をたどった・・・

(軽井沢観光協会公式HP・軽井沢を知る抜粋参照)

 

   

軽井沢町地形図      軽井沢観光マップ    静かな森を走る「赤バス」15:26

(赤線が歩行経路)    碓氷峠~ここまで(二手橋前近辺)3・3キロ

 

町内観光案内図を見て緩急ある遊歩道を下り・・・矢ケ崎川に架る二手橋迄、別荘地帯を

脇見しながら一気に下ります

途中の静かな森(別荘地帯)を走るボンネットの赤バスとすれ違った

万平ホテル・旧軽井沢を経由して旧中山道を上り碓氷峠頂上の近くの「見晴台」迄

走る季節限定の路線バスバスだそうです(片道500円・往復800円)・・・すれ違う時に

思わず手を振るパーしぐさに苦笑ですニコニコ

 

   

二手橋(ふたてばし)15:31  軽井沢ショー記念礼拝堂15:33     芭蕉句碑 15:35

 

二手川は旅人を送ってきた宿場の飯盛女おとめ座が別れを告げ二手(江戸寄り・京寄り)に

別れたことからの名がついたという・・・ショー記念礼拝堂を通り芭蕉句碑がある

馬をさえ ながむる雪の あした哉」と碑に刻まれている

(雪の降りしきる朝方、往来を眺めていると、多くの旅人がさまざまな風をして通ってゆく

人ばかりでない、駄馬などまで普段と違って面白い恰好で通っていくよの意)

 

  

軽井沢老舗旅館「つるや」 旧軽井沢(軽井沢宿)  旅籠の名残が観える「土屋写真店」

15:38                                   15:41

旧軽井沢商店街(軽井沢宿)に入る右側に、多くの著名な作家(島崎藤村・芥川龍之介・

堀辰雄等)の常宿として親しまれた老舗旅館「つるや」が見える・・

往時は「茶屋」であったという・・・旧軽井沢銀座メイン通りには「土屋写真展」その先左手に

観光会館・・・その周辺の脇道に入ると明治天皇が昼食をとった御昼行在所跡ある・・・

ここが軽井沢本陣(佐藤織衛)敷地内で、脇本陣は「江戸屋」さんといい・・同じくメイン通りに

戻り先の脇道・路地先奥に見えた・・観光会館の女性おとめ座受付の方に聞くところによると

この「江戸屋」さんに聞いてみたら・・とのことでしたが誰もいないようで・・タイムオーバー?

残念ながら詳しい軽井沢宿のお話を聞くことは出来ませんでしたしょぼん

 

  

軽井沢宿御昼行在所跡    脇本陣「江戸屋」16:05     軽井沢観光会館15:44

(旧軽井沢宿本陣

旧軽井沢の宿場町は今やショッピング街に風景も一変し往時を偲ばせるものは

残念ながらあまりなくなっている・・・桝形跡のロータリーに出て、重い足を軽井沢駅に

向けあし帰宅とした・・・(軽井沢発16:55 新幹線新幹線で35分 熊谷着17:30頃)

                          

次回は軽井沢桝形ロータリー旧中山道~沓掛・追分宿に向け歩きますあし

宜しくお願い申し上げ候。ニコニコ

  

旧軽ロータリー 16:10    直進が「軽井沢駅」16:32   新幹線で「熊谷着」17:30