一般質問の中で、DVの問題についてご紹介します。

一般質問では短めで、その後、決算委員会で改めてDVの問題は聞いたので、そちらはまた後日ご紹介したいと思います。

(かとうぎ桜子)
DVの問題への取り組みについて伺います。
・第一に、配偶者暴力相談支援センターについてです。練馬区では5月から配偶者暴力相談支援センターを設置して、今まで以上にDV被害者への支援を充実させてきているかと思いますが、この数か月のとりくみで見えてきた成果と課題をお聞かせください。

・第二に、デートDVについてです。
DV防止法の改正により、その支援対象として同居している恋人間の暴力まで範囲が広げられましたが、一方でいまだ対象にならないデートDVに関する支援や啓発のとりくみは不十分であると考えます。学校との連携を通じ、若い世代に直接働きかけるプログラムが必要です。他区ではデートDVに関する出前講座など実施されていると聞きますが、練馬区ではその状況は把握されているでしょうか。また、練馬区ではこれまでどのように取り組まれてきたか、また今後の進め方について考えをお聞かせください。

(総務部長)
DV対策についてです。
本年5月に開設した配偶者暴力相談支援センターでは、DV証明の発行など新たな取組を開始し、開設