ありがとう
ひめキュンとして7年間。
精神的な面でも
ステージに立つ人間としても
たくさんのことを学ばせて頂きました。
まさにたたき上げ、現場主義スタイルで
わからないことだらけで、初めは混乱したし慣れませんでした。
でも、5人になってからどんどん結束力も上がって。みんなのことが大好きになって。
7年間、たくさん色んなアイドルやグループを見てきたけど
ひめキュンフルーツ缶が1番最高だなって常に感じてました。
本当に自慢のチームです。
メンバーも社長もスタッフさんも
そしてもちろん応援してくれてるファンの皆さんも、みんな。
ラストライブのステージでも言ったけど、
みんなのライブ中の楽しそうなキラキラした瞳がだいすきです。
みんなのキラキラで、泣いちゃった....
大好きな怒髪天だったり、対バンするバンドの方々にも、「ひめキュンのファンは最高だ」ってよく言われるよ。
たくさんの笑顔や嬉しい言葉にも、いっぱいパワーをもらいました。
頂いたお手紙やメッセージはすべて大事にとってます。本当にありがとう。
一瞬でもながくみんなの心に残る
最高なライブをし続けたい。
そう決めて、卒業を決断してからも全速力で突っ走ってきました。
私たちが未来に向かいすぎてね、
くよくよした姿を見せなさすぎてね、
逆に「寂しさ」を感じた方も多かったんやないかな。
ごめんね。
ラストライブの日。
卒業の日をね、歌う前に
円陣をしたの
久しぶりの5人での円陣。
みんなで手を重ねて、いつもわたしが一言いってから円陣を始めるんだけど
「ひめキュンは5人でひとつ」
この言葉でね、ひめキュンとして最後の円陣を終わらせたの
残りの期間を4人で駆け抜けぬけるって決めて
ずっと言えなかった言葉
楽しく、私たちらしく終わらせるために
封印してきた気持ち。
今日は言えるんだ。言っていいんだ。って、
改めて口にしてしまうともう涙が溢れてきて
歌う前から止まらなくて
これって、どういう感情なのかなあ?
にんげんって色んな感情があるなあ。って。
悔しさ、寂しさ、切なさ、あたたかさ、、、
愛って何なんだろうって
ずっと思ってたけど
わたしは間違いなく
ひめキュンを
5人で駆け抜けてきたひめキュンを
素敵な音楽や周りのスタッフさんと作り上げてきたひめキュンを
愛していたんだなあって
愛してるからこそ
みんなでもっと上へいきたいからこそ
許せないことや辛いこともたくさんあって。
でも、いまの最後の最後の瞬間まで
不器用でもがきながらも
「できることはすべてした」
と、私たちは自信を持って言えます。
「離れてしまっても心はひとつなんて
寂しいこと言わないでそばにいてよこのまま」
果てしなき旅のここの部分が
あたまで何回もループして
ほんとうにその通りだよ。って。
思うけど。
でも。
一度しかない人生。
わたしは常に未来を楽しく生きたいから
あのときが1番楽しかったって、過去の自分にジェラシーを感じたくないから
これからももっと最高な出逢いと人生に向かって進んでいきたいです。
私たちのいたひめキュンを愛してくれたファンのみんなにも、最高な人生を送ってほしいです。
「5人のひめキュンでいつまでも一緒に、大きくなっていきたい」
それは叶わなくてみんなそれぞれ次へ向かうことになりました。
でも、夢破れたって決して思ってほしくないんです。
応援してくれてる人がいるのに、去ってしまう身として勝手なことを言ってるかもしれないけど
こんなに楽しくて幸せで最高な時間を過ごしてきたのに
悲しい思い出として終わらせるのは
ぜったいにいやなんです
大切な思い出として、みんなの青春として
少しでも長く生きられたら幸せだなあ。って
それが、私の素直な気持ちです。
ひめキュンフルーツ缶はこれからも続きます。
大事なひめキュンフルーツ缶、大事に受け継いでほしいなあ。
後輩たちをよろしくお願いします。
私はこれからも音楽を続けたいと思ってます。
まだまだ、不安もたくさんあるけどこれからの人生が楽しみで仕方ない。
みんなにも、そういう人生を送ってほしいと心から思ってます。
ひめキュンを愛してくれたみんな。今まで本当にありがとう。
最高な人生を送ろうな!
谷尾桜子