さくぽんと温泉旅 その① | ちわわ日和

さくぽんと温泉旅 その①

新年あけてだいぶ経ちますが… 

あけましておめでとうございます
今年も宜しくお願い致します。

年末年始はめいいっぱい働かさせて頂きましたので、少しお休みを取っている最中のすず家です。

山形の赤湯温泉にさくぽんと行ってきました。

温泉が大好きなのでブログのテーマにも新たに「温泉」を追加しました。

***

いつも旅に出るときはなぜか早い時間の新幹線に乗ってしまう すずなのですが、今回の旅は温泉にゆっくりつかって 特に観光とかはいいよね、のんびりしましょう。と事前にさくぽんと決めていました。

11時頃東京駅を出発する新幹線、つばさ に乗り込みます。

山形新幹線は途中、列車の切り離しがあるんですね。初めてしりました。

車窓から入る日差しは暖かく、穏やかに晴れ間が広がっています。
事前の天気予報で雪マークが出ていたので、ダウンブーツをはいてきた私の足元は暖かいを通り越して熱い位でした。

車内販売でコーヒーを買い、持ってきた本に目を落とします。

今回の旅は「ゆっくりする」がテーマなので 旅行の前日に本を1冊買っておいたので 旅先でじっくり読もうと鞄に入れて来ていました。

さくぽんは相変わらず大人しく、キャリーの中で寝ています。

福島を過ぎると ちらほら雪の跡が目立つようになり、山並みを越えていくに従い、あたり一面真っ白な世界が広がっていました。

車窓から、雪で覆われた山を見たときに、息をのみました。

なんて綺麗なんだろう。。

まるで水墨画みたいに見えました。 

しばらく、本は膝の上にふせたままに、窓に映る景色をじっと見つめていました。

***

列車は目的地、赤湯駅に到着。

耳にあたる風が冷たく さっ さむい!とつぶやきつつ、待合室にいったん入り、さくぽんのセーターにホッカイロを貼って、その上にダウンを着せて、出発。

駅にある「観光マップ」を1枚もらって 赤湯温泉のある場所を確認します。

赤湯温泉は駅からも徒歩20分程度で行けるので非常にアクセスのよい温泉街だと思います。

駅に入っている 土産物やさんで 赤湯温泉のポストカードを買い、温泉街に向けて出発。

全く迷う事無く、赤湯温泉街に到着しました。



こちらの「からころ館」は赤湯温泉の案内所で、赤湯温泉の外湯、「元湯」と隣接していて 無料の休憩室、足湯もあります。

館内の方にあいさつをしてから さっそく足湯につかります。 う~ ぬくい。
ずっと歩いてきたので お湯がちょうどよく気持ちよかったです。
足湯に入りながら 地図を開いて旅館の場所を確認すると ものすごく近くて、赤湯温泉街自体がこじんまりと 旅館やみやげもの屋がちかくに合わさって立っていることに気が付きました。

「これは私の好きなタイプの温泉街かもしれない」私は昔ながらの温泉街っぽいのが好きなのです。

からころ館で 湯上りに食べる用にりんごのゼリーを買い、さくぽんを散歩させながら しばし街を歩きます。

ワイナリーがあったので、お店に入り お店のお姉さんにハーフボトルでお勧めを教えてもらい1本自分のお土産に買いました。

事前に予約をすればワイナリーの中を見ることができるそうです。

次は、ワイナリーの近くのお土産もの屋さんに入ります。

何かお勧めはありますか?自分用のお土産にしたいんです って聞くと 山形牛と玉こんにゃくが煮てあってパッケージされた商品を薦めてもらい、それを買いました。

お店のお兄さんは去年まで埼玉で働いてたそうで、山形にもどってきて久々に温泉につかったら 「あっつ!」って思った って言ってたので 「この辺の外湯、ひょっとしてすごく熱い系ですか?」と聞いたら 外湯は結構熱いとこあるかもね、旅館によっても 熱い旅館とかね あるんだよー と言ってたので 今回泊まる宿、丹泉ホテルなんですけど… って伝えると 「ああ、あそこの宿はたぶんそんなに熱くはないよ」と教えてもらいました。

去年 渋温泉に行った時 外湯がめちゃくちゃ熱くて入れなかった思い出があるので、今回もそうなんじゃないかと 少しドキドキしました。

***

そろそろチェックインの時間になり、宿へ。

わんこOKのお宿、今回はこちら、丹泉ホテルへ泊まりました。

館内はきちんと掃除がなされていて、通して頂いたお部屋もきれいで 広かったです。
たたみのお部屋にわんこOKなのはあまりないので、嬉しいです。

さくぽんも たたみの部屋に興奮してるのか 犬っぱしりしてました。笑

平日なのもあってか 館内はとても空いていて、なんどもお風呂に入りに行きましたが、そのたびに私一人貸切状態でした。

お風呂は檜のお風呂、



露天の岩風呂、




少し大きめの内風呂 ローマ風呂 なんてのもありました。

赤湯温泉は、源義綱の家臣が 温泉で傷を癒した際、傷から出た血でお湯が真っ赤になったことから、赤湯と呼ばれるようになったそうで、エピソードを聞くとちょっと怖いんですが 切り傷などにも効くそうです。

お湯は硫黄のにおいのお湯で、じんわりと ほっかほかになりました。

***

食事も、山形牛や河豚鍋や煮つけが出て苦しいほどでした。
朝食もつきたておもちが出ておかわり自由です。





旅館で、ゆっくり温泉に入って ご飯を食べて 本を読んで さくぽんと一緒にごろごろして、本当にゆっくりできました。

これこそ今回の求めていた旅のテーマ! ほんとにのんびり楽しく過ごせました。


つづく。