2007タイ旅行記(9)予言と大雨とイタリアン | In Hamony Today サムイを夢見る日々

2007タイ旅行記(9)予言と大雨とイタリアン

サムイ五日目にして早くも最終日。

こんなに短いサムイ滞在は久しぶり。贅沢言うなって言われても、5日で帰る方がサムイでは少数派なんだからしゃーないですよ。しかもこんな日に限って快晴。ああ、帰るのがもったいない・・・せっかくなのでホテル周辺の写真をパシャリ。



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蛙の多い中庭の池。
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プールで楽しむ白人の親子。子供カワイーね。

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部屋から見える海。

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せめてもの救いは、飛行機の時間が遅いこと。夕食までサムイで楽しんでから帰ることが出来るフライトなのです。連れはそのまま乗り継ぎで帰国。僕はバンコクに滞在です。


ダメもとでチェックアウト後の滞在をフロントに交渉したところ、部屋は空いていないためレイトチェックアウトNGだが、シャワーは用意するとのこと。更衣室ではなく、スパの一室で着替えとシャワーをしていいという話でした。さすが高級ホテル、いろいろ親切に相談に乗ってくれました。ビーチフロントの高額ヴィラに泊まった上客だからかな~?


というわけで、チェックアウトは正午のまま。連れはそのままSPAを予約して夕方までのんびりと楽しむことにしたようです。僕はというと、当然「海」。


いつも海にいるソムタム屋は本日定休日らしく、誰も海辺にはいませんでした。やむなく春巻きとビールで簡単なランチ。高いけどうまい。。。

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ランチを食べながらスタッフと話していると、晴れ渡った空を見上げながら一言。

「ホン・ヂャ・トック(雨降るよ)」

ええ?こんな晴れてるのに。雲もないのに。

しかしサムイの達人(ウエイターですけど)の言うことに間違いはありませんでした。あっという間に雨、しかも大雨。強風でパラソルが倒れるため、すべて畳まれるくらいの状態。通常は雨でも負けずに外にいるファラン(白人)たちも、さすがにみんな避難しはじめました。

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よりによってこんな日にスコールとは。レストランの中にも雨が吹き込み始め、さながら緊急避難所の様相を呈しています。普段はオシャレなレストランで、水着にタオルを被った状態でホットコーヒーを注文。結局雨は夕方まで降り止まず、なんだか侘しいサムイ最終日となってしまいました。


気を取り直し、スパでシャワーと着替えを完了。立派なスパの一室で着替えとシャワーを使わせてもらい、瞬く間にリッチな気分を取り戻す自分。単純なもんだ。スパのスタッフは非常にフレンドリー。というか、どうも暇みたいで、こちらがカタコトのタイ語を話すと喜んで無駄話が始まるという感じ。ちょっと奥まっているし、刺激がないのでしょうかね。「日本にタイ語学校があるのーー??」なんてどうでもいいことで驚愕していましたが。


そしてフライト前の夕食は、今回の旅行でまだ食べていないイタリアン。

サムイはヨーロピアンが多いため、意外にもおいしいイタリアンが目白押しなのです。


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ボプットタウン、港が見えるイタリアン。

実はボプットに泊まったときには必ず通う店です。






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フライトまで時間がないのでシーフードサラダ、ラザニア、ペスカトーレにハウスワインという組み合わせで速攻オーダー。1150B(4000円強)。海産物とミート、トマトソースがおいしい。ホントにおいしいんです。繊細さはないのですが、南イタリアっぽい感じですかね?ナポリで食べたイタリアンを思い起こさせるような味です。



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ちょうどその頃、サムイ空港では、夕方までの大雨の影響で大混乱が起こっていたようです。便のキャンセルがいくつかあったようで、我々が到着したころには振り替えで空港は大行列。前に並んでいるメキシコ人?が色々ごねており、仕事の遅いタイ人スタッフが処理しきれずに30分以上列は動かず・・・これは下手すると乗り継ぎヤバイかも。と考え始めたところ、カウンターに日本人女性スタッフが登場。テキパキと我々の便の振り替え、荷物、トランジットの手配などを済ませてくれるではないですか。こういう緊急時になると、日本人の事務能力の高さって本当に頼りになるもんですね。特に今回、eチケットは一枚で一人はトランジットで国際線、一人はバンコク降機という組み合わせだっただけに、パニくってるタイ人スタッフが間違えずに処理できたか少々疑問(笑)。


で、結局時間はPG176 19:15 → 20:10の出発に変更となりました。

トランジットと降機の区別は、単純に渡されるステッカーの色で区別されるようですね。赤は国際線、黄色は国内線。出国スタンプの列でチェックされます。


ここから先は一人旅。本当はもうちょっとサムイに居たかったのですが、贅沢は言えませんね。

(バンコク編に続きます)