Golden Skateのハビに関する最新記事を訳しました。

が!いつも以上にやっつけ仕事笑であることをご承知おきくださいませぺこりぺこりぺこり


Spain’s Fernandez aims for third European title

スペインのフェルナンデスは欧州選手権3連覇を狙っている


23歳のハビエル・フェルナンデスは欧州選手権と世界選手権でスペイン人として初めてメダルを獲得したスケーターとしてすでに地位を確立しているが、2度欧州チャンピオンになりながらもさらに高みを目指しているのだ。

今シーズン、2度の世界選手権銅メダリストはスケート・カナダで銀メダルを、ロステレコム・カップで金メダルを獲得し、昨シーズンには出ることが叶わなかったファイナルへの進出が決まった。このスケーターの自国であるスペイン・バルセロナで行われるファイナルは、彼にさらに多くのプレッシャーを与えたかもしれない。さらにスペインでこのような主要のフィギュアスケートの大会が行われるのは初めてのことだったのだ。

残念なことに、フェルナンデスはショートの”ブラック・ベティー”ではプレッシャーに打ち砕かれ、クワド・サルコウで転倒、続くコンビネーションは(3-3の予定が)ダブルルッツ-トリプル・トウに、そしてトリプル・アクセルはぐらつくという3つすべてのジャンプでミスをしてしまったのだ。

だが熱狂的な観客に後押しされ、フェルナンデスはフリーの”セビリアの理髪師”では2つのクワド、6つのトリプルを着氷しショートの5位から巻き返し、銀メダルを掴み獲ることができた。

この大会で本当にたくさんのことを学ぶことができた。」と彼は言った。「僕はどのように自国での試合で戦い、プレッシャーと観客からの多大なサポートにどう対処すべきか学びたかった。

フェルナンデスはそれぞれの大会から学べることがあると気付き始めたが、これほどまでにも大きな自国での大会で戦うことは初めてであったから、今回は特に得るものが大きかったのではないか。

みんなとても興奮していてとても盛り上がっていた。」と彼は振り返った。「この大会に出られて、母国の客席にいるみんなのために演技ができたことは本当によかった。

2度オリンピックを経験している彼はなんとか試合に向けてのメンタルを整えようと努めたが、ショートでは思いどおりにはいかなかった。

原因はいろいろあるよ。」彼は説明した。「これは全く初めての経験だった。ショートプログラムから、そこでしてしまったミスから、そして少し見直す必要のあったところから学べたような気がする。そしてもっと集中してリンクに上がる準備をしなければならないのだと。

フェルナンデスはショート前に行われた練習でも、6分間練習でも感触がよく、うまくやれると考えていた。

もうやってしまったからには、そこから学び、前を向いて次の日もっとうまくやるしかないんだって。」彼はそう言った。「僕がやろうとしたのは、考え方を少し変えて自分の試合に向けて違うアイディアを持ってリンクに行くということ。それが功を奏した。完璧ではなかったけど、まあよかったよ。まあまあなプログラムだった。

メディアや大衆から多大なる関心を集めていたが、コーチのブライアン・オーサーの助けによってファンやジャーナリストをなるべく寄せ付けないように努めた。

これは試合を行っている間に大きな妨げとなっていた。」フェルナンデスは言った。「試合の後、僕はかなり長い時間人々やメディアとの時間に費やした。でもショートとフリーのある2日間は僕にとって特に重要で、自分の時間をもっと慎重に過ごさなければならない。試合に集中するためにも、人々やメディアに構っているわけにはいかない。

グランプリ・ファイナルを終えると2度の欧州王者はスペインにそのまま滞在し、自宅でクリスマスを過ごしてからスペイン選手権で5度目の優勝を飾った。新年を迎えて数日後に拠点のトロントへ戻るまでは地元で練習を続ける。

現在このスペイン人は、9度目の出場となる1月末スウェーデンのストックホルムで行われる欧州選手権に向けて準備をしている。グランプリ・ファイナルの男子で最高位につけたヨーロッパ人として3連覇を狙っている。

