少し前の活動の報告になってしまいますが、11月23日に谷原にある資源循環センター の見学に行ってきました。

ここは2010年に開設した施設なので、開所式のときにはお邪魔したのですが、実際に運営している様子を見学させていただきたいと、区民の皆さんにもお声かけして数人で伺いました。

資源循環センターの役割のひとつは、粗大ごみを集める場所であることです。
区内で収集した粗大ごみがここにいったん運ばれます。自ら持ち込みをすれば少し料金が安くなります。


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集めた粗大ごみのうち、再利用できないと判断されたものは、収集車に積み直して中央防波堤の埋め立て地にある粗大ごみ破砕処理施設に運ばれます。




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傷がなく使える家具は、きれいにして、現在区内に3か所あるリサイクルセンターで販売されます。



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リサイクルセンターに運ばれるのを待つ家具。




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布団は、粗大ごみの中で最も多く出るものだそう。



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自転車は分解します。



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掃除機や炊飯器などの家電も分解して、金属部分とそうじゃないところに分別します。


こうして、中央防波堤に運ぶ前に、練馬区内で分別できるものは分けて資源化するというとりくみは、2011年からスタートしているとのことです。




資源循環センターでもうひとつやっていることが、廃食用油を車の燃料に使うための精製です。

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このように、油の容器などに入れた使用済み・期限切れなどの油が集まります。



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それを機械に入れて、時間をかけて精製。



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工程フローはこんな感じ。



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こういう黒い感じだった油が



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こんな色に。


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機械でいくつかの段階を経て精製されています。


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(資源循環センターの前で)



粗大ごみは使えるものはできるだけ活用し、捨てざるを得ないものも分別する様子を拝見して、ふだん捨てているものがどういう経路をたどって処分されているのかを改めて考えることができました。


資源循環センターはどなたも見学することができますので、ぜひ皆さんも機会があれば見学してみて下さい。