名古屋の編集ライター、そしておにぎりやさん。

名古屋の編集ライター、そしておにぎりやさん。

名古屋在住の編集者ライターです。
おにぎりやさんもやっています。

仕事、暮らし、思うことをあれこれ綴ります。

Amebaでブログを始めよう!

お待たせしました!

待ってないかもしれませんが、後編です。

 

いまさっきまで、サカナクションのデビュー10周年記念イベントが「AbemaTV」で生中継されていて、息子とふたりで食い入るように見ていました。

 

「いいなー、いいなー、行きたいなー。どこでやっているの?」

という息子に「東京だよ」と答えたら、「やっぱり東京っていいなー」って言われました。

 

こうして東京に憧れて、またひとり若者が東京に向かうのね…なんて思いました(笑)。

 

さてさて、前編にてスタンディングライブ初心者の大人がすっごいいい整理番号を獲得し、子連れでライブに行くことになってどうしよう→こうした を書きました。

記事はこちら 

 

サカナクションのライブで見事最前列をキープすることができたわけですが、ライブが始まるまでは約1時間ありました。

 

1時間も待っていられるかなと心配していたけれど、息子はiPhoneのゲームやり、わたしは前編に出てきた「だいじょうぶ」と言ってくれた隣のお姉さんとずっとしゃべっていてあっという間に時間が過ぎました。

ライブ仲間!って感じがして楽しい時間でした。

 

そしていよいよライブ開始。

持っていた小さなバックとパーカーをポールにくくりつけます。

はじまった瞬間は人がどよっと押し寄せてきて、あっマズいなと思ったけど、まわりのみなさんが息子にだいぶ気を遣ってくれて、わたしが息子の後ろにまわって押し寄せてくる波をブロックするくらいでなんとかポジションをキープすることができました。

その後も幾度か波はあったけど、まわりのみなさんのあたたかいお気遣いにより息子は押しつぶされることも流されることもなく、ずっとずっとベストポジションをキープできたと思います。

本当にサカナファンの方はやさしい。

 

 

※ サカナクションのライブは最後、写真を撮ってもいいよータイムがあります。

 

3年前は疲れたら(知らない曲とか)座っていた息子が今回は一度も弱音を吐くこともなく、

むしろめちゃくちゃ楽しそうに踊っていてびっくりしました。

 

そして、そんな息子にギターのもっちが気がついてくれて、手を振りに近くまで来てくれたのです。

驚いたーー!

 

さらにさらに、最後にはなんとピックをくれました!

 

 

やーーーー、本当にびっくりしました。

行くまではいろいろ迷っていたけど、行って本当によかった!

 

まわりのみなさんからも「がんばったねー。よかったねー、よかったねー」と言ってもらえて、サカナクションは最高だけど、ファンのみんなもやっぱり最高だーと思ったのでした。

 

今回のライブは、本当に運がよかったと思います。

スタンディングでも場所を選べるほど良い整理番号だったことで、小5、140センチの息子でもライブを楽しむことができました。

 

でもこれが、真ん中くらいの場所だったらもみくちゃになっていたかもしれないし、見えなくて終始楽しむこともできなかったと思います。

 

結論からしたら、子連れでスタンディングの場合、いい場所をキープできそうになかったら後ろの方で緩やかに見る方がいいのかなと思います。

メンバーをしっかり見ることはできないけど、安全のため。

 

でも、サカナクションのライブは音が本当に素晴らしく、映像と照明も感動するくらい素晴らしいので、それはそれで楽しめる。

むしろ、その三位一体の関係性を楽しむのなら全体を見渡せる後ろの方が実はよかったり…

 

と、だから2DAYS行く人がいるんだな〜としみじみ納得したのでした。

 

ブログを書いていて、今日の生中継を見て、

またライブに行きたくなったよー!

次の名古屋は6/8、9。

チケット取っていなかったけど、「EMTG」をまたチェックしよう!!