もちろん欧州でもう一度勝ちたいよ。」フェルナンデスは言った。「でもきっとトップに居続けることは、そこを目指すことよりも難しいと思うんだ。これからが大変だ。

彼は特にファイナルで銅メダルを獲ったロシアのセルゲイ・ヴォロノフや現ロシア王者であり(ファイナルで)4位に入ったマキシム・コフトゥンを意識しているのであろう。

厳しい戦いになるだろうね。」フェルナンデスは言った。

5度のそして現スペイン王者は3月下旬に中国、上海で行われる(2013、2014に銅メダルに輝いた)世界選手権での表彰台も視野に入れているだろう。

それでも嬉しいと思います。」彼は3度目の銅メダルを獲る可能性についてこう答えた。「別に銀や金を狙っているわけではない。今はただ表彰台には乗りたいと思っているだけ。それで自分の目標が達成されたと思うし嬉しいはずだ。もしそれで2位や1位になれたとしたら物凄いことだけど、ただ表彰台に乗れたらそれでいいです。

世界選手権となるとフェルナンデスの前にはさらに強力なライバルが立ちはだかる。町田樹は突然引退をしてしまったが、健康問題から回復することが望まれる羽生結弦、他にも強い選手が出場してくる日本、北米、そしてヨーロッパ。それでもやはりフェルナンデスの最大の敵はトロントのオーサーのもとで共に練習に励む羽生であろう。

結弦はとても強いスケーターです。」フェルナンデスは言う。「彼はジャンプ、スピン、ステップそして振り付けにおいても優れています。いつもこのようにすべてにおいて優れている選手に勝つことはとても難しいです。僕はただ厳しい練習をするしかない。もし彼が3回ジャンプを跳ぶなら、僕は30回やる。僕は他のスケーターよりももっとたくさん練習して、早く成長しなければならない。それが計画となりうるし、僕達がやろうとしていることです。

フェルナンデスのスケーターとしての生活がまあいつもどおりであっても、彼の私生活については日本の2度世界女王に輝いた安藤美姫との交際をSNSによって公にしたことがフィギュアスケートファンの間で話題となった。

僕らは長い間友達で、ずっと一緒に練習してきた。」フェルナンデスが言う。

2011年にフェルナンデスがカナダ、トロントのブライアン・オーサーのもとへ行くまでは、二人ともアメリカを拠点としてニコライ・モロゾフに師事していた。その後安藤が日本へ戻ってからは二人はしばらく会うことがなかった。

それほど前ではないけれど、僕達は再び話すようになり、この夏かなり長い時間を日本で過ごしていたから二人で会ったんだ。」フェルナンデスはそう明かした。「そしてジャパン・オープンに行ったとき、ほぼすべてのことが始まったんだ。試合が終わった後に僕から彼女に会いに行き、(デートに?)誘ったんだ。

彼女は素晴らしい人だよ。」と、交際をオープンにしたのは彼からの提案であったことに付け加えた。

写真については文句を言う人もいるよ。」フェルナンデスが述べた。「だから彼女に言ったんだ。『いいかい美姫、乗り越えてやろうよ。写真を投稿して、こういうことだってみんなに説明したらいいんだよ。』って。みんなに受け入れられて祝福してもらえたらいいな。


以上です。


毎度ながら私の怪しい英語力で読んでいるので、ニュアンスだけでもわかっていただけたら嬉しいです。

ハビは不本意な結果に終わってしまったショートの後、考え新たにフリーへ臨んだと言っていますが、それについては以前のブライアンのインタにもありましたね!
こちら→【聞き取り】ゆづる&ブライアン PJさんインタ

結果はどうなったっていいから、とにかくひとつひとつのエレメンツを全力でやりなさい!
そのブライアンの言葉によって余計なプレッシャーから解放され、あのミスを最小限に抑えることができた演技につながったのでしょうね顔

世界選手権でのクリケット3兄弟の活躍が益々楽しみですねっ!!


Salami♪*