あっどうも、ピチピチのカッターシャツをいつも身にまとっているサラリーマン金太野です
ちょうど子供が１０ヶ月になるぐらいの時期でしょうか
うちの息子も熱性けいれんになりました
まずは熱性けいれんについて説明します
①熱性けいれんとははしかや突発性発疹などの感染症にかかった時の、熱が上がりかけた時によく起こるのが特徴みたいで体全身がガクガクとけいれんを起こします。けいれんの発作は１分～３分程度は続くみたいです
②生後６カ月～３才までの子供に多く、６才を過ぎる頃にはほとんど見られないとの事
③一過性で後遺症もないとの事ですが、再発を繰り返す時には、予防的な意味を込めて、抗てんかん剤を服用させることがあるようです
④一度しか起こさない子もいれば、発熱のたびに再発を繰り返す子もいるようです
⑤親やその子の兄弟や、叔父、叔母、いとこなどが子供の頃に熱性けいれんを起こしたことがある場合は、その子も熱性けいれんを起こしやすい傾向があるみたいですので、一度周りの身内に聞いてみると良いでしょう
では、私の息子が熱性けいれんになった状態を記載したいと思います
１日目（夕方）夜の８時頃、子供の様子がおかしいと思い熱を測る
・この時点での熱は３８．６℃
・おっぱいをしっかりとあげて、すぐに寝かして様子を見る。
・午前２時頃、子供が起きて泣き出したので、熱を測る（この時点で熱は４０．２℃）
・午前２時半、以前お医者さんからもらっていた、座薬を投与。
２日目（午前８時頃）子供の熱は下がっておらず、３９．２℃
・奥さんがいつも通っている小児科へ連れていき、座薬を処方してもらう。
３日目（子供の熱は下がらず、３８℃～４１℃の間を繰り返す。）
４日目（午前４時頃、子供が「ギャー！！」と叫んだと同時に私と奥さんは飛び起きる
その瞬間に全身がガタガタとふるえて、けいれんを起こしだす。
この段階で、私は子供を抱きかかえて「大丈夫、大丈夫」と言いながら、子供の名前を必死に呼ぶ。
力がなく、ダランとした状態だったので、再度、子供を布団に寝かしつけて、泣き出す奥さんを横に、子供の頭を支えながら、救急車に連絡をする。
オペレーターに状態を伝えている間も、白目を向いたままの、けいれんが続き、途中で口から泡を吹きだす。
住所を伝えた時には、子供は意識を失い、呼吸も吐息のようになる。
電話越しに救急隊員の指示に従い、子供の意識を戻す
その後も熱性けいれんは収まらず、救急車で病院に運ばれている間に、症状が収まる。
病院に運ばれている間も子供の意識はもうろうとしており、どうすることもできない状態が続く。
病院につき、ベットに運ばれた時には、少し落ち着きを取り戻した様子。
子供は熱性けいれんを抑える薬を投与され、また水分補給の為に点滴を打っていただく。
その後、状態が少しひどかった事もあり、病院に入院することになる。
熱は６日間続き、その間に入院中に２回程、熱性けいれんを起こす。
病院側も原因が分からないという事から、熱が下がるまで入院をすることに。
その後、７日目にしてようやく熱が下がり、発疹がでてきた事から、突発性発疹による熱性けいれんと断定される。
８日目（発疹が全身に広がる）
９日目（発疹がピークな状態になる）
１０日目（発疹が消える）
８日目から約１週間は体力的な疲れもあったのでしょう
ずっと目が半開きの状態で動きもかなり鈍くなって、本当に可愛そうな状態でした
可愛い二重まぶたは、かなりの奥二重になっていた
このままの状態で成長するのかな？と思ったが、その後は、顔の表情ももとに戻り、現在の元気な状態に至る。
この経験をしたから言えることなのですが、熱性けいれんを知っておくのと知らない事の差は本当に激しいと面ました
知識があれば、冷静に行動できたでしょうし、息子に対しても適格な行動を取れてあげれていたと思います
この経験から皆さんにはしっかりとした正しい行動をとって頂きたいと思いますので、熱性けいれんを起こした際の正しい行動を下記から記載致します
【正しい行動】
まず最初に、初めてけいれんを起こした時はつい、慌ててしまいますが、大声で名前を読んだり体を揺らすことは禁物です
（まずここから私は間違ったことをしていました）また、口の中に割り箸や、指を入れたりするのも禁物です。かえって口の中を傷つけたり、かまれてしまい怪我をしてしまう危険性があります
口の中に吐いたものがないことを確認して、落ち着いて次の事を確認して下さい
１）衣服を緩めて、顔を横向けにしてあげる
けいれんを起こしたら、硬直した体を衣服で締め付けないように、首まわりや胸元のボタンをはずして、衣類を緩めてあげる事が大切です。けいれんで吐くこともあるので、吐いたものが気管につまらないように、赤ちゃんの顔は横向けにします。
２）けいれんの時間をはかる
けいれんが始まったら時間を確認して下さい。病院へ行った際に報告する必要があります。
また、１回経験している方でも１０分以上続きそうな場合は、至急救急車を呼んで下さい。
３）熱をはかる
熱性けいれんは一般的に３８℃以上の熱を伴います。熱がないのに、ひきつけたときには、急いで病院に行って下さい。
４）けいれんの様子を見る
体の突っ張り方や、ふるえ方が左右対称かどうかをチェックしてください。
けいれんが左右どちらかだけであった場合などや、一方からだんだんと広がってくる、けいれんを起こした場合は、至急病院へ行くようにして下さい。
５）症状が治まったら全身の状態をチェック
顔色や目の動き、呼吸の様子、手足の状態を確認してあげます。
再発防止のため、薄着にして、わきの下や足のつけ根、首筋などを冷やします。
また意識がない場合は至急、救急車を呼んで下さい。
以上が熱性けいれんを起こした場合の正しい行動になります
私はこの行動を全くできていませんでした
これを読まれた皆さんはぜひ頭の中に入れておいて下さいね
また熱が高い場合、大人のように体を暖めて、汗を出して熱を下げるという同じ行動を、赤ちゃんにはしないで下さい
逆に熱を下げるどころか、熱性けいれんを起こす原因となります
赤ちゃんの熱が高い場合は、体の熱を下げてあげることを意識してあげてください
ではではまたの更新を
