今日は、足の少陰腎経の経穴(ツボ)「照海」国際標記KI6について勉強したいと思います。
名前の由来は、「照」は光明のことであり眼疾患を治療するツボであること。
「海」は足の少陰経の脈気が集まる処であることより「照海」と命名されました。
*位置*
足の内側で、内踝先端の下方の陥凹部
*主治*
・目の充血、腫れ、痛み。 目のかすみ。 咽喉の腫れ、痛み。
・便秘、食欲不振。 頻尿。
・月経不順他、婦人科系疾患。
・不眠、夜間発作、悲しみやすい。 他
「照海」は「列欠」と共に八脈交会穴の一組をなして、胸部や咽喉部の病症を治します。
呼吸器系疾患や喀血、咽喉の腫れや痛みに効果があります。
また、「支溝」と組み合わせて酷い便秘の鍼灸治療にも効果抜群です。
ぜひ試してみてください。
ではまた。。。