さくら猫が世界最強&怖いとビビッタ女の話です…
段々、話が続いていくのも怖いが…サスペンス実話ドラマ…
これが、今までのお話です
超怖~い!!女の話! 超怖~い!女の話!その2 超怖い女の話!vsQ太郎その3
超怖い女の話!その4タコ坊主現る! 超怖い女の話!エルメスバッグで逆襲編
超怖~い女の話!!その6 超怖~い女の話!!だいぶつ君憑依される!
超怖~い女の話!その6の続きです。
恐怖の大魔神のCさんに土地を取られたCさんの夫、JさんとJさんのお父さん…
JさんとJさんのお父さんはCさんを刑事告訴しようと弁護士の所に赴くが…
Cさんのトドメのメールを見て刑事告訴を止め、民事訴訟で取られた土地を返してもらう計画に変更した
弁護士と次の打ち合わせの日にちを決めた1週間後、Jさんのお父さんは
コタツに入り亡くなっていた…
Cさんに関わり金や土地を取られ亡くなった人…3人目である…
さくら猫は表の稼業のメンバーのKさんから電話をもらい、
Jさんのお父さんが亡くなったと知らされた…
Kさん 「さくら~先日、Jさんに弁護士を紹介してくれてありがとう
ところで、Jさんのお父さんが亡くなったのを知っているか」
さくら猫 「え~~ 先日、会った時は元気だったよ ボケてもいなかったし…」
Kさん 「Jさんが畑に行っている間にコタツの中で亡くなっていたらしい…
今晩、お通夜だよ…」
さくら猫 「こんな時に、恐縮ですが…Jさんのお母さんや外の身内の人達が、
遺言公正証書を書かされていないか確認した方がいいと思う…
Cさんが身内の人に書かせているかもしれない…」
Kさん 「いくらなんでも、遺言公正証書まで書かせるかよ
さくら考えすぎだって」
さくら猫 「でも、気になる…とても気になる…他にも何かやっていると思う…」
Kさん 「わかったよ~Jさんに言っておくから…
そんな、遺言公正証書まで書かせるとは思えないが…」
さくら猫 「でも、伝えておいて必ず調べるようにって」
そして、Jさんのお父さんの葬儀が済んだ1ヵ月後程経ったある日、
さくら猫のピピピが的中してしまったのだぁ~
さくら猫が事務所でくつろいでいると、携帯が鳴った
見覚えのない電話番号だった電話に出るとJさんからだった
先日、弁護士を紹介してもらった件でお礼がしたいので、丁度近くまで来ているので
事務所に寄るとの事だった 10分程してさくら猫の事務所に訊ねてきた.。
お礼にと、自分の田んぼでできたお米を頂いた。
さくら猫 「お礼なんていいのに~心配しないでくださいね
凄くキレイなお米ですね」
心の中では、米は非需品だぁ~うれしい~~
Jさん 「僕は農薬を使わないで米を作るんです手をかければ美味しいお米が出来るんですよ
ところで…相談があるのですが…今、時間がありますか」
Jさんは、本業は農業だ自然を愛し米を作っている。
Q太郎のおじさんが亡くなった時、Cさんは 『田中さんを殺したのは主人よ私との仲を疑って主人が殺したのよ』
と、言っていたが…とても人を殺めるような人ではない…
さくら猫 「ところで…相談って…」
Jさん「さくらさんが遺言公正証書が作られているかもしれないから
調べるように…と言っていたとKさんから聞きました。
僕には、まだ結婚していない伯母がいまして…結婚していないと言っても、もう78歳ですから
結婚することはありませんが…
昨日、伯母と母を連れて公証人役場に行ってきたんです…
そしたら、伯母の遺言公正証書が作成されていまして…
伯母の所有する土地、家屋、預貯金を全てCに相続すると…」
さくら猫 「え~~~ってコトは全財産をCに相続させるの~
