ネクロフォビア
2017年初の外岩。
最近はモチベーションが下がってずっとジムダラーでおかりんぴっくとかに奮闘しておりました。
めずらしく暖かい日が休みで御岳に行ってみた。
もちろん、因縁のネクロフォビアをやりに。
早く触りたくて直行で御岳洞窟へ。すでに先客がいたのでゆっくりとアップをこなす。
後半パートから触る。あいかわらず五手目が取れる気がしない。
三手目も全然届いてはいるが足がきれてぼてぼて落ちてしまう。
また今日も登れないのかー、と思いつつ早くも3月のいける日とかを考え始めてしまう。
先客がネクロフォビアを登りきりいいものをみせてもらう。僕が余りにも登れないのかアドバイスをいただく。
三手目とりのとき、左手ピンチで正対気味で出すのではなく、サイドプルで左足もちょっとジャム気味で飛び上がるのではなく両足でしっかりと立ち上がる感じとのこと。
今日は三手目の練習をたくさんしようと決め、そのアドバイスを忘れないうちにトライ。
するとまだまだとれないけど左手がしっかり効かせられ、ふわっと出せるようになってきた。
先客と入れ替わり次はタナトフォビアの人が参戦。
2トライ目で見事完登。つよい、、強すぎる。
早々に次は北海道から遠征にきた2人組みと入れ替わる。
僕はとりあえず大レストを繰り返し、トライ。
かなり集中して心臓も落ち着いている状態でスタートへ。
一手目、二手目とスムーズにこなし、三手目。足が切れずに残った。
ここからはむちゃくちゃ集中して四手目、よし、持ててるぞ。
五手目、一度しかできてないけどその時はできる気しかなかった。
右手がずれるが声をだして耐える。6手目ガバ、よし取れた。ここからは凡ミスしないように確実に足を拾いこなしていく、そしてマントル成功!!やった!やったぞー!!!
本当はトップアウトしたくなかったのだが興奮してたのか上へ上へと進む、もろい岩を祈りながら握り無事トップアウト。
暖かい風に吹かれながら岩の上でやった、やったといいながら目が潤む。
欠けてやさしくなったとはいえ初めての三段。外の強傾斜は苦手なだけあってかなりの自信をつけることができた。
8日間もかかったけどあきらめなくてよかった。しばらくたそがれながら残った時間を鵜へ移動する。
やっぱりコッチ側は暑くて上裸でやってもトライできないくらい暑い。
まだ3時くらいだったがセブンにいき、ビールを呑む。
いやー、よかったよかった。現金なやつだが御岳おもしろい!笑
暑くなる前に御岳は次は鵜SDと魅惑の丸こんにゃくをやろうかな。
ネクロフォビア三段 ○
保持力だけじゃないんだな、足の重要性、タイミングなど勉強になった。
鵜SD 初段 ×
よれてちゃまったくできる気がしない。左手ボロボロ。
https://www.youtube.com/watch?v=H1w_v__bI80
2017目標 2016総括
明けましておめでとうございます。
あれよあれよと2016年はブログを書かずに終わってしまいました。
2016年は結婚式などがあり、上半期はほとんど外岩にいっておらず、ほぼジムダラーになっておりました。
2016年の目標は3段1本という漠然とした目標しかたててなかったので、それがダラダラとしたクライミングをしてたのかなぁと反省。
2016年成果
二段
・忘却の河 小川山
・ウラヌス 天王岩
・犬小屋 小川山
初段
・ファットブロッカー 御岳
・タッキートラバース 下仁田
・道化師 下仁田
・ギガント 小川山
・虹の入り江 小川山
・ラブリートラバース 小川山
リード
・モスグレイハンド 11d 河又
・アリゲーター 11a 河又
といった具合でした。2015年の宿題の忘却の河は登れたものの、他に課題に執着せず、あまり燃えるようなクライミングができなかった。
2016年できなかったもの
・ネクロフォビア 三段
思い出したかのように11月ぐらいから取り組み始める。一番苦手な超強傾斜で虫、蟹と共に御岳で登りたい課題。ただ、忍者岩の混雑にはなじめないもので一人寂しく御岳洞窟に通っていた。初めはポジティブホールドばかりでいけると思っていたのだが、3手目、5手目が一回だけ止まったっきりあれよあれよとDAY7。結局登れなかった。2017年は春になる前に登って気持ちのいい年にしたいものだ。
・the two monks 二段
結構得意系なんだと思ってて秋に触る。1便目からリップ、手に足までいき、かなり手ごたえは感じていたのだが持ち前のスタミナのなさでそれが最高到達点。あまり寝かしたくないので次こそは、、、
・阿修羅 初段
いつも人多いので避けてきたのだが取り組んでみた。これも結構好きなバランス系でリップポッケまでは行っただがそこからバランスが分からず。。またやってみよう。
・ディレッティッシマドラゴン 5.11d
THEフェイスなライン。トップロープで触らせてもらっただけだが、むずかしい!なんか本当に基本的なクライミングをしっかりと、って感じ。
・イクイノシシ 5.11d
これも触らせてもらった。リードでしっかりと登っときたい。次いつ行くのかなー。。次は遭難しないように気をつけます。
といった感じ。全体的に外岩自体そんなにいけてないので少ないチャンスを楽しむためにしっかりとトレーニングしていかなければ。
2017年目標課題
・ネクロフォビア
・大いなる河の流れ
・the two monks
・インドラ
・阿修羅
・スチャダラ
・電池切れ
・トラッドリードデビュー
・豊田とか遠征したいなー
・夏のコンペ一番上のクラスで上位20%に入りたい
ちょっと欲張りすぎてるけどカッコいい二段を登れるようになりたい!!!
