最近電車に乗る機会が多い。
その中で感じる事、
「電車の中、ネットの世界で生きている人が多い」
ネットは素晴らしい。
世界中の知識が集約され、情報はそこで手に入る。
SNSの普及により、直接会わずともまるで会ったかのように
手軽に身近な人の近況がわかるようになった。
テレビで長々とニュースを見て、情報収集するのではなく
短時間でコンパクトに欲しい情報を入手できるようになった。
ネットとゲームを絡めたオンラインゲームも魅力的だ。
しかし、このような便利なネットに
支配されているんじゃないかと思う時がある。
それが電車の中である。
少し前にはLINEポップというゲームが流行り、
若者を中心に夢中になっていた。
電車の中で若い人がやることといえば
携帯ゲーム、メール、特にSNSであろう。
技術の進歩が人類の進歩ではないと考えている。
いくら技術が進歩しても使い方を学ばなければ
技術に使われるかもしれない。
言い換えればネットに支配されるかもしれない。
ネットは「リアルを充実させるため」にあるのであって
「ネットを充実させるため」にリアルがあるのではない。
このブログもネットである。
たくさんの方が見てくれているかもしれない。
それだけで、ネットの恩恵を受けている。
一昔前までは信じられないことであろう。
しかし、その分リアルの場でも伝えていかなければならない。
我々が生きているのはリアルなのだから。
なにより、五感があるのだから。
ネットで五感を使う事はできない。
「ネットとリアル」
要は、そのバランスが肝心なのだと感じる。
haroni