夢の続き5
フィラは僕をつれてどんどん歩いていった。すると目の前に大きなお城とその城下町が見えた。
「もうすぐよ。」
フィラは僕のほうを向きにこっと言った。
それにしても大きい城だ。もしかしてフィラってこの城のお姫さまなのか?そういえば色は白いし、手足は長い。顔だって悪くはない。やっぱりフィラはお姫様だ!僕はそんな事を考えながら、前を行くフィラの顔をまじまじと見ていた。
「なに?どうしたの?」
フィラは不審げに僕に聞いてきた。僕は恥ずかしくなり、
「な・・・なんでもないよ。」
と答えた。フィラはますます不思議そうな顔をしたが、
「変なの。まあいいや。この門をくぐればスメリアの町よ。とっても大きい町でしょ。お店だって何でもそろって るんだから。」
フィラはとても楽しそうに話していた。確かに大きい町だ。華やかで活気がある。でもなんだか変だ。
町の人たちは僕らのほうにはけして近づこうとしない。それどころか僕たちのほうを見て、怯えているようにも見える。僕は不思議に思ったがフィラは何も気にしてない様子でどんどん先に進んでいったので僕もあわてて後をついていった。
もう、いない
今日、私は大切なものを失ってしまいました。
もう二度と戻ってはきません。究極の別れです。
何気ない時間の中に溶け込んでいたので今まで存在する意味の重要性に気づいていませんでした。
失って初めて気づくのですね。もう遅すぎるのに・・・。
すごく悲しいのになんだか泣くのを我慢している自分がいます。今泣いてしまったら現実を認めざるを得ないから。私が否定し続けても変わらない事実なんですけどね。
ばいばい、絶対忘れないよ。
小説
私の物語は下書きとかなく行き当たりばったりで書いてます。なのでまだ物語の方向性はぜんぜん決まっていません。でもそれの方が「僕」の視点になって物語が書けるかなーとか思っているのですが・・・ただとりとめがなくなるだけかもしれません・・・
他の方のブログとかサイトとかを読んでいると、皆さん物語かくの上手でうらやましい限りです。
私も皆様の心に残るような文章書けるようになりたいです。
日々精進ですね。がんばろうー
あっジャンルを日記・ブログから本~に変えました。本当はもっと僕が体験した一日一日を日記風に書きたかったので日記・ブログにしてたのですが・・・進行があまりにも遅いので日記はうそかと・・・なので本~に変えました。ジャンルが変わってもよろしくお願いしますね。
夢の続き4
「今あったばかりでこんな事お願いするのもどうかと思うんだけど・・・」
僕がたった今出会ったフィラと名乗る女の子は申し訳なさそうに僕にこう告げてきた。
「この草原を抜けると、大きい街があるの。そこまで私と一緒に行ってくれないかな?」
僕は考えた。だって僕とこの子はたった今会ったばかりだ。それなのに普通こんな事いうか?でもこの子についていけばここがどこなのか、僕はどうしてここにいるのかわかるかもしれない・・・・
「・・・・うん、一緒に行くだけでいいんだよね。一緒に行ってもいいよ。」
僕は僅かな望みに期待し、フィラの願いを受け入れた。
「ありがとう!じゃあすぐにでも行きましょう!」
そういうとフィラは僕の腕を引っ張って歩き出した。僕は不安を抱えながらも、これから起こる事に期待しフィラの後をついて行った。
新しい環境
気がつけばもう4月。今年も三分の一が過ぎようとしているのですね。
4月といえば、みなさんの周りを取り巻く環境に変化はありましたか?もいの周りは劇的な変化はないもののちょっとの変化がありました。
今までの慣れ親しんで浸かっていた環境から投げ出され自ら進んで何事にも取り組まなければいけないという小心者の私にとってはちょっぴりつらい環境に来てしまいました。
これからはすべて自己責任。失敗すれば自分の責任。でもがんばればがんばるだけその成果は自分のものになる。
この環境の中で今のよわっちい自分を少しでも強くたくましくしていきたいなと思う今日この頃です。
もい拝
夢の始まり3
僕はその女の子の質問に答えられないでいた。僕は僕自身の名前さえ思い出せない。僕は・・・僕はいったい・・・
「どうしたの?」
心配そうに女の子は僕の顔を覗き込んできた。僕は何かいわなくてはと思い、
「ぼ・・・僕の名前はクロー・・・クローブ・・・そうクローブだよ。」
クローブ・・・あわてた僕はとっさに目に入ったクローバーから無理やり名前を作り出した。
「クローブ?変わった名前ね。私の名前はフィラ。」
「フィラか・・・フィラはどうして泣いていたの?」
僕がそうもう一度たずねるとフィラと名乗る女の子は下を向いてうつむいたまま黙ってしまった。
「フィラ?」
「クローブ・・・お願いがあるの・・・ちょっとだけでいいから私に付き合ってくれないかな?」
夢の始まり2
僕は心配になって
「どうして泣いているの?」
と聞いてみたが、しばらくの間女の子は黙ってうつむいているだけだった。
僕は気づいてないのかともう一度声をかけようと思ったとき、女の子はうつむいたまま僕にこう質問した。
「あなたはだれ?」
つづく
最近思うこと
自分が好きな事、いっぱいあるよ。でもなんですきなの?
自分の性格 負けず嫌い 負けた事ないの?途中であきらめた事ないの?
自分の夢 物を作る その夢に向けてがんばってる?
悩めば悩むほどこんがらがってわけわからなくなって・・・
今の私の心理が小説にも表れてると思います。
どんなに考えたって答えは出ない、だけど答えを探したくてがんばってる。そうやってみんな人生いきてるのかなぁーと思う今日この頃です。
もい拝
夢の始まり
そんな変わりない今日だったが、一つだけ変わった事がある。それは僕が僕を受け入れる事をやめてしまった事だ――
第一章 少年は旅をする、終わりの見つからない旅を
ここはどこなんだろう。確かに僕は昨日今までと同じように今日を終え、ねむりについたはずだ。しかし今日起きると僕はいつもとは違う今日に来ていた。
空は空ではなく、海は海ではなく、そして僕は僕ではないようだった。
僕は寝起きのけだるい体と重い頭をどうにか引きずり周囲を見渡してみた。
つづく