いやはやホントに最後まで書けるか不安でしたが、なんとかここまできました。ただ若干後半雑になってきていますが、なにとぞご了承ください。
5日目の朝は朝市からスタートです。
なんともカラフルでオシャレな朝市ですよ。
日曜の朝でしたが結構賑わっています。ちなみにパリジャンやパリジェンヌは週末はもの凄く朝遅くに起きるようです。
ホワイトアスパラがなんとも瑞々しい。美味しいんですよね。
そしてキッシュなんかも売っています。そのほかにはお肉屋さんもありましたし、お花屋さんも。とにかく生活用品や食品はほとんど揃っていました。そして安いハズ。
そしてバスで移動してサン・ジェルマン・デ・プレにある『奇跡のメダイ教会』(Chapelle Notre Dame de la Medaille Miraculeuse)へ行きました。
白く美しいチャペルは1815～1930年にかけて完成されました。教会は老舗デパート、ボンマルシェの食品館のすぐ隣に位置し、観光客はもとより、信仰心の厚い人々で毎日にぎわっています。
この聖堂の存在が世界中に知られているのが、「不思議のメダイ（奇跡のメダル、メダイユ）」 。
1830年、修道女カタリナの前にマリア様が姿を現し、「心を込めてメダルを作り人々に恩恵を授けなさい」というお告げを残していきました。しかし、実際にメダルが作られたのはその2年後、コレラがパリを襲い2万人以上の死者が出るという不幸が訪れた時でした。
2000個のメダルが配られると、不思議なことにコレラは急速に鎮まったと言われています。以来、「奇跡、不思議のメダイ」と呼ばれ、世界中の人々がこのメダルを求め教会に足を運んでいます。
もちろんメダイを購入しました。
それからまたバスに乗り郊外へ。本日にメインである『ヴェルサイユ宮殿』(Château de Versailles)へ行きます。
少し天気が悪くなりましたが、それでも存在感のある格子門。それをくぐると・・・。
またまたゴールドです、たくさんの観光客であふれています。チケット用意して頂いている間に裏庭へ。
旅行会社のパンフとかにもよく載っている庭園です。なんと約2kmも続いているそうですよ。
そして中に入ると想像以上の世界が待っていました。
なんですか、この豪華さは・・・。
ヴェルサイユ宮殿は、17世紀のフランスで絶対的な権力を誇った国王ルイ14世が、父親の建てた小さな館を改築。当時一流と呼ばれた建築家や画家も参加した宮殿は、1661年から約50年をかけ建設されました。
1682年から国王一族が暮らし王政の中核に。以降100年間きらびやかな宮廷文化の舞台となりました。
またこの宮殿で有名な人物としてマリー・アントワネットがいます。
さあここからは世界史が得意な人はお得です。
壁画の数々。
有名な『鏡の回廊』
壁にはこんなレリーフも。モーツァルトも演奏したことがあるそうです。
シャンデリアも立派で、もちろん当時の本物だそうです。
そしてこれも有名な『ナポレオン１世の戴冠式』です。
とにかく世界史で習ったり見た事がある絵画や部屋が、これでもかというくらいありゴージャスでそれでいてどことなく寂しい感じを受けたヴェルサイユ宮殿でした。
さあ名残惜しいですが、これでベルギー・フランスの旅も終了です。
帰りはシャルル・ド・ゴール空港から乗ってきたトルコ航空で一度イスタンブールへ。トランジットして関空に到着します。
初めてのヨーロッパでしかもあこがれのフランス。ベルギーはあまり予習せずに行きましたが、予想以上に食べ物も美味しいし歴史深い国でとても気に入りました。あこがれのフランス・パリは感動と興奮と、それなのにすごくとけ込めた感じがあり、自分の中ですごくマッチするものがありました。
やっぱり旅は良いですな。今度はどこにいこうか。