酒ばっか飲んでないでしっかりトレーニングしなさい自分!!
しっかりと毎月ごとに目標とテーマを持ってだらだらしないようにしよう。
ではまた2017年も皆様健康で楽しく過ごしてまいりましょう。
小川山ソロキャンプ3日間
岩か山か迷ったがそういえば小川山って数回しか行ってないな~と思い小川山に3日間キャンプすることに。
仲間がだれも休みが取れず、一人でいくことに。
車の免許は最近とれたがさすがに怖いので電車とバスと徒歩で廻り目平に向かう。
10月7日。一日目
始発で信濃川上駅に向かう。5時間電車に揺られ10時40分到着。
そこからバスを40分ほど乗り川端下という終点で降りる。
そこから一時間ほど歩く、歩く。
クラッシュパッドにテント、シェラフ、火器プラスクライミング道具が入っているのでなかなか重い。
ヘルニアになって以来重いものをあまり持っていないのでびくびくしながら坂道を歩く。
12時30分。キャンプ場に到着。平日の昼間とあってか人が全然いなかった。
さっくりと受付を済ませ、テントを張る。
夜はビールを飲む気満々なので自販機とトイレの近くに幕営。
今回の目的は忘却の河二段。
一度も触ってなくてボルダリングをやり始めた頃から大いなる河の流れと共に憧れだった課題。
今日はとりあえずどういうムーブにするかとマントルの練習をすることに。
凛としている石楠花エリアを散策しながら忘却岩に到着。3人ほどいた。やはり人気岩なんだな~。
その方たちは京都から遠征できていて、もうムーブも固まっていつ登ってもいい状態。
マットがあるうちにマントルの練習。リンク部分からはガバばっかりなのでリップのあまり何も無いところで重心移動して左足に乗り込む。
何回かは落ちたものの気持ちいい乗り込みでトップアウト。つなげてくるとよろけてはがれるんだろうな~。
そして下部の練習。ツヨツヨ京都クライマーはほぼキャンパでマッチ部分をクリアしてたがそんなフィジカルが私にはありません。
スタートはトウでやろうと思っていたがヘルニアの後遺症で右つま先の感覚麻痺でトウに力が入らないのでヒールに変更。マッチ部分もなるべく手数を減らしたいので1手、2手とったら両手の間にヒールをかける。
とてつもなくへんちくりんなムーブで3年前憧れてたムーブではないものの止むを得ない。体も硬いし。
そして次のマッチ部分。色々迷ったが左手は水平、右手はデッドで斜めにさすことにした。
ただやっぱり繋げてくるとリンク部分でよれて手が出せなくなってしまう。
ツヨツヨさんたちはなかなか繋げられず他の岩場に。
他のパーティーが忘却の果てをやっていたので気分転換に混ぜてもらう。
前やったときはなかなか体勢がわからなかったが、今回は2トライ目にしてリップをはたき、そのままアドリブでトップアウト。
今までの経験が無駄にはなってなかったんだな~と実感。気持ちよいひと時だ。
3時間ほど岩場にいて、あと2日もあるので指皮温存のため早めに撤収。
さっそくビールを飲み、たそがれていたが寒くなってしまい山荘に風呂があったのを思い出し入浴。
貸切状態ですごく温まってよかった。
夜は持ってきた小説を読みながら焚き火とビールでいい気分に。しかし話相手がいないと寂しいもんだ。
気持ちよく寝れると思っていたが寒すぎて思わず夜中お湯を飲む。
浅い眠りで一日目終了。。。。
二日目
ん~、寝れなかった。。。
コーヒーと棒ラーメンとトマトスープを飲み、7,8時にさっそく忘却岩に向かう。
先客は誰もいなく、一人で岩を眺める。好きな時間だ。
軽くガバにぶら下がり、マントルの練習。
マット一枚なのでびびりながらもトップアウト。うん、いい感じ。
臨戦態勢に入り、少し鼓動が早くなる。めずらしく上裸になり、気合の1トライ目。
ムーブも安定。マッチ部分でよれも感じない。
リンク部分もこなし、ガバに突入。
レストレスト。
ん、、手が痺れてきたぞ。
岩はそんなに冷たくないのに。ビリビリしてきた。やばい、やばい、
何回かシェイクしたものの痺れがとれず、もう行ってしまえ!
