ケトルベルの前に。
ぼくは膝を緩めることが体の健康に繋がると確信しています。それはケトルベルから学んだ事です。
今までずっと姿勢が良いことが良い、とこの業界では思われていました。今でもそうです。ピラティスなんていまでも根強くこの思想があります。果たして本当にそうなんでしょうか。
ぼくはケトルベルを通して高いパフォーマンスはリラックスが生み出すと確信しています。仕事でも私生活でもそうです。
もしあなたの体が猫背ならそれでいいんです。自分を肯定して力を抜いて下さい。その先に高いパフォーマンスが待っています。
というと変な宗教みたいですね 笑
でもそうなのでそれしか言えません。
このビフォアケトルベルというのはケトルベルをやる前に、という事です。
別にケトルベルじゃなくてもいいです、筋トレでも太極拳でもラジオ体操でも構いません。
◯◯の前にやるべき事があるよ、という事です。
人間は立つ前にはハイハイ、ハイハイの前には仰臥位でホゲホゲ泣いてます。そう考えるとこれから生きる、と決めた産声なんて最高ですよね。
スクワットする前に体幹を鍛えようよ、走る前に腰痛を減らそうよ。そうゆう事です。
ここをすっ飛ばすトレーナーが多い。それはいけない。セッションの中で同時にウォームアップしつつ大変のパラメータを上げてあげる必要があります。まぁ上げないまでもアクティベートという活性化ぐらいはした方がいいでしょう。
もしあなたが行っている事がスポーツ競技でないなら力というのは強ければ強いほど良いわけではありません。
筋肉というのは重たい縄のようなものです。縄は無いと体の剛性が失われてしまいますが、強すぎても身体のバランスは崩れて壊れます。
この手前の五角形の部分何処か一本が長いと左右の青の棒も長くなります。すると隣りの棒には数倍のテンションがかかります。それが緊張だったり痛みです。
痛みは思考を鈍らせます。
筋トレでは「なんだこの動き?」どこ鍛えてるのかわからない!みたいなのがまま出てきます。
そんな時こそそれに全力で取り組むと自分の苦手が出てきたりします。
話がいつも通り脱線しましたが、
ビフォアケトルベルというのは‼️
あなたの強いところを弱くしてバランスをとりましょう♪
という事です。スポーツ競技において強さはアドバンテージになる時もあると思います。だからスポーツ競技ではないのなら、という前提です。
バランスが大切。
以上です。
ビフォアケトルベルをしたいならこちらへ
後藤俊一