三寒四温とはよく言ったもので、その通りに季節が流れ、春が訪れるのですね。
さて随分遅くなりましたが、カンボジア旅行記を書くことにします。
昨年の9月16日(金)から20日(火)まで“アンコールワット・トム” “ベトナムのハロン湾”に行ってきました。
子供のころからの夢。
“エジプトの王家の谷” “マチュピチュ” “アンコールワット” が観たい。
当時は叶えられるとは思っていませんでしたが、時代の進歩はすごいものです。
夢は全て達せられたのです。
今回は夫と一緒で旅行社ツアーの参加。
16日
10:00 成田国際空港発 ホーチミンへ
14:00 ホーチミン着
16:30 ホーチミン発 シェムリアップへ
17:30 シェムリアップ着
シェムリアップ国際空港
国際空港であるが、実にローカルで温かみのある空港だ。
飛行機から降りてそのままターミナルビルに歩いていく。
ビルといってもコンクリートの四角いビルではない。
カンボジア色で埋め尽くされている。
下の写真は中庭。
カンボジアはただいま雨季。
昨日まで降った雨で至る所水だらけ。
ホテルに向かうまでの道路状況。
歩いている人、自転車に乗っている人。
みな裸足。
私達の乗っているバスも水しぶきをあげて走っているのでしょう。
今回のカンボジア旅行を計画するにあたって、仕事に支障がない日、
ということで何も考えなかった。
高温多湿ということを。
雨季だというので多少温度は低くなるだろうぐらいしか。
でも現実は温度はそのまま、その上蒸し暑いのです。
因みに40℃に近い。
19:00頃 ホテル到着
着くなりすぐ夕食。
ホテル内はなぜか暑い。 節電かな?
レストランの雰囲気です。
お客様はまだ私のツアーの人達だけらしい。
カンボジア料理
これらの料理を同席の4人でシェアーして食べるのです。
お味はさっぱりしていてグー。
ちょっと安心。
夕食後、アロマオイルのマッサージをしてもらう。
少女のような可愛い子が一所懸命身体をほぐしてくれる。
アーアッ 気持ちいい。
17日
アンコールワット朝日観賞
朝5時に起き、アンコールワットへ。
早朝だというのにものすごい、人 人 ひと。
シーズン中だったら歩けないかも。
陽が出てないのでまだ暗い。
アンコールワットから出てくる朝日は勿論、その朝日によって前にある池に
ワットが映し出される光景も最高だとか。
みなさん今か今かと待っている。
しかし、太陽に嫌われてしまったらしい。
皆トボトボとバスの駐車している場所にむかう。
アンコール・トム観光
朝食のあとアンコールトムに出発。
新都アンコール・トムは12世紀末に建設。
それぞれ54体ずつが出迎えてくれる。
南大門からバイヨン寺院へはこのような電気自動車に乗り
進んで行く。
南大門の四面塔は顔の長さだけでも約3mある。
門を入るとこのような林の中を進んでいく。
バイヨンのレリーフ(浮き彫り)
中央で豚をゆで、右側でバナナを焼き左側ではご飯を炊いている。
デバター(女神)
アプサラダンスを踊っている
このような四面観音の塔が16基ある
上ばかり見ていると、下に降りる階段もある
雨季だというのに、この空の青さ。
流石に晴れ男と女。
バイヨン寺院さよなら
かってはバイヨン寺院より高かったといわれている。
「天空の宮殿」「空中楼閣」という意味がある
アンコール遺跡群観光
タ・ケウ
( タ はおじいさんの意で直訳すれば、ケウじいさん)
「クリスタルの古老」という意の寺院だが、王の突然の死によって、
石材を積み上げた状態で未完成のまま放置されている。
写真なし
タ・プローム
ここは映画の場面でも有名になったところで、誰もが訪れたい所だろう。
巨大に成長したスポアン(愹樹)に押しつぶされながらも、辛うじて寺院の体裁を保っている。
自然の脅威を身にしみて感じる。
スアポンの根は石の間を押し広げて突き進む。
これらの大木は樹齢300~400年だという。
スアポンの木の上にさらに別の植物の根が張り巡らされた ↓
バンテアイ・サムレ
「サムレ族の砦」という意味
東洋のモナリザと呼ばれるデバター ↑
各塔の破風の彫刻が素晴らしい
帰路はやはりどこにでもあるお土産屋さん。
しかし、朝早くから観光しているので中を覘く元気なし。
やっと昼食
中華料理(カンボジア風?)
昼食後はホテルに戻って1時間の小休憩
(なんてったって高温多湿の真っ只中)
アンコールワット観光
今日で二度目のアンコール・ワット
勝手知ったる道です。
回廊の浮き彫りは長編絵巻のようだ。
このような大きな沐浴場が4つある。
これらの池は単に王の水浴びの施設ではなく、貯水施設でもある。
四方に池があるのはまんべんなく水を各方面に供給できるようにである。
上部に近ずくにつれ神々の世界に近ずくといわれている。
が、しかしこの階段から何人かが落ち怪我したとのこと。
アンコール・ワットは午前中は混むということで、午後訪問になった。
シーズンオフの上、夕方ということで私達のグループ以外人影もほとんどなくなりました。
のんびり休んでいたら、5時に閉鎖とのこと。
がっかり。
ガイドさん、なんで教えてくれないの。
心残りだが仕方ない。
東面のレリーフ
東面南側には「乳海攪拌」の説話が50mにわたって描かれている。
帰路、スコールが今にも襲ってくる寸前、彼方では夕日が沈む寸前の景色。