マントル部分に突入。手の感覚がない。リップを押さえ込むも体勢が崩れてしまいあえなくフォール。。
くそ~~、、、逃してしまった~。しかしなんなんだこの痺れは。
初めての経験でちょっと怖くなってしまった。
その後も痺れが取れず、どんどん高度も下がる一方。そしてよれてきた。。
何度も気合を入れなおしてトライはするも身体がついていかず、終了。
ターゲットを変える事に。
奥の瞳二段を触るもハードマントルすぎるし、なんせ地味すぎるので燃えずに裏面の飛沫二段へ移動。
近くにいた御頭初段をやっている群馬のクライマーも誘い二人でセッション。
素晴らしいほどの何もない具合で足もヘンなのしかなく、二人で奮闘するもなかなか進まず。
だが、ちょっとずつ慣れてきたのか重心がしっかりして足にも乗れて手も押さえられるようになってきた。
ただ、マントルの足上げが何度やっても上がらず、苦労していた。
途方にくれていたが、仲間のセンさんが前に登っていたよな~と思い、ブログで少しヒントを探すことに。
するとマントルでカチ持ちをして、、とのことが書いてあった。
え?カチ持ち?
ちょっと試してみよう。
甘いトラバースをこなし、両手ともカチ持ちすると肘が曲げられ、足も上がった!
そのままマントルを返し完登!!
なるほど、オープン持ちしてたら肘が曲げれないのか。
すごくためになった課題だった。
初めて1DAY二段できたが、半分はセンさんのおかげだっただろう。。あんざす!
その後はもう一度忘却の河をやってみるがダメダメ。
エリアを移動することに。
ミダラをさわり痛い痛いして、太鼓判をさわりよくわかんなくなったりして終了。
まわりの乾燥している木の皮をかき集めながら下山。
さっそく入浴して、ビール焚き火タイム。
さすがに二日目ともなると焚き火がうまくなり、皮や小枝を燃やし、うまく太い木に着火できて長いこと焚き火ができた。
ベロベロになり、就寝。
言うまでもないがまたもや寒すぎて夜中お湯とスープを飲む。
3日目
ヨレヨレバッキバキ。
さすがに忘却はもう出来ないと思い行ったことのないエリアに行くことに。
犬岩へ向かい、虹の入り江の高さにびっくりし、不可能スラブの高さにやる気をなくしたので低い犬小屋二段をやることに。
しかし、もうヨレヨレなのか強傾斜弱すぎなのかまったく一手目も触れず敗退。とりあえずYMルーフ3級だけゼーハーいいながら登った。
その後、涙涙1級で腰をやられ敗退。隣のホワイトティヤーズ4級をやり、適当に周りの簡単な課題を登り、早くも撤収。
11時にはキャンプ場でビールとお菓子を食べ、下山。
1時間ほどまた歩き、12時すぎのバスに乗り帰路につく。
帰りは疲れすぎてるのか一睡もできず、今まで登った課題を書き出してみる。
初段は23本登れていた。50本ぐらい登れるようになるころにはまた引き出しが増えていろんな課題ができるんだろうな。
とにかく苦手な強傾斜とか一手ものの克服だろうな。
そんなこんなで家に7時ごろ到着。
長かった~。
・忘却の果て 初段 ○
マントル処理がいい感じにできた。成長を感じれた。
・忘却の河 二段 ×
一個一個は難しくないのだが、、、、次回に期待。
・奥の瞳 二段 ×
ヒールのかけ具合なのかな、低いのにヒール抜けて顔面強打のイメージしかわかなかった。
・飛沫 二段 ○
ホールドの持ち方一つで体の力の入り方が変わるのが勉強になった。
・ミダラ 二段 ×
すごい好きなホールド。またフレッシュなときにやってみたい。
・太鼓判 初段 ×
アンダーで腰が痛い。あまりやる気がでなかった。みんなと行った時にやろう。
・犬小屋 二段 ×
お買得お買得言われてるがそうなのか?!私はできる気がしなかった。
・YMルーフ 3級 ○
忘却の河の足あげムーブで体幹ヨレヨレだったがまあガバなのでいけた。
・涙涙 1級 ×
ムーブもよくわからんかった。とりあえず乳首ホールドがつまめなかった。
・ホワイトティヤーズ 4級 ○
基本的な動き。乗り込み基礎って感じだった。