カタリンと、生演奏で踊るハフラと、東京タワー① | ベリーダンサーSalmaのブログ

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カタリンが、月曜日の朝の便で帰国しました。

ブダペストで数日過ごした後、またすぐにテルアビブの

フェスティバルでWS講師とショーをこなす予定だとか。

グローバルに活躍するダンサーは体力勝負ですね!

 

TBDFSのアフターパーティーでのカタリン。

名古屋の衣装店アモーラさんからお写真を拝借しました。

オリエンタルも、フォークロアも、バーレスクも、

どれも本域で素晴らしかったです。

まさに、ダンスの才媛。

カタリン・シェイファー
  

特に、バーレスクのパフォーマンスは圧巻!

客席が一番盛り上がりました。

この日のステージのお陰で、翌日のバーレスクWSは

めでたく満員となりました。チョキ

  

意外に思われるかも知れませんが、カタリンは

バーレスクは踊っても、バーレスクフュージョンは踊りません。

これ、実は私も知りませんでした。(恥)  

*バーレスクダンスには絶対に中東音楽は使わない。

*中東音楽で踊るとき、絶対に脱がない。 

これらのポリシーを、カタリンは貫いているそうです。

 

カタリン・シェイファー

かっこいいのにかわいい、カタリンのサイーディ♡


カタリン・シェイファー   

動と静のコントラストが美しいカタリンのオリエンタル

  

ここからTBDFSの話になりますが、アフターパーティーの前日、

10月3日(土)に東京ビッグサイトTFTホールでは

世界最大規模のダンスコスチュームのファッションショーが

開催されました。

今年は参加ブランドが増えて、TBDFSはますます華やかにビックリマーク

マスコミ取材班も去年より増えていました。

  

カタリンが来日して最初の大仕事が、このTBDFSのステージでした。

私は、カタリンの衣装ブランドのスタッフとして参加して参りました。

 

tbdfs

 

カタリンが用意した新作は約20着。

このうち半数以上の衣装がお嫁に行きました。

高価な衣装なのに!根強いファンがいるんですね。

  

シェイファー・ファッションの人気の理由のひとつに

ダンサーの可動性を殺さない快適な着心地があります。

苦しい、重い、動きにくい衣装は大嫌い、という

カタリンの思いが全ての衣装にこめられています。

      

ブダペストのアパレルメーカーの令嬢でもあるカタリンは

10代の頃から服飾について専門的に学び、

ハンガリーではダンスコスチューム以外にも、

水着やコルセット、ドレスなどのアイテムを取り扱う

ブランドを展開しています。

実際、滞在中に彼女が持ち歩いていたトートバッグには

シェイファー・ファッションのロゴが入っていました。



服飾のプロでもあるカタリンにとって、ダンスコスチュームに

普段着を着るときのような心地良さを追求する姿勢は、

ごく当たり前のことなのかも知れません。


  

カタリンの来日中は、私のオーガナイズでWSを

企画・運営させていただきました。   

テクニッククラス、振付クラスともにハイレベルな内容で、

「難しい!でも、楽しいっ!」と高評価でした。

カタリンの振付が可愛くて、苦手だったアサヤが

好きになりました、という感動のメッセージも頂きました。

     

カタリンのアサヤテクニック、本当に難しかった!

アサヤが自分の身体の一部のようになれるまで

継続的に練習する必要性を感じました。

私なんか、WS中、全然アサヤが使えなくて、

あれれ、私ってこんなに下手だったっけ?と

派手に凹みました・・・叫び 練習します!



WSを進行するうえで、松戸を拠点に活動されている

Evaさんには、本当に助けられました。

彼女の、細かなニュアンスも伝えるパーフェクトな

通訳がなければ、この会は成功しなかったでしょう。

Evaさん、本当に有り難うございました。

 

翌月曜日の日中に開催されたバーレスクWSには、

大御所ダンサー様から、半休取得して参加のOLさんまで、

幅広い層の方にお越し頂きました。

  

カタリンは、「脱ぎ方」よりも「踊り方」を重点的に教えてくれました。

ウォーキングからステップ、ポーズの取り方、表情の付け方など、

習うこと全てが皆にとって新しく、そして難しくもありました。

私も、「バーレスクってこんなに大変だったの?」と驚きました。



↑シューズを脱ぐポーズは、なんだかヨガっぽい


   

開始まもないうちは皆一様に歯を食いしばるような表情でした。

でも、終盤になるにつれ、全員がいきいきと輝く表情にキラキラ

背筋はピンと伸びて、目はぱっちり、口角もきゅっと上がって、

美人度アップ!一体皆に何が起こったの?

午前クラスも、午後クラスも、全く同じ現象が起きていました。

女性の魅力や自信を引き出すカタリンのバーレスクWS、

次回は規模を拡大してお届けしたい!そう決心した次第です。


こうして、2日間にわたってお届けしたカタリンWS。

参加して下さった皆さんがカタリンのファンになってくれて

本当に嬉しいです。  

   

今回は、日本で認知されていないアーティストのイベントを

手がけるということで、ある程度覚悟はしていましたが、

いやぁ、ほんと、途中何度か心が折れそうになりました・・・

   

会場がガラガラで、カタリンに悲しい思いをさせたらどうしよう。

私なんかより、他のオーガナイザーさんのほうがもっと集客

できたんじゃないだろうか。

杞憂をしては落ちこむという繰り返しでした。


・・・・が、

杞憂は結果的に、杞憂のままで終わりました!クラッカー

    

TBDFSの主催者エリナ、名古屋のアモーラ さん、

手厚いサポート、本当に有り難うございました!

ほかにも、WSの宣伝を進んで手伝って下さった方々、

カタリンがどんなに素晴らしいダンサーか

SNSで熱く語って下さった方々、

フライヤー配布にご協力下さった方々、

いろんな方々のご支援を賜りました。

お陰様で、気付けば全てのWSが定員に達していました。

  

なかには仙台から泊まりがけで受講して下さった方も!

日本の熱心なカタリンファンにも出逢えたことを、

カタリンも私も、心の底から嬉しく思います。

カタリンを支持して下さった皆様に祝福がありますように。

  


つづく