雨の日が続くと、思い出す映画があって、その映画とは1982年公開の映画
「ブレードランナー」。
映画の場面では、たえず雨が降っていて、その雨の中を歩く人々は中棒が
光る傘をさしている。そのスラム街のような街に降り続ける雨とＳＦ的な未来観
と、謎の美女と、それらが融合した独特な世界の気分を思い起こさせてくれる。
最近のニュースでは、『ブレードランナー』のレプリカント（アンドロイド）レーチェ
ル役で知られるショーン・ヤングが、リドリー・スコット監督が企画している同作
の続編の製作陣と話をしていたことがわかった。
でも、ぼくのかってな願いで言うと、あまり続編に出てほしくない。
やはり、約30年前に抜群に美しかったイメージをそのままにしてほしいような････。
ところで、もう一つサイトで見つけたニュースがあって、『「ブレードランナー」に
射殺された恋人は人気モデル トヨタＣＭにも出演』とのタイトル。
ぼくは、「映画のストリーの中で、ブレードランナーに射殺されたのは、誰だっ
け？」などと的はずれな事を考えてしまっていた。
実はここで言うブレードランナーとは、昨年夏のロンドン五輪・パラリンピック
で活躍した世界に知られる南アの英雄、オスカー・ピストリウス氏（２６）の事。
ヨハネスブルクで恋人とのツーショットを披露したピストリウス氏（右）とリーバさん
彼は両足義足のスプリンターで、アイスランドの義肢メーカーオズールが
作った、まるで刃（Blade）のように薄い炭素繊維製の義肢を使用しているため、
"ブレードランナー"（Blade Runner）の異名を持つ。
両足切断者クラスの100m、200m、400mの世界記録保持者。
南アフリカの警察当局は１４日、同国の首都プレトリア東部にある自宅で恋人
のリーバ・スティンカンプさん（２９）を殺害した容疑でオスカー・ピストリウスを
逮捕した。
被害者のリーバ・スティンカンプさんは、ケープタウン生まれの２９歳。法科大学
院を卒業している才女。
大手化粧品会社エイボンに起用されたのをはじめとして、英国の人気男性誌
「ＦＨＭ」などでも活躍。南アではトヨタ自動車や多くのファッションブランドのＣＭ
に起用され、テレビ番組にも多数出演していた。
彼女はピストリウス選手の自宅で、頭や腕など４か所を撃たれた。一部メディア
は、近隣住民の話として、「事件直前に口論が聞こえた」と報じ、両者のいさかい
が事件に発展した可能性を示唆したとの事。
参照：「ブレードランナー」に射殺された恋人は人気モデル トヨタＣＭにも出演