ところで…土地ってどのくらいあるの~」
Jさん 「伯母が住んでいる自宅が300坪ちょっと…後は山林や農地ですから価値はありませんけど…」
さくら猫 「でも…300坪なら坪30万でも9000万円だよ~」
… … 前回、自殺した人2人からゲットした金が約2800万円
Jさん名義の土地を売却して得た金が1500万円…
Jさんの伯母さんの土地も相続したら1億円以上をお手軽にゲットした事になる
さくら猫 「でも…遺言公正証書は何度も書き直しできるよね
亡くなった時に、最新の遺言公正証書が有効だから…」
Jさん 「遺言公正証書は明日にでも、無効にしてきます。ただ…」
さくら猫 「…… どうしたのですか」
Jさん 「土地と家屋に不動産売買予約仮登記がされていたんです…」
さくら猫 「売買予約登記…」
Cさんなかなかやるではないか…
不動産売買予約仮登記とは…
今はこの土地をJさんの伯母さんが所有しているが、大魔神のCさんが…
『この土地は私が買う予約済みの土地です いくら他人が100億円で売って欲しくても
私がOKしない限りこの土地は売れないのよ~』って意味である
遺言公正証書は伯母さんが亡くなった時に効力が生じる
伯母さんが生きている間に土地を売買してしまうのは自由だ
悪知恵の働くCさんは伯母さんが生きている間に土地を売れないようにしたのだ~
ここまでの事を成し遂げる人間って…よほどな金に執着があるのだろう…
さくら猫 「それで、伯母さんは何で、遺言公正証書や簡単に不動産に売買予約仮登記を打たせたの」
Jさん 「それを、僕は伯母に問い正したのですが…伯母も泣くばかりで…」
… … Cさん…伯母さんに嘘ばかりついて、伯母さんを恐怖に陥れたのか
伯母さんの弱みを握ったのか
それにしても、被害者続出である…
Jさん 「伯母は自分で書類にサインしたのだから…不動産売買予約は正当なんですよ…
詐欺にもならない…」
… … さくら猫は万年ビンボーだ段々、所得倍増するCさんに腹が立ってきた
さくら猫 「良い方法があるわ後見人補佐を付けるのよ
病院に行って、伯母さんがアルツハイマーだと診断されたら無効よ
裁判所で、書類にサインした当時、すでにアルツハイマーだったと立証できれば、
判断能力がなかったとみなされて、売買予約仮登記は無効になるわ
登記は戻せるわまだ、売買予約の仮登記がなされて日が浅いから
すぐに、病院に行って検査をしてもらえばイイわ~」
Jさん 「後見人補佐があったんだぁ~さくらさんありがとう」
Jさん元気になって帰っていったが、後見人補佐を勝ち取るには何度も裁判所にも、
足を運ばなければならない…
だが、一つくらいCさんの所得倍増計画が失敗してもいいだろう
さくら猫は、先日亡くなったJさんのお父さんにコンタクトを取ってみた
前回、自殺したQ太郎のおじさんのコンタクトを試みたが黒いモヤモヤしか視えず失敗した
今度は、一度面識があるそれに凄くCさんの事を怒っていた
さくら猫は意識を集中させて、Jさんのお父さんにコンタクトを取ってみた
でも…Q太郎のおじさん同様…モヤモヤで何も視えない…
伝わってこない…さくら猫…またもや失敗である…
最後に…『仕方ない…』 Jさんのお父さんだろうか
伝わってきた… 生前は、すごい勢いで怒っていたが…
亡くなると心が慈悲深くなるのか
嫌…違う…心に憎しみを持ったり恨んだり…悲しんだりの心や感情は亡くなっても
残る… Jさんのお父さん諦め気味で『仕方ない…』
何故だろう…
でも、Jさんの伯母さんの後見人補佐計画が失敗したらCさんは1億円以上ゲットした事になる
Cさん…どれだけ儲けるつもりなのか…
つづく…