10月20日
10時半頃、初めてロンドンの病院に行きました。
hCGが順調に下がれば、一度も行かなくてすむと思っていたのに。
病院の入口はモダンで、エスカレーターの横には大きな水槽があって、
ロンドンっぽい都会の病院という印象がしました。
荷物が多くなってしまったので、夫についてきて貰いました。
待合室に着くと、結構、人が待っていて、30分くらい待っていたら、
名前を呼ばれました。
担当は男のドクターだと言われていたのだけど、最初は
その下のドクター(女医)とナースに会って、問診が始まりました。
今までの妊娠~手術までの出来事と胸が痛くなって違う病院で
診てもらったことを説明しました。
すると、
「妊娠10週で胞状奇胎の疑いがあったのに、2週間も
Scanに待たされたなんて信じられない。」
とびっくりされました。
「この後、血液検査、Scan,胸部X-rayをして、
その結果次第で入院するか決めましょう。」
とおっしゃいました。
ドクターの話を聞きながら、寒気で震えが止まりませんでした。
ScanとX-rayは2時からなので、
「どこかでご飯を食べて、戻ってきて。」
と言われたので、夫とピザエクスプレスへ行きました。
2時に、Ultrasound Scanをしに病院へ。
Scanをしながら、いろいろ世間話をしてくれる楽しい人でした。
しかし、子宮の中にまだ小さいMoleが一つ残っていると、
画面を見せてくれました。
この時、あー、もう入院だと諦め始めていましたが、
やっぱり抗がん剤治療は怖いという思いが強かったです。
その後、X-rayをしてから、
「6階の病棟に行ってください。」と
言われたので、病棟まで行きました。
どこかの待合室で待つのかなと思っていたら、
ちゃんとベッドが用意してあって、
「ベッドでドクターを待っていて。」と
指示されました。
まだ入院って決まっていないのに、入院決定ってこと?
検査結果が出てからと言われたのに・・・
4時半頃、ベッドで待っていたら、担当のドクターが朝に会った
ドクターと一緒に検査結果を持って来てくれました。
血液検査の結果、やっぱりhCGが2000に上がっていて、
(日系病院でやった3500とは、かなり誤差がありますが。)
抗がん剤治療が必要なことと抗がん剤の副作用のことを
説明してくれました。
入院する覚悟はもうできていましたが、やっぱり抗がん剤は
怖くて仕方がなかったです。
まだ長くなりそうなので、次回に続く・・・