家族のこと。


私と家族との関係はなんとも言いがたいものだ。


正直、バラバラではある。


特に私は母との関係は希薄…と昔占い師に言われたことがある。
父とは縁があるそうだ。


私が生まれた頃には両親は忙しくて、母は臨月まで仕事をして、生まれたらすぐ働いて
私はおばあちゃんと過ごした。
おばあちゃんは人の悪口ばかり言う人で(笑)
決して人格者ではなかったけれど
私を可愛がってくれて
たくさん叱ってくれた。


おばあちゃんの影響で
人の陰口を言ったり
時に差別をしたり
性格の悪い子供だったと思う。


おばあちゃんはお母さんを
ものを盗む卑しい女とか
事実無根な悪口をアセアセ
いつもクソミソに言っていた…
実の子に聞かせるおばあちゃんは
本当にダメな大人だなぁ〜
と今更ながら思うけれどニヤニヤ
まぁ、母も似たようなもので
板挟みにあった…


それでも私にたくさんの愛情をくれて
面白くて楽しかったな。
おばあちゃんとの時間は時に苦痛で
とっても抑圧されたりもしたけれど
いつも頼りはおばあちゃんだったし
常に一緒にいてくれて
なんだかんだやっぱりおばあちゃん子だった。


それでも幼い子供は母を求める。
数少ない母のお休みは
友達の誘いを断って
急いで家に帰る。
なんせ、仕事の時は
私が学校へ行く頃はまだ寝ていて
私が寝た後に帰ってくる
何日も前から2週に一度くらいしかない
その日の事を思ってる。



でも家に帰ると母は
寝込んでいて構ってくれないか
あっさりと出かけている。
そりゃそうだ、今思えば…
激務に疲労困憊だし
母だってまだ若かった。
たまーーーの休みに遊びたいはず。



でも幼い私には母は特別で
母が必要で、本当に寂しかった。
夏休みの思い出はたった一日の
お墓まいり。
絵日記の宿題がイヤだった。
母は私にとって大好きなお客さんだった。



だからね、仲の良い家族を見るのが
今でも苦手。
誰に対しても打ち解けるということが
できなくて。


6つ上の兄は嫉妬の対象だった。
はたから見ると私は誰からも愛され
可愛がられ、許された。
でも兄はまだ忙しくなる前の両親と
家族らしく小さなアパートで
たくさんの時間を過ごしたことに
いつも嫉妬していた。


私はおばあちゃんに育てられたから。
それでも両親がいて、
何不自由なく暮らしていたのだから
悲しむことも許されず
ひっそりと泣いていた。


物心つくと
母を憎み出した。
本当は好きなのに
たくさんの暴言で傷つけた
当てつけにいろんなことをした。


父の性格は好きだったけど
いろいろあって
ある時から口もきかなくなった。
兄も家族と合わず、特に父と。
若くして、遠くへ引っ越した。
何年に一度帰ってくる程度。


母が病気になって
今私がやっているのは
家族劇場みたいなものかもしれない。
母を許したし、感謝している。
してあげられることはしてあげたい。



でも久々のフラッシュバックに。
なぜ私は母に尽くしているのか迷走してしまう。
あの頃のさみしく幼い私は
永遠にいなくならないみたい。


だんだんと、私はあの頃の母の年代に近づいていて
私も仕事をしていてストレスがあって
自分の時間も欲しくて
でも、母のために時間を優先していて
そのことをなんとも思っていなかったけれど
母は、幼い私にしてくれたの??
なんて…


ちょっと感傷的
吐き出してみたくなりました。


私が不倫なんてものをしたのも
根本的な課題に
向き合うためのヒントだったのかも
彼を待つ感覚は
あの頃、母を待つ感覚と似ていた
気づこうとしなかったけれど


彼への執着を断ち切る過程は
母へのそれとも似ていた気がする。


今必要なのは
まさに原点回帰なのかな。



成長は、人生をかけてしていくものなのかなと
私は変わらず思っています。






久しぶりの丸々の連休なのに、ちょっと色々ありまして、、
ちょっと台無しな感じで、、
車の中で息ができなくなりかけましたびっくり
今はもう落ち着いたのでお散歩でもしてきます♡
ここまで読んでくれた方
聞いてくれてありがとう!!
とてもスッキリしました。



明日は母の病院です。 
ニッコニコでキッラキラの私に
明日までに戻ります。
もともとそんなでもないけど…(笑)