こんにちは、天満橋のシュガークラフト教室 中村美和です。
カレンダーも最後のページになりました。
１２月というひびきだけで、せわしなく感じてしまいますね～
さて、時々ブログでも述べているような気がしますが、、、、
正式なシュガーケーキは、スポンジケーキでなくてフルーツケーキを使用します。
理由は
・日持ちするため
・生地がしっかりしていて、どっしりとしたシュガーペーストに耐えられるため
等があげられます。
スポンジケーキは日持ちしません。
また、フワフワと軽くて、どっしりしたシュガーペーストをカバーすると、その重力に負けて変形又は沈んでしまう可能性がるのでシュガーケーキには向きません。
フルーツケーキといっても、洋酒につけ込んだフルーツが沢山入ったものから、それほどまでには入っていない軽いものまでいろりあります。
イギリス留学時代に、濃厚なフルーツケーキを試食させてもらったことがあります。
そのケーキはほとんど中がブランデーにつけ込んだフルーツで、生地はケーキのつなぎ程度にしか見あたりませんでした。
これは長期保存できるように作られたもので、少し極端ですが。。。。
そんなフルーツケーキですが、苦手という方もよく耳にします。
フルーツケーキでない場合は、バターケーキを使用すのがいいです。
バターケーキはスポンジケーキより生地がしっかりしていて、日持ちもします。
そうして、できあがったシュガーケーキは、常温で保存します。
＊冷蔵庫保存はしません。
冷蔵庫に入れると、シュガーペーストは湿度でベタべたになって、出したときに温度差で汗をかいてしまいます。
今からクリスマスケーキをシュガーケーキで作って、クリスマスまで飾って食べたり、年を越してから食べることもできます。
しばらくの間、鑑賞してから食べることができるのも、シュガーケーキの魅力の１つだと思います。
是非、参考になさってください。
読んでくださってありがとうございます♪