森の隠れ家Note

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田舎暮し20年...都会の良さも愛しつつ、森に囲まれた隣家が一軒も見えない隠れ家彩雲荘からのんびり生活を発信します。

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スミマセン、以下、記録としてベタベタ写真を貼ってしまい長くなっています。





去年は記録的なドカ雪が2月にあって冬が長く続き、やっと訪れた春は駆け足で走り抜けてしまった...という感じでしたが今年はと言いますと.....





4月の8日に5ミリの積雪があったものの、3月中にスタッドレスタイヤはノーマルに履き替え、それで不都合は感じないままでした。これは我が家ではとても珍しいことです。




あ、この写真はウチとは関係ありません。ちょっと通りかかりに気に入った場所です。

梅は普通に咲きましたがモクレンはやや早く、桜は異常に早く咲いてすぐに散り、追いつくようにモモが開花したかと思うとすぐに満開でまだ4月のうちに散り始めています。





アルプスの雪は4月の半ばから凄い早さで後退しています。

去年は7月の頭まで白いものが見えたのですが今年は早く消えてしまいそうです。





この写真は西の谷から山越えする雲の様子です。谷はもうすっかり春ですがアルプスの上は雪、というところ。





6日に今年初めての焚き火を畑でしました。灰は土壌改良と肥料の成分があるのでとても大切です。他にもワラビの灰汁抜きとかジャガイモの植え付けの時などに重宝するのです。





入り陽の頃の桜とアルプス。





そして19日にまだこれから咲こうという紅枝垂桜の古木。

伊那谷は南北に伸びているので少し北上すると過去にタイムワープです。




今年の四月は雨ばかりでとにかく日照が少なくて散々でした。農家は深刻な被害を受けたことでしょう。特に果樹農家...梨など大変だと思います。





駒ヶ根の隠れスポット。ほんの100m離れたところにはカメラマンがわんさか。雪解け水の水路と水仙にアルプス。





同じく駒ケ根市。雨の桜ばかりでした。



そして下旬になって漸く晴れ間が戻ったと思ったら、また一気に暖かくなって花桃が満開です。





朝の通勤路が花桃の並木でいっぱいなのです。







今朝、遅ればせながらジャガイモの植え付けをしました。
この写真はこの前の日曜に(落葉で作った)腐葉土を入れたところ。





畑の脇にはドウダンとグミの花が。





そろそろ終わりの花桃が色濃く咲いていました。


敷地の下にある山桜が見事に咲いていたのも同じ日の日曜でした。
今年の春も駆け抜ける春でしたよ。今やもう野山は新緑の若緑になっています。





この下も畑地なので広げたいなあと思っているのですが、でもこの下で花見をね。
自宅に花見の出来る広場があるのはかなり贅沢だと、カミさんと二人で悦に入っているのでした。






伊那谷では主に雪は西から降ります。


これでクスッと笑った人はちょっと物知りさんかな。
(「スペインでは雨は主に平野に降る」.....をもじった洒落です。どーでもいいけど)


で、西の木曽谷を越えて雪雲がやって来るとこんな感じです。

この白い雲の中、アルプスの上には雪が降っているわけですね。





この時期、南信州とは言え多くの地方よりも寒くて悔しいので雪見露天風呂に入った時の写真なんか張ります。

それも酒宴の終わった夜明けにサッパリと。

くっはー、たまらんとです。






陽が長くなって来たのはとても嬉しいのですが、まだまだ寒さが緩むというところまでは行かず...まだ二月ですからねえ...せめて今の時期しか観られない幸運の星カノープスでも観ようかななんて。







きれいだけれど、寒々とした景色とも言えますよね。


光の量だけは増えたまだ浅い春、光の春です。


M78星雲の春ではありません。...これまたネタがエラく新鮮でスミマセン。







人の眼は手前と奥行きのある空間に「広さ」を感じるので、360度、山もなーんもないような南米の真っ平らなパンパスに育った人は初めて小さな丘に登った時、自分の住んでいる土地の宏大さに圧倒されるそうです。

そこで初めて広さを感じるんでしょうね。



ハドソンという人の書いた「ラ・プラタの博物学者」という本に出て来ました確か。





こういう伊那谷、私はなかなか気に入っているのです。




ラ・プラタの博物学者 (岩波文庫 赤 241-3)/ハドソン


うわっ、懐かしいなあこの本。高校生の頃読んだかなー。




一年で最も寒いのが今頃です。

でも晩秋から「寒い寒い」と嘆きの声を上げつつも、徐々に寒さに体が順応して来て、今の時期の極寒になんとか耐えられるのですね。

もしこれがいきなり来たらとてもとても。





しばらくぶりに写真をアップします。





モルゲンロートの中央アルプスです。左端には沈み行く月読様。


いつもなら軽く雪が降ってそれが溶けて正月を迎えるのですが今季は12月からとっても寒くて辛かったです。


去年はバレンタインデーにとんでもないドカ雪で、仕事は休まざるを得ないわ集落孤立になるわで大変でした。

今年はどうかなあ。



何度も書きますが長野県でも南信州は温かく雪の少ないフルーツいっぱいの住み易い地方なのですよ。






日曜の午後、水路の周りを点検に行き、そのまま「ワラビ平」と勝手に呼んでいる裏の丘に登りました。


太陽が気持良く、世界は美しくて澄んだ空気が気持いい。


でも、16時半で既に氷点下でした。





判りにくいかもしれませんが南天に氷のオブジェが出来ていました。


それでも梅の蕾は膨らみ始めていて、ああまたしても春が来るのだなあと当たり前に一年が動いて行くことにちょっと感動します。


アレキサンダー大王は「自分が死んだ後の世界なんかどうなったっていいや」と言ったそうですが、私はそんな風には思わないなあ。

やっぱりまた春が来て花が咲いて夏が来て季節とともに命の循環が活き活きと動いて、人々や生き物たちが命の唄を歌ってほしいです。


いや、ワタクシまだ世を去る予定は全然ないのですが(笑)






クマタカかな、大型の鷹が長い間我が家の上空を舞って行きました。


なんだか縁起が良いような。