輝く目のその先に | 学生団体S.A.L. Official blog

学生団体S.A.L. Official blog

慶應義塾大学公認の国際協力団体S.A.L.の公式ブログです。

目の奥の輝き。私たちが出会った団体に共通するものでした。

11日、私たちはくっくま孤児院で子供たちと、CJBSで同じ世代の学生と交流しました。


勉強のとき、話しているとき、彼らの目は驚くほどまっすぐで、輝いていました。それはまるで、今、この瞬間が楽しくて仕方ないかのように。孤児院の子供たちは、全力で日本語を学び、全力で遊んでいました。笑顔が絶えない彼らのもちろん私たちが見たのはほんのわずかなところで、素顔を覗くにはあまりに短い時間でした。

日本語を学ぶ学生たちにも同じことが言えます。


まだ癒えるはずのない傷、内戦が生んだ悲劇は計り知れません。何気なく会話をしていた子供の両親が亡くなっている可能性だって十分にあるのです。今日の訪問先では実際彼らが何を思い、外から来た私たちの考えをどう思っているのか、そういう話題について触れることはどう思うか、など話す機会はありませんでした。

しかし、少なくとも、彼らの目に私たちと話をしているときは、そのような影が見えることはありませんでした。


今、世代が変わり、カンボジアにとっても大きな前進を果たしたように思います。

彼らの目が、今、見るもの、それは世界。そして、明るい未来でしょう。それを見つめる目は、何よりも輝いていました。彼ら目の先には、さらに素晴らしい国になるカンボジアの片鱗を見た気がします。




                                     文責:イベント局一年 島野泰介