(かとうぎ桜子)

次に男女共同参画計画素案に記載のある「出前講座」について伺います。

これは、男女共同参画センター のスタッフが、登録団体に対して男女共同参画についてのミニ講座をするものであると聞いています。男女共同参画における課題を知り、センターがその拠点となる場所であることを改めて学びあって、登録団体がそれを踏まえた活動を広げていくことができることは大切であると考えます。このとりくみをする中で見られた成果はどういったものがあるか、また、今後の方針についてうかがいます。



(総務部長)

男女共同参画センターの出前講座の受講団体からは、「活動の推進拠点としてのセンターの役割や男女共同参画のついての理解が深まった」「家族や友人にも講座の内容を伝えていきたい」などの声が寄せられています。今後はこの出前講座の対象を区内の事業者にも広げ、メッセージ発信に活用していきたいと考えております。












前からそんなふうに感じていたので、今回改めてこの事業について質問しました。

男女共同参画は、言葉そのものはわかりづらいですが、男性も、女性も、性自認が男女では分けられない人も、誰もが自分らしく生きることをめざすものですから、せっかく登録団体としてのご縁があったからには、改めて「男女共同参画」について知る機会を作っていくことはとても良い取り組みであると思います。男女共同参画の意味や、男女共同参画センターの施設の役割を改めて学ぶことで、登録団体の特長を活かした新たな活動につながることもあるかもしれません。

男女共同参画センターに限らずですが、区立施設にはそれぞれ設置目的があるものの、貸館としての役割もあるので、ともすればその施設の設置目的についてあまり知らないまま利用される方もいらっしゃるかと思います。特に「男女共同参画」という言葉はあまり耳馴染みもないということもあります。

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