脳脊髄液減少症 | 猪名川町のサム鍼灸(アリッサム)ブログ

脳脊髄液減少症

『脳脊髄液減少症』


 脳脊髄液減少症とは何らかの理由で脳脊髄液が減少し、頭痛など様々な全身症状が現れる疾患です。特有の症状として「起立性頭痛」がありますが、必ずしも全ての患者に現れるとは限りません。全身症状についても個人差が激しく、脳脊髄液減少症との因果関係が確証されていないものが数多くあります。脳脊髄液減少症には治療方法があるため基本的には治る病とされていますが、現時点では研究段階にあり、未だに不明な部分が多いというのが現代医学界の認識のようです。
 脳脊髄液減少症は大きく2つのタイプに分けられます。一つは髄液の漏出がなく、脱水等で髄液の生成が低下し、髄液量が少なくなるタイプ。もう一つは髄液を包む硬膜に傷が入り、髄液が漏出することで減少するタイプです。平成23年発表の厚生労働省の研究班の診断基準によると、髄液が漏出するタイプは「低髄液圧症」と「髄液漏出症」に分けられます。
 基本的には保存療法がおこなわれます。それで効果がない場合には「ブラッドパッチ治療」といわれる、漏出している箇所を埋める治療をおこなうようです。

 当院では鍼灸治療による全身調整とインディバによる組織修復により治癒に向かわせます。
 
 お悩みの方は是非ご相談ください。