小学校で2時半に引き渡し訓練というのがあるのだ。
小学校入学するまで小学校のシステムや行事に無頓着だった私は、親が学校へ出向く『訓練』と名がつくところから
バケツリレーみたいなことをやらされるのかと思っていた。
私の妄想では…
「バケツ=子ども」で先生が教室からものすごい速さでどんどん子どもを放出。廊下で並ぶお母さんたちは子どもたちを次の人へパス!自分の子が放り出されたら運動場まで子の手を引いて逃げる
とまあ、物凄い訓練を妄想していた。
ところが昨年(1年生)、指定時間に教室へ行くと、
教室で着席している子どもたち。
しかも私は妄想で気合いが入りすぎて一番乗りだった。1番に廊下に登場したので息子は大喜び!
出席簿を持った担任の先生に「もう来ていただけたんですね!」とこっぱずかしい早すぎ登場なのに労ってもらった。
「さようなら!」と息子は先生に挨拶をして、他のクラスメートに「バイバーイ」と言われ、フツーに教室から出てきた。
そして2年生になり、この日が来た。
教室へ行くと3番目だった。(いい感じ!)
今年の担任の先生は名簿をチェックしながら「あ、○○さんのお母さん!」と言いながら続けた。
「○○さん(息子の名)は今日給食をあまり食べないので「どうしたの?」と聞いたんですが、「何にもない」と言って何だか元気がないんです」
「え!?元気に送り出したんですが…。給食のメニューが苦手だったのかなー?」
「今日は、キャベツとササミフライと…」
「じゃあ嫌いではないと思うんですが…」
「ちょっとおウチで様子見てください」
とショート懇談会みたいになった。
バケツどころではない