とつぜんですが、私の夢は、
「日本の常識を変える」
ことです。
どんな常識を変えるのかというと、
「ひとりひとりが幸せを感じる生き方、働き方の自由開放」
です。
未だに残る、
「女性の労働に対する偏見」
「家庭や地域での男女のあり方」
「子育てに対する男女の役割」
etc・・・
これらは、古い世代や男性からの無言の圧力に思われがちですが、実は、私たち女性当事者でも、勝手決め付けをおこなっている部分もあります。
特に、クライアントさんとのセラピーを重ねるうちに、そのことに確信を持ちました。
私が「ひとりひとりが幸せを感じる生き方、働き方の自由開放」を、
と思うようになった、その根源となるものは、
私が思春期の時の家族の出来事。
これについて具体的に説明すると長くなるので割愛するけど、
思春期の頃、強く感じていた想いとして以下のことがあったわけです。
大人たちは私に「あなたは幸せなお嫁さんになりなさい」と言う。
「突然家を出て行ったりしない、誠実な夫を選びなさい」と言う。
でも待って。
女性の幸せが【お嫁さん】なんて、そんなの不幸。
【お嫁さん】は、結婚式の場とかでのただの【呼び方】であって、
なんの存在でもないのだから。
女性は、男性に依存したらダメ！
おかあさんだって専業主婦にならずにずっと働いていたら、苦しい思いをしなくてすんだ！
苦労するおかあさんなんて、見なくてすんだ！
行きたかった大学、したかった留学だって叶ったのに！
専業主婦なんて、誰も幸せにしないのだ！！
わたしは、社会で【使える】人になりたい。
自立した存在になりたい。
自立すれば、誰のせいにもしない。
大好きな人を恨んだり憎んだりしない。
そうだよ、みんなが自立すればいいのだ！！
・・・そんな風に強く思って、生きてきてしまいました。
それまで両親に、大切に育ててもらったことを忘れて。
そのために私がやってきたことは、
・中学卒業してすぐからはじめた、何十種類ものアルバイト。（おかげで高校の成績は散々・・・）
・社会人になって、なんでもできる【使える】人材になりたくて、身を持って経験してきた様々な職種への転職。
・それらの経験を活かして就いた、キャリアカウンセラー。
・生き方働き方はイロイロであって良いのではないか、家族もイロイロでＯＫではないか、という想いからＮＰＯを設立。（ちょっと独自性を求めすぎてその想いの根源が伝わりにくい方向にいっちゃったけど）
でも、ほんとうは、ずっと「対・男性」「対・常識」「対・社会」に対して、挑戦状を突きつけているようなマインドでいて、私はずううっと苦しかった。
公務員になったときも、「人生イロイロやるなら公務員にもなってやろう」と試験を受けて転職するも、そこでも落ち着く気は全然なく。
「公務員を辞めたアタシ」＝「常識を破ったアタシ」に酔う自分。
反骨心からの、周囲への挑戦状。
結婚相手さえも、ライバルだった。
負けたくないと、いつも思っていた。
オトコはみんな敵だし。
毎日がプレッシャーだし。
社会で【使える】人材になったような気がしていても、
実は幸せとはいえなかった。
・・・そんな結婚だもん。破綻するよね。
そして、
離婚をして、
いろんな経験をして、
学んで、
気がついたのです。
私がココロから「シアワセ」と感じなくて、
いったい誰をシアワセにできるんだろう。
自立、自立と目くじらをたてて、そんなのシアワセとは言えないじゃん。
まずは、自分を許してあげようよ。
オンナとして生まれてきたことを、もっと楽しもうよ。
そんな風に思うようになったのです。
女性のシアワセは、男性のシアワセ。
夫婦のシアワセは、家族のシアワセ。
家族のシアワセは、地域のシアワセ。
地域のシアワセは、社会のシアワセ。
社会のシアワセは、世界のシアワセ。
つまり、
「ひとりの女性のシアワセが世界をシアワセにする」
この想いをコンセプトに、現在のハピ婚セラピストに行き着いた次第です。
【シアワセ】はひとそれぞれ。
お天気ひとつとったって、
「快晴がいいにきまってるじゃん！」という人もいれば
「すべてを洗い流してくれるような嵐が好き」という人もいる。
すべての事象に対して、
両極端だと思える端から端のあいだに、それぞれの正解がある。
だから、どんな価値観も、間違ってない。
それがその人の答え。
ただ、その答えが「シアワセ」であればいいのである。
私は、多くの人に、
自分だけの「シアワセ」に気づいてもらえるお仕事を、
いまの私の、重要なミッションとしているのです。
そんなわけで、
長くそのままだったブログのプロフィールもちょっと変更してみました。
外のお天気は冷たい雨なのに、
記事の内容は暑苦しくなってしまいましたが、
ゆっくり自分について振り返りができてよかった。
最後まで読んでくれてありがとう。
今日も笑顔の一日を。
『婚約の学校』ハピ婚セラピスト
さくら友香
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