ワイドナショー


たまに、観たい番組が他の番組でつぶれる。これくらいくやしいことはない。
日曜日・14日の松本仁志の「ワイドナショー」をテレビ予約しようと思ったら、
オリンピック放送の為に、今回は放送はないことを知る。とてもがっくりときた。
ぼくはオリンピックではなくて、ワイドナショーがみたかったのだ。


ぼくはワイドナショーでの、松本仁志のコメントするときの顔の微妙な変化を

見るのがすきだ。彼はかなりの人見知りと自意識過剰と思われる。彼ほど

テレビに出まくって有名であるにもかかわらず、その緊張度合は不思議にな

るほどだ。

でも、今までいろんな有名人がコメンテーターとして出たが、松本仁志のコメント
が一番面白い。何度も大笑いしたものだ。


そのワイドナショーでもう一人、発見したのが指原莉乃(さしはら りの)の面白
さだ。彼女はアイドルであるにも関わらず、その発言は実に自分に正直な発言

だ。一度、松本仁志がトイレを出ても手を洗わないという発言をしたら、見てい

るこちらが心配になるくらい思いっきり松本を嫌がっていた。彼女は自分をよく

知っていて、さらに周りを気にしていない面白さがある。彼女の存在そのもの

が何か癖になる面白さをもっている。毎回、出てほしいくらいだ。


ところで、先週のワイドナショーで取り上げた事件は、記録的な連続殺人となっ
た神奈川県の障害者施設での事件。同施設の元職員である植松聖容疑者は、

在職中から「障害者を安楽死させるべきだ」と発言し、以前には「ヒトラーの

思想が下りてきた」などと話していたという。


その内容を受けて、松本仁志は「ヒトラーはヒーローじゃないし」とヒトラーを
崇拝する容疑者の思想を完全否定した。また、「ちょっと前にもヒトラーを扱っ
たコメディ映画があったんですけど、僕、あんまり好きじゃないんですよ。ヒト
ラーってそういう対象じゃないから、面白くないから」とヒトラーを扱った題材
に嫌悪感を示したという。


松本仁志が言った「ちょっと前にあったという”ヒトラーを扱ったコメディ映画”」
とは何かが気になった。調べてわかったのが、「帰ってきたヒトラー」という
映画。この映画は2016年の6月に劇場公開されている。


ヒトラーが現代によみがえり、モノマネ芸人として大スターになるというティムー
ル・ヴェルメシュのドイツ・ベストセラー小説を実写化したコメディードラマと
のこと。


ナチス・ドイツを率いて世界をふるえあがらせた独裁者アドルフ・ヒトラーが、
現代によみがえる。ものまね芸人かコスプレ男だと人々に勘違いされる中、

クビになった局への復帰をもくろむテレビマンにスカウトされてテレビに出演

する。


彼はTVでTVやマスコミの低俗さを糾弾し、あっと言う間にYouTubeやFacebook

を使いこなして政治的な宣伝に利用。
気迫に満ちた演説を繰り出す彼を、視聴者はヒトラー芸人としてもてはやす。
戦争を体験した一人の老女が本物のヒトラーだと気付くが……。


あらすじを読むと、なかなか面白そうではないか。また、映画自体の評判もよく
て6月中旬に日本公開すると、満席になる映画館が相次いだ。当初全国16だっ

た上映館は、ピークの7月中旬には42館に拡大したという。


主演オリヴァー・マスッチがヒトラーの扮装(ふんそう)のまま街に出て、一般
人と語るドキュメンタリー映像が随所に挿入される。人々のドキリとする本音が
映画にスリルを加えたとのこと。


はたしてこの映画、松本仁志は観たうえで『僕、あんまり好きじゃないんですよ。
ヒトラーってそういう対象じゃないから』と、答えたのか?
そこを聞いてみたいものだ。


参照:松本人志 【相模原大量殺人事件】植松容疑者の思想を真っ向否定「ヒトラーはヒーローじゃない」
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