毎週土曜日のNHK 6:05pmから始まる「みをつくし料理帖」が好評らしい。黒木華の澪(みお)役が好演しているというので、男性たちにも人気のようだ。この原作は高田都だが、もうすでに何冊も出ているので、8回ワンクールでも、続篇ができるかもしれない。

 

話としては澪という天涯孤独の娘が、料理の腕1本を頼りに江戸で修業する物語なのだが、面白いことに澪の物語なら「みおつくし」ではないか、という人もいるようだ。実はこの「みをつくし」は掛詞(かけことば)であって「澪つくし」と「身を尽くし」の双方にかけた題名なのだ。

 

そしてさらに複雑なのは「澪標」が本来の言葉なのだ。もともとは、大阪難波の川の桟橋に立てられた水路の標識を澪標というのだが、いわば澪の目指す道標ともとれる題名だ。その意味では、現在まで300万部も売れたのも頷ける名作といえるだろう。

 

この掛詞で意外に知らないのが「蛍の光」の中の「杉の戸を」の部分だ。「蛍の光」を歌わなかった人はまずいないだろう。多い人は小、中、高、大で4回歌うことになるが、最後まで「いつしか年も杉の戸を開けてぞ今朝は別れゆく」が、掛詞になっているのを知らなかった! という人も多い。

 

「年も過ぎのと」と「杉の戸を開ける」が掛詞になっているのだが、うっかりすると意味をよく考えないで歌ってしまうのだ。掛詞は昔から数多い。「あかし=明石、赤し」「あき=秋、飽き」「あくる=開くる、明るく」「あま=尼、海、天」など、無数にあるが、和歌に使われることが多い。1度掛詞を使って一首作ってみてはどうか?

 

 

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本が売れて何がめでたい?

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近頃は佐藤愛子さんの本がよく売れている。『九十歳。何がめでたい』は大ベストセラーになっている。私より8歳上なので、もう九十四歳になっている勘定だが、どの本の写真も、私が現役の頃会っていた顔なので、実物はどんなおばあちゃんになっているのかわからない。

 

女性には苦労が顔や体に染みついてしまうタイプと、佐藤さんのように、まったく関係ないような楽しげな顔になる人もいる。恐らく理想的なおばあちゃんになっているだろうが、彼女のお兄さん(正確にいうと異母兄)である詩人のサトウハチローも天衣無縫な人だった。

 

私は22歳の頃から、サトウハチローの担当になった。「リンゴの唄」「長崎の鐘」「ちいさい秋みつけた」の作者であるこの詩人の担当になることは、当時としては夢のような幸運だった。ところがこのハチロー先生はいまでいう暴走族のような男で、落第3回、退校8回、父親からの勘当が17回という記録の持ち主だったのだ。

 

まだクーラーのない時代なので、夏になると、真っ裸でパンツもはいていない。その姿でうちわを器用に操って、一物は絶対に見せないのだ。いまのアキラ100%のような男だった。その姿で私に、涙のにじむような美しい詩を渡すのだから、信じられないだろう? あるとき、この話を佐藤愛子にしたら驚くかと思いきや、平然と笑っていたくらいだから、彼女はもっとすごい姿を見ていたのかも?

 

ともかく佐藤一族の華々しい(?)活躍ぶりは、すごいものがあった。父親の佐藤紅緑は青春小説の作家であり、子どもたちはハチャメチャだった。それは佐藤愛子の『血族』を読めばわかる。逆にいうと、そんな雰囲気に長年揉まれたからこそ「九十歳。何がめでたい」などと、平然といえるのだろう。もしかすると私も愛子先生に若干似ているところもあるので、何歳になろうと平然と働きつづけるかもしれない。

 

 

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少し前になるが、朝日新聞の歌壇を何気なく見ていたら、面白い短歌が目に止まった。

 

「『春、女神、もっと、一緒に』コンビニで雑誌の名前訳しつぶやく」

 西口ひろ子

 

選者の穂村弘氏は「西口ひろ子氏。『雑誌の名前』を訳してゆくという発想の面白さ。『春、女神、もっと、一緒に』が異界のメッセージのように見えてくる」と選評していたが、これはなかなかできない発想だ。

 

ただ女性誌が専門の私でも「女神」の英語名は何なのか、わからない。SPRING、MORE、Withの3誌はすぐ浮かんできたが女神の英語名の女性誌が思い当たらないのだ。まさか「GODDESS」なんて雑誌はないし。

 

ただ1つ思い当たるのは「NAIL VENUS」という雑誌だが、これだと翻訳が合わないし、他の3誌と比べるわけにもいかないだろう。もしかしたら私の知らない間に、もっと違う英語名の女性誌が出たのだろうか?

 

なぜ私がこの雑誌名にこだわるかというと、実は日本語の「女神」は1970年に私が登録した誌名だからなのだ。いまと大きく異なるのは、昔の女性誌の多くは和文の「女神」であり、いまは外国名になっている点だ。私はいまでも「女神」という誌名に愛着がある。できることなら、どなたか女性誌編集長に、この誌名で出してほしいところだ。

 

ここでコンビニに行ってみたら、なんと目の前に「MUSE」という女性誌があるではないか! 正しくは「otona MUSE」というらしいが、やはりもう新しい情報にはうとくなっている! 女性誌の鬼も古くなってしまった(笑)。

 

 

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船ヶ山哲さんのインタビュー

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『超・起業思考』の著者、船ヶ山哲さんのインタビューが、30周年を迎えた雑誌「BOSS」6月号に載っている。

 

私はこの本は最近のビジネス書の中では、群を抜いた内容だと自信をもっている。というのは、単に成功した起業体験を書いているのではなく、企業のルールを教えてくれているものだからだ。マーケティングを易しく理解できるように書いており、ふつうの人でも起業はできる、という内容に仕上げているからだ。

 

いまの私たちは、昔と違って、いつなんどき世の中にほうり投げ出されるかもしれない。いわゆる終身雇用制度を継続している企業は、そう多くはないし、一般的にはある年代から収入の上限は決まってしまう。働く楽しみが失われてしまうのだ。

 

それだけに実際、起業するかどうかは二の次にして、思考だけはもっているほうが危なくない。私はこの本だけでなく『稼ぎたければ、捨てなさい。』(2著ともきずな出版)も、ぜひ読んでほしいと思っているが、テレビ神奈川でも「船ヶ山哲の超・起業思考」という番組が、日曜日の午前10:15から始まっている。

 

読んでから聴くか、聴きつつ読むかでもいいが、春は新しい考え方を勉強したほうがいいと思う。サラリーマンとしての稼ぎ方しか知らない人が、その仕事以外の稼ぎ方があることを知ることは、人生において相当重要なことだけに、できるだけ早く、この本の存在に気づいてほしいのだ。

 

もちろん「BOSS」のインタビューをしっかり読んでから『超・起業思考』をじっくり読むのもいいだろう。ゴールデンウィークの楽しみがふえるかもしれない。

 

船ヶ山哲 著 『超・起業思考』

http://www.kizuna-pub.jp/book/9784907072940/

 

船ヶ山哲 著 『稼ぎたければ、捨てなさい。』

http://www.kizuna-pub.jp/book/9784907072711/

 

 

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いい顔立ちになりませんか!

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心学という言葉は、ある年齢以上の人でないと知らないだろう。江戸中期に起った庶民の道徳だが、もとはといえば中国から入った学問だった。心をもっとも重視するもので、心の持ち方、動かし方によって、修養を積むことができる。

 

これを現代の世の中にもってきたのが円(えん)純庵先生だ。私たちは学校を卒えると、誰でも実社会に飛び出す。人によってはそのまま学びの心をもちつづけることもできるが、多くの人たちは、仕事にまぎれて勉強はおろか、心の修養など、とてもできない。

 

しかし若いうちから心の修養を怠っていると中年以降になると、顔が悪くなってくる危険性があるという。女性でいえば若い頃の美人が中年以降も美人でありつづけるかといえば、そう簡単ではない。端正な場合では、教養の低い仲間や男たちとつき合っていると、顔が卑しくなるのだ。

 

これは私がわざわざそんなことをいわないでも、女性自身がよく知っている。目がきつくなる。笑い顔が貧相になる。タテじわが多くなる。若白髪がふえてくる・・・・それだけでなく、声や言葉遣いも下品になってくる。男のレベルが低いと、そういう顔になることは誰でも知っている。

 

しかしこれは、世の中に出て人生行路を誤れば、誰にでも起こる現象だ。今回きずな出版から『天命』を出版した円純庵先生は、日々の心の持ち方を含めて「自分という人間をどう生かすか」について、講演することになった。もし自分自身の人生をどう運んでいったらいいのかを知りたい人は、ぜひ参加してみてください。

 

*きずな倶楽部スペシャル講演会*

「天命」とは何か―自分のステータスを上げていく力を養う

http://www.kizuna-pub.jp/news20170506/

 

円純庵 著 『天命』

http://www.kizuna-pub.jp/book/9784907072919/

 

 

 

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