ソウル食い倒れ 4/30~5/1 | ベリーダンサーSalmaのブログ

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4月30日。
ソウル6日目。
徐々に春らしい天気が戻ってきた感じ。
天気ニュース曰く、日中の体感温度は20度超え。
となれば、今日こそ冷麺を食べましょう!
 
やってきたのは、乙支路3街(ウルチロサンガ)。
明洞の外れまでわざわざ足を運びたくなるお店、
平来屋(ピョンネオク)。その名の通り、
平壌式の冷麺を食べさせてくれます。
    
かつては、明洞聖堂のすぐ近くに店を構えていましたが、
地域開発が決まり、移転先が見つからないまま閉店。
2年間の沈黙の後、2010年4月に今の場所で再オープンしました。
 
スープ冷麺のビジュアル。100点満点中、120点。
夏になったらスマホの待ち受け画面にしようかな。
ここの冷麺は、スープがとにかく美味しい。
卓上に置かれた水溶き辛子を少し垂らすと、
さわやかさに拍車がかかります。スープ、飲み干しました!
この店の味こそ、平壌冷麺のお手本だと思っています。
日本では、ぜったいに、ぜーったいに出会えない味です。
 
無料で出されるおかずは、
出汁を取った後の鶏肉とキュウリを甘酸っぱく和えたものと、
大根の水キムチ。和え物はおかわりできません。
 
20年前までは、雉(キジ)肉の団子が入った雉冷麺を出していたけど
去年訪問したときにはメニューに載っていなかった・・・
材料費も高騰しているだろうし、メニュー復活の見込みも無さそう。
  
ここは、スープ冷麺のほかにも、名物料理がもうひとつ。
それは、チョゲタン(酢鶏湯)と呼ばれる変わり冷麺。
タン(湯)はスープの意味で、温かくはなく、冷たいスープ麺です。
  
これは去年食べたチョゲタン。
大きなボウルに、トングとおたまを突っ込んだ状態で出てきました。
3人でシェアしてちょうどいいくらいの量です。
 
水キムチと鶏肉と、千切り梨のハーモニーは、
日本人もどはまりする美味しさ。
何人かまとまった人数で行くなら、チョゲタンもおススメです。
ピョンネオクの場所は、ウルチロサンガ駅から歩くと分かりやすいです。
 
 
ピョンネオクはガイドブックにも載るような有名店ですが、
外国人相手に商売していないので、接客に期待してはいけません。
昔ながらの無愛想な飲食店です。
ただ、お店の人に顔を覚えてもらえたら、
急にサービスが良くなります。(笑)
 
連日グルメ三昧なうえ、絶賛インフレ中の韓国。
しかも、冷麺食べた後、明洞でまたまたお買い物。
そろそろお財布のひもを締めないと・・・
というわけで、晩御飯は
韓国の粉もん代表トッポキと、キンパ。 
質素な平成最後の晩餐。(笑)
 
ちょうど、L7ホテルから近い場所に
エデンキンパ(에덴김밥)という店がありました。
ここのトッポキが、何気に旨い!!!
タレが甘すぎず、旨味もあって、トックがもっちもち!
今まで食べたトッポキの中で一番好きな味かも。
キンパも具だくさんで美味しかった。  
  
次の日は、仁寺洞(インサドン)を訪問。
本当は問屋街でアクセサリーパーツを物色する予定でしたが、
5月1日は韓国の勤労感謝の日で祝日。
やばっ、問屋街、閉まってるよ!と朝に気付き、
急遽目的地を仁寺洞に変更したわけです。 
ホテル近くの焼肉屋で、おかずが8品もある
ボリューム満点、でも大して美味しくない
ランチ定食を食べてから仁寺洞に出発。
     
仁寺洞は、アングク駅で降り6番出口から出るのが便利。
アングク駅から歩いてほどなく、四柱推命カフェを発見。
階段の入り口に、チャンス四柱カフェ(찬스 사주 cafe)とあります。
予定になかったけど、なぜかカフェに吸い込まれてしまう。(笑)
ケイコさんと私は、四柱推命と観相をみてもらいました。
このカフェ、観光地にある四柱推命カフェらしからず、
日本語対応していません。日本語の看板も出していないので、
日本人のお客さんはケイコさんと私だけでした。
実は後で知ったのですが、チャンス四柱カフェは、
韓国ではかなり有名な四柱推命カフェらしく、
子どもの名付けや改名の相談、人生相談に
多くの韓国人が訪れる場所なんだとか。
予約なしで行って、すぐに占ってもらえたと親戚に話したら、
「えっ!」と驚かれました。
   
日本語非対応なので、ケイコさんの占いの結果を
私が通訳しましたが、予備知識がないと、
専門用語を訳すのが難しいです!
四柱推命に精通している人でない限り、
現地のコーディネーターや通訳ガイドさんでも
完璧な通訳は難しいと思いました。
帝旺 建禄 冠帯と韓国語で言われても
とっさに訳せません。
このときはさすがに鑑定内容を録音しました。
   
私の四柱推命と観相の結果は、なかなか面白いことに。
特に驚いたのは、観相。顔だけを見て、先祖のこととか
ずばずば言い当てられました。
そして、私の顔は観相学的にほぼ満点なんだとか。
(眉毛をもうちょっと濃いめに描けば満点ですって。)
一瞬だけ、丸くて大きいお顔で良かったと思えましたが、
やっぱり、不幸でもいいから小顔が良かった・・・・笑い泣きエーン
 
鑑定時間は1人40分。
鑑定料1人3万ウォンに、それぞれのお茶代がプラスされます。
本来、観相は別途3万ウォンが発生しますが、
私たちがたまたま空いている時間に訪れたせいか、
観相の鑑定料は無料に!私の観相が良いお陰?
  
占い体験後は、仁寺洞の名所、
サムジギル쌈지길というモールを初訪問。
サムジギルのサムジは、ポケットという意味。
キルは道という意味なので、和訳するなら
ポケットストリートとなるんでしょうか。
工芸品専門のショッピングモールで、
ハンドメイドやデザイナー作品のショップが並び、
見るだけでも楽しい場所です。 
 
 
ベリーダンサーが好みそうなアクセサリーショップで、
ド派手ピアスを何個か買っちゃいました。
いかん、財布の紐が、ゆるゆる。笑い泣き
 
仁寺洞で美味しそうな冷麺屋を発見。
おやつにいただきます。
おやつっていっても、とっくに17時を過ぎてますが。
 
インサミョノク(仁寺麺屋인사면옥)は、仁寺洞の
メインストリートの真ん中あたりにあります。
この店は、咸興(ハムン)式の冷麺。
こしの強い極細麺が特長です。
なかなか美味。良い店に当たって嬉しい。
 
 
夜は、この日ソウルに到着したばかりのノリコさんと合流。
そして、21時30分に、晩御飯。
カンジャンケジャンが美味しいと噂の店に行きました。
場所は、ホテルから歩いて5分もかからないところ!
シンジンド・カンジャンゲケジャン(신진도간장게장)というお店。
  
カンジャンケジャン定食 1人35,000ウォン。
去年からいきなり10,000ウォンの値上げ。
超インフレ。びっくり
 
テーブルには、食べきれないほどのオカズが並べられます。
ワタリガニで出汁をとったテンジャンチゲ、
韓国版茶碗蒸しケランチム、高級海苔、
ナムルにサラダに、キムチやピクルスなどの漬物数種類、
韓国では高級な一夜干しのイシモチも出てきました。
ケジャンがまだ出てきてないのに、おかずだけで
お腹一杯になりそうです。
 
さあ、真打の登場です。
やっぱりケジャンは、雌の蟹だよね。
綺麗なタマゴの色が食欲をそそります。 
1人に対し、蟹は一匹。
実はホンデには、もう一店舗カンジャンケジャンで
有名な店があります。そこはなんとケジャン食べ放題!
ただし、蟹は雄です。値段には理由があるってこと。
    
こんなふうに、食べやすくカットして出してくれます。 
 
ご飯の上に、蟹肉をぎゅっと絞りだし、
醬油ダレとごま油をまわしかけて、海苔で包んで食べます。
ケジャン初体験のノリコさんは、あまりの美味しさに興奮気味。
この店、海苔は上等品を使っていて、風味と歯ごたえが別格。
胡麻油も市販品ではなく、胡麻から直接絞ったものを使っていて、
味も香りも超濃厚。生蟹の匂いが苦手な人でも、
この胡麻油さえあれば、美味しく食べられるはずです。
 
定食はボリューム満点でした。
この量なら男性でも満足いく内容かと。
お店の人もすごく優しかったです。
令和元日にふさわしい晩餐となりました。
 
ホンデイック駅、1番か2番出口から出て、大通りからひとつ裏道に入ります。
来年この店に行きたい人は挙手を願います。