もう3ヶ月くらい前のことで当日の興奮は落ち着いてきてはおりますが、

備忘録と子連れでライブハウスに行きたい人のお役に立てたら…ということで、「子連れで行くZepp nagoyaのライブ」について書いてみます。

 

と、ここまで書いて3年くらい前に同じような記事を書いていたことを思い出しました。

これです、これ 

 

冒頭が一緒…。

ライターとしてなんだか恥ずかしいけれど、このままいっちゃいます笑。

 

前回のZeppライブが本当に素晴らしくて「来年も行くぞ〜」なんて2014年時点で意気込んでおりましたが、2015も2016も開催されず3年ぶりでした。

 

 

実は今回はファンクラブに入ってチケットを確実に手に入れよう作戦でしたが、外れた…甘かった。

でも、「EMTG」というファンクラブ会員同士が定価でチケットをやりとりできるオフィシャルファンクラブ公認の「チケットトレード」サービスによりチケットを獲得できました!

 

このサービス、チケット転売サイトとは違って定価で取引できることが何よりも魅力。

行きたい人も譲りたい人も、アーティスト自身もいい仕組み。

そういうことをきちんと推奨するところが、さすがサカナクションだなーとか思うわけです(完全にファン目線の記事ですんません笑)。

ですが、ひとつ我が家の問題としては、

手に入ったチケットが1Fスタンディング席だったこと。

小5、140cmの息子がスタンディングで2時間以上も楽しめるだろうか。

前回は、このあたりを考慮して2Fの指定席を選んでいたのです。

 

悩んで悩んでチケットトレードに出そうかとも思ったのですが(それで取っておいてなんですが…)、息子はだいじょうぶ、だいじょうぶ、行きたいの一点張り。

 

そうこうしているうちに整理番号の表示がはじまった連絡がきて(今回は電子チケットのためお知らせはメールでくるのです)、電子チケットによりチケットを受け取ったら、何と整理番号が17番!

これは行けってことよ、と母は覚悟を決めて乗り込むことにしたのです。

 

 

それでも心配はぬぐえず、Yahoo!知恵袋やTwitter、Instagramに「140cmの息子とスタンディングでどの位置をキープすればよいでしょうか?」と投稿してみたり、しまいにはZeppに電話をかけて事情を話してみたり…。

 

いま考えると何やっているんだって笑っちゃうけど、何せわたし自身もZeppのスタンディングに参戦したことがないもので必死です笑。

 

回答してくれたみなさんは本当に本当に親切で、

その番号なら絶対に一番前をキープ!という方、モッシュに巻き込まれてハードかもという方、でも仕切られているポールの後ろならだいじょうぶという方などなど、参考になる意見がいっぱいでした。

 

でも正直、まだまだ心配はぬぐえないまま当日を迎えるわけですが、ここで救世主が現れるのです。

 

ライブ日の昼間はおにぎりやさんの出店でした。

出店者仲間と他愛ない会話をしていたら、うつわを作ってるにしむらめいちゃんが今日のライブに参戦すると。

しかも、わたしよりもずーーっと長いサカナクションファンで、Zeppのスタンディング事情もよく知っている。

 

息子の身長問題はもちろん、荷物はいつ預ければよいのか、グッズを買うなら何時に行けばいいのか、ドリンクはいつ受け取ればよいのかなどなど質問攻めにして笑、すべてすっきりしてライブに臨むことができたのです。

 

もうね、サカナクションファンのみなさまは神ですよ!

サカナクションはファンを大切にするってとっても有名なバンドですが、そのファンもファンを大切にする、を実感しました(完全に完全にファン目線の記事です笑)。
 

Zeppにはオープン1時間くらい前の17時に着きました。

グッズは先に買えると聞いていたので、まずはグッズをゲット。

14時か15時くらいから買えたみたいで、その時間はそれなりに並んだようですが17時過ぎはまったく並ばずに買えました。

 

車で行っていたのでロッカーに荷物は預けず、車にグッズを置きに行きました。

このとき、一緒に上着も置いてきました。

 

ちょっと寒かったけれど耐えられない寒さではなく、コンビニで買った肉まんをほおばりながら開場のための列に並んでいたら、件のにしむらめいちゃんが心配して様子を見にきてくれました。

神だー!涙

 

グッズはもう買ったこと、上着も置いてきたこと、ドリンクはライブ後にし、とにかく最前列に走ること(最前列ならポールが前なのでもみくちゃになりにくい)などを確認し合い、いざオープン!

小走りして、無事に最前列(ポールの後ろ)左側をキープできました。
 

隣の女の子に「どっと来ると思いますけどお子さんだいじょうぶですか?」って心配されましたが、正直その加減がわからなかったので「ご迷惑かけないようにがんばります!」と、どういうがんばりだろ?というような返事をしていたら、逆隣の女性が「だいじょうぶだいじょうぶ。親子で参戦なんて素敵ですよー」って言ってくれて、ほっ。

あーー、やっぱりサカナクションファンは神だー

 

で、ライブが始まるわけですが、ここまででだいぶ長くなってしまったので、後編へ続く…。

お店に入って、

「すみません、カウンター席しか空いていなくて…」 

と恐縮されることがある。  

 

何をおっしゃいますか。 

むしろカウンター席がいいんです。   

 

カウンター席は、魅惑の席だ。

はじめましての店では店主とのさりげない会話から始まる。

その店がどういう店かなと、見極めるにも最適な場所。

ちょっといやらしいけれど、これは大切。   

 

そして、いつの間にかの隣のお客さんとの会話。 

店主を挟んでの三角関係。 

しゃべったり、食べたり、飲んだりの気を遣わない関係。 

ゆっくりすることもできて、1人で行ってもさみしくない。 

そんなワガママな気持ちを受け入れてくれるのがカウンター席だ。  

 

先日取材させてもらった、天ぷらと日本酒のお店「梵(そよぎ)」さん。 

いちおうテーブル席はありますが、お店の中心はカウンター席。 

お客さんの目線と同じ大胆なまでにオープンなカウンターで、真っ向勝負を挑んできます。 

わたしがカウンター席に惹かれる理由は、ここにもある。

 

料理人の見事なまでの手さばきを見られるのはカウンター席ならではの醍醐味だし、今日はどんな食材があるのかとか、こんなものが出回る季節になりましたねとか、こんなお酒がありますよとか、そんな話ができるのもカウンター席ならでは。

 

 

ほおっておかれる緩やかな空気が流れるお店も好きだけれど、 

夜に行くなら隠れようがない真っ向勝負を挑んでくるカウンター席のお店に軍配があがります。  

 

梵さんは事務所から近いことあり、取材前にも取材後にもたびたびおじゃまさせてもらっています。

目の前でからりと揚がる天ぷらはそりゃたまらないし、

日本酒のラインアップもなかなかです。 

そして何せ、15時からやっているという嬉しさ!

SNSでお店を紹介したことがあるけれど、ここに反応する人が多かった笑。  

 

 

まーとにかく、わたしの好きなお店の条件がたっぷり揃った梵さん。 

今回取材させてもらって、根掘り葉掘りお聞きすることができて、ますます好きになりました! 

 

そんな根掘り葉掘りをまとめた記事は、
三菱UFJリサーチ&コンサルティングさんが発行の『SQUET』という冊子に載っています。

が、こちらは会員さん向けの会報誌。

みなさんのお目にふれる機会は少なく、著作権等々あるのでここにも記載できず残念。

冊子は梵さんにも置いてありますので、来店の際はぜひぜひ!

先日の出店に、おにぎりやさんの「おにぎりブローチ」を作ってくれている「針と糸」さんご夫妻が遊びに来てくれた。

 

赤ちゃんを産んでから初めての対面。

たくさん抱っこさせてもらって、夫妻が引くくらいむぎゅむぎゅさせてもらって笑、赤ちゃんて、あぁこんなに癒されるのか〜ってつくづく思った。

 

というのも、こんな感情。

10年前のわたしには微塵もなかった。

だから抱っこしながらそんな風に思う自分に驚いていたし、

先日、6ヶ月になる子どもを育てる友達と話したことも思い出していた。

 

友達は、自分が望んで産んだ子どもなのに、
イライラしてしまうことが多くて、うっとうしいとすら思ってしまう。
かわいいと思える時もあるけど、かわいいと思えない時もある。
どうしたらいいのだろう…という話していた。

すごく分かる。
わたしもそうだった。
いや、その気持ちは現在進行形かもしれない。

かわいいと思えることもあれば、
憎らしくて仕方ないこともある。
その年齢で、それぞれ悩むことはあるんだよね。

頼むから1人にしてくれ〜って、
何度思ったか分からない。

子どもがいない時は、自分のために時間とエネルギーをすべて使えた。
産んでから3ヶ月は産んだことを後悔していたし、
産んで1年?2年?は、「これって向いてないわ〜」と思いながら育児をしていた。

よく芸能人やモデルさんがブログなどで、
「うまれてきてくれてありがとう。もう愛情で胸がいっぱいです♡」なんてことを書いているけど、あれってウソだ、って思っている。

産んだだけで愛情が溢れ出てくることなんて、ないよ。
もう、断言しちゃうけど。

自由に動ける友達が心底うらやましかったし、
外で自由に働く夫に対してはうらやましさを通り越して、妬ましささえあったと思う。

当時はSNSなんてものはなかったのにこんな気持ちだったのだから、
いまの時代のお母さんはいろいろと惑わされることが多くて
さぞやたいへんだろうなと思う。

そんな話を友達に話したら、
友達はほっとした顔をした。
そっかー、自分だけじゃないんだなって。

いま考えればあたりまえのことなのだけど、
子育て真っ最中で、外との関係がほとんどない小さい子を抱えるお母さんは、
いつだってそんなあたりまえのことを見失ってしまう。

10年子育てをしていて思うのだけど、
産んだからって突然母性はやってこない。
もう一度、断言しちゃう!

育ててはじめて母性が芽生えて、

愛せるようになるんだって心から思う。

わたしはそう思えるまでに本当に何年もかかった。
だから、安心してよ。
友達も、世の悩めるお母さんたちも。

もともと子どもはそう好きではなかったけど

いまなんて誘拐や病気の話をテレビで見るたびに知らない子でも胸がきりきり痛むし、
友達の赤ちゃんを抱っこするだけで母乳が出そうな気がするし。

 

時間を共有して育てていくうちに愛情は深まっていく。
そしたらなぜか他の子も愛せるようになるというおまけ付き。
なんだかいまはそう思うのです。

少しずつー、少しずつ。

 

 

針と糸夫妻のご子息と。

カイくん、今度はカメラ目線でよろしく!

photo by TAKAHIRO

気持ちよい季節がやってきて、

いよいよイベントシーズンの到来。

春も、あちこちにおじゃまさせていただくことになりました。

 

いまのところ予定している、

ゴールデンウィークくらいまでの春の出店情報と

ワークショップのお知らせです。

 

◎4/22(土)、23(日) 

altien(アル・トゥ・エン)@東海市太田川駅前

10:00〜17:00

初出店。

素敵な出店者さんばかりで震えています笑

 

◎4/28(金)

東別院てづくり朝市@東別院

10:00〜14:00

毎月のお楽しみ!

 

◎4/29(土)

カルムの森@三重県民の森

10:00〜15:00

1年ぶりのカルムの森。

三重のみなさまよろしくお願いします!

 

◎5/3(水・祝)、5/4(木・祝)

常滑焼の甕(かめ)で味噌を仕込む ワークショップ

10:30〜13:00

※事前予約制

 

 

春のおにぎりやさんも西へ東へ。

土鍋炊きおにぎりと、オリジナル手ぬぐい ハレモアメモと、中定商店さんの豆みそとともに参上いたします。

みなさまとお会いできること楽しみにしております!

 

 

 

 

Facebookの過去を振り返ってくれる機能から、

去年の今頃は、東京にトークショーに行っていたことを思い出しました。

 

くらしのきほん × 箱庭 × 灯台もと暮らしの編集長対談

 

1年経ってこのことはすっかり頭の中から抜けていたけど、

自分のブログを読み返してみて、

その晩の楽しさと自分の中のふつふつとした気持ちがよみがえってきました。

 

わたしはあのとき、

ああ、わたしもwebマガジンを立ち上げてみたい

と、本気で思いました。

 

ブログにも書いたように、

ずっと本作りに携わってきたのでwebにはどうにも拒否反応があったのですが、

松浦さんとお話をさせてもらって、

自分のこだわりは何と偏ったものだったのか…と思い知らされたからです。

 

webマガジンはまだ立ち上がっていないけれど、

いただくお仕事への気持ちはずいぶん変わりました。

それまでは正直「webの仕事か…」と心の中で思っていました。

(web業界の方、ほんとすみません、、、)

 

でも、偏見のない気持ちで見るとwebでも丁寧に取材をして、しっかり書くことができる仕事はあることに気がついたのです。

 

4月に入り、新年度がはじまりました。

わたしの場合、1年のはじまりは1月ではなくて4月だと思っています。

4月が誕生日ということもあるのかな。

 

子どもの頃は4月生まれが嫌だった。

春休みまっただ中で、みんなと友達になった頃には誕生日が終わっているパターン。

大きくなれば同級生の中で誰よりも早く年を取って、なんだか損した気分。

 

でもいまは、春生まれでよかったな〜って思います。

誕生日には毎年桜が咲いている。

なんかこれだけで得した気分になるし、

春はやっぱり、さぁやるぞ〜なんて気持ちにさせてくれます。

 

さて、新たな1年のはじまりは、

去年の編集長対談のブログの最後にも書いたように、

”ちょうどよい”を見つけること。

 

いや、ちょうどよいはほどほど見つかっているので、

こだわるけれどとらわれず、

”ちょうどよい”をやり続けることかな。

webマガジンも、ちょうどよいタイミングでやると思います。

 

 

誕生日に和食屋さんに行ったら、

女将さんがケーキを用意してくれていました。

そのケーキがSOLOさんのものだったという幸運!

 

週に3日しか空いていないSOLOさんのケーキを用意してくれるなんて、女将素晴らしすぎます。

東片端の方にあることほぎさん

おすすめです。

 

 

 

1月はコヅツミさんでの出張おにぎりやさんに始まり、

日曜開催の「木暮らし市場」、
初の東京出店、fog linen workさんでの「くらしのマーケット」と、
みそ玉つくりと土鍋ごはんのワークショップ、
ひさしぶりの土曜日開催の「東別院てづくり朝市」と、
イレギュラーが続いたおにぎりやさんでした。
 
それぞれの場所で、たくさんのお客さまにお会いすることができました。
いっぱいお話もさせていただきました。
東京では、8年ぶりや16年ぶりの友人も駆けつけてくれて本当に嬉しかった。
とにかくどこも楽しかったです!
お越しいただいたみなさま、本当にありがとうございました。
 
最近は、出店のお知らせや報告はInstagramで行うことが増えました。
「#おにぎりやさん」というハッシュタグを付けるのですが、
このタグでたくさんの人がおにぎりやさんのことをアップしてくれています。
 
にこにこ、にやにやしながらみなさんの写真を拝見するのが楽しみです。
すごい励みになるんです。
これからもみなさま、「#おにぎりやさん」のタグ付けでどうぞよろしくお願いします!
 
ちなみに「おにぎりやさん」のInstagramはonigiriyasan_」です。
こちらもフォローなど、どうぞどうぞよろしくお願いいたします。
 
今回、せっかく東京に行ったので、おにぎりやさん巡りをしました。
おしゃれなおにぎりやさんが多くてびっくり。
おしゃれなだけでなく、素材や見せ方へのこだわりもいっぱいで勉強になりました。
 
東京はいま、密かにおにぎりやさんブームなのだそう。
昔からのところに加え、新規オープンもぞくぞく。
でも分かる気もする。
いろんなものがある東京だからこそ、最後はシンプルにたどり着くというか。
やっぱりみんな、お米やおにぎりが好きなんだろうな、と。
胸を張って、ことしもおにぎりやさんをがんばりたいな〜と思いました。
 
そして、東京でもう一カ所立ち寄ってきました。
元職場。
最近よく登場する、件の社長がいる出版社です。
(厳密にいえば、立ち寄ったのは系列の写真の学校)。
 
アポなしでふらっと行ったので社長には会えませんでしたが、
当時一緒に働いていた同僚がいたので立ち寄って本当によかったです。
で、社長は授業か? と聞いたら(授業の話はこちらをどうぞ )、
料理教室に行っていると言う。
 
会社に経理の子がいて、その子はいつかカフェをやるのが夢で、
社長にプレゼンをしたところそれが通って、カフェをやることに。
社長は現場に立つわけではないけれど、経営者として料理の基本くらい知っておかなくちゃということで、料理教室に行きはじめたのだそう…。
 
もうね、何度もいうけれど、
社長の行動力やバイタリティは底知れない。
 
そうそう、出版社がカフェを開くことに関してはまったく驚いていないです。
社員がプレゼンしてきたことが、「楽しいおもしろい」と思えば、
何とかしようとしてくれるアメリカンドリームのような会社(笑)。
そういう社長なのです。
 
元同僚と、「儲けることはできないけど、この会社にいる(た)ことで、楽しいことは知っているね、私たち」と、たくさん笑って帰ってきました。
 
どうやらカフェは、春先に荻窪にオープンするそうです。
発酵をテーマにしたカフェなのだとか。
お知らせがきたら、こちらでもお知らせしますね!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
明日(1/25)は下北沢にあるfog linen workさんで開催する
くらしのマーケット」に出店させていただきます。
 
いつか東京でおにぎりやさんができたらいいな〜
なんて密かな野望はあったのですが、
まさかそれが現実になり、しかも大好きなフォグさんが会場だなんて。
(ちなみに、おにぎりやさんのスタッフエプロンはフォグさんのものです!)
 
今回は、料理家の角田真秀さんにお声がけいただきました。
ほかの出店者さんは面識がある方もいればはじめましての方も。
 
ここ数ヶ月、みんなでグループメールでやり取りをしていたのですが、
みなさんとても誠実ですがすがしい方ばかり。
きっと、素敵なものを作るに違いない。
やり取りから伝わってきます。
わたし自身もすごく楽しみなんです。
 
お時間にご都合がつくみなさま、
ぜひぜひいらしてくださいね!
 
今回、マーケットのチラシを作りました。
ことしは年賀状を作っていなかったこともあり、
寒中見舞いを兼ねて東京の友人や知人にチラシを送りました。
 
20代〜30代のころ、東京にいました。
もう10年くらい東京を離れていて、すっかりご無沙汰の人も多いです。
でも、行くよーって連絡をくれたり、行けないけど応援してるよーってメールや手紙ををくれたり。
 
仕事をしていたり、子育てをしていたり、みんな忙しい。
でも手を止めて気にかけてくれたことが本当に嬉しい。
みんなありがとうね!
 
そうそう、件の社長にもチラシを送ったのだけど、
なんと、電話をくれた。
「ごめん、その日は朝も昼も夜も授業が入っていて行けないんだよ」って。
 
社長は出版社を経営しながら写真の学校や写真スタジオもやっていて、
学校では授業も持っている。
 
社長に、「えっ!わざわざそのために電話くれたんですか」って言ったら、
だって手紙くれたじゃないかって。
そして、すぐに電話は切れた。
 
15年前と変わらず、この人はせわしい笑。
相変わらず授業も精力的にやっているみたいだし、
思いつきの行動力や人間味も変わらない。
社長(←社長って呼んだことないけど)、大好きです。
ありがとうございました。
 
そして、せっかく社長と話す機会を得たのに、
わたしはまたお茶の事実を伝えられなかった。
社長、電話切るの早いよ〜!
 
◎くらしのマーケット
1/25(水)12:00〜17:00
fog linen work 2F
下北沢駅徒歩3分くらい
 
うつわや+cafe 草so(千葉/カレー、焼菓子、お米、器)
おひるとおやつの時間 ひつじ座(東京/ランチプレート、おやつ、お飲物)
すみや(東京/ランチボックス、本)
まるふじとムスビ舎(長野/パン、雑貨)
おにぎりやさん(愛知/おにぎり、みそ、手ぬぐい)
 
 
 
 
 

息子の授業参観に行った。

授業は英語だった。

 

Englishは英語、

Japaneseは国語、

Mathは算数、

Peは体育(知らなかった!)と、

各教科を英語で言ったりカードゲームをしたりと簡単な授業なのだけど、

自分の耳の退化具合には本当に驚いた。

ヒアリング力がゼロ。

フライパンすら聞き取れないのだもの…。

 

でも、もっと驚いたのが先生のテンションの高さ。

高い、高い、高かったー!

 

英語もこんなふうに始められたら、

わたしのように英語きらいにはならなかったんだろうな。

 

英語に限らずだけど、

明るくてテンションが高いっていいなと思った。

みんなそれに引っ張られていく。

笑いが起こり、楽しくなる。

明るいってやっぱりいい。

 

英語の先生に、

明るくてみんなのテンションが高くて楽しい授業でしたって言ったら、

センキューってにこにこ返された。

あまりにそれが清々しく、

日本人同士だけどこちらこそセンキューって思わず言ってしまいました笑。

いつも、フラットで明るくいたいなーと改めて。

 

 

 

あけましておめでとうございます。

 

というには恥ずかしいくらい日が経ってしまいました。

2017年も、どうぞよろしくお願いいたします。

 

何日か前にある友人から

「まだまだ勉強しています」と書かれた寒中見舞いが届いた。

友人はある資格を取るために一念発起。

仕事を辞め、子育てをしながら勉強をしている。

ここのところ会うことはなくなってしまったけれど、

試験の時期がやってくるとがんばっているかなと思い出している。

 

やりたいことに邁進している友人がとってもまぶしく、

そしてとっても誇らしい。

 

忙しい勉強の合間に毎年寒中見舞いを友人は送ってくれるのだけど、

そのハガキをみるたびに

自分は友人のようにがんばっているかなーと毎年自分に問いかける。

 

20代後半。

本を作ってみたい。

書く仕事がしてみたい。

そんな思いで出版社の門をたたいた。

 

でも、出版業界の壁は遥かに高く、

何の経験もない私は連戦連敗。

履歴書をたくさんの会社に送るも、

面接にすら進めない日々が続いた。

そんなとき、ある小さな出版社に拾われ、

3年間ほど勤めさせてもらった。

 

送別会のとき、
わたしはなぜ採用されたのでしょうか? 

と、おそるおそる社長に聞いた。

 

「特技…お茶をとびきりおいしく淹れられること」

と履歴書に書いてあったじゃないか、と。

 

わたしはそれまで、誰もが知っている大企業に勤め、

事務職として働いていた。

今となっては、それはそれで誇るべきことかもしれないと思うけれど、

事務職なんて正直、履歴書に書けることがまったくない。

 

そこで苦肉の策で思いついたのが、この特技だった。

 

こんなことを書いて普通なら受かるはずがないのだが、

もしかしたらこれをおもしろいと思ってくれる人がいるかもしれない。

いや、これをおもしろいと思ってくれるような会社に勤めたい。

 

そして、

いた。おもしろいと思ってくれる人がいたのだ。

 

そして、社長は続けた。

「でもさ、俺は3年間でお前にお茶を淹れてもらった記憶はないぞ」と。

 

いや、社長、だって…。

わたしの前職は大企業で

ぴっと押せばお茶が出てくるものが会社にあったのですよ。

つまり、お茶を淹れたことなんてなかったんですよ。

 

出版社を辞めて12年が経っている。

いまだに社長にこの事実を伝えられないでいる。

 

あのとき、大ウソをついてでも、

何としてでも本をつくる仕事に関わりたかった。

 

わたしは読者家ではないし、

文章を書く抜群の才能を持っているわけでもない。

それは本を作る仕事を続けていて

十分に承知している。

 

でも、本を作ってみたい。

書く仕事がしたい。

 

去年の最後のブログにも書きましたが、

いろいろ人に会って、話を聞いて、

へーと唸ったり、ほーと感心したり。

その気持ちは15年前と変わらず、わたしの原動力。

 

おかげさまで、ことしの春で独立してまるっと10年が経ちます。

よくもまぁ、飽きないものだと自分でも不思議になる。

また新たな気持ちでがんばろう。

 

友人の寒中見舞いをみながら、

なぜだかむかしのことを思い出し、

自分に喝をいれたくなりました。

 

さて、ことしこそはお茶の事実を社長に伝えるべきか。

と、いまごろ寒中見舞いを書いています。

(年賀状をくださったみなさま、返信なきのご無礼たいへん失礼しております)

 

 

追伸

sachi japanese teaのさちさんのおかげで、

いまならお茶をおいしく淹れてあげられるはずなんだけどなー。

おまけのさちさんの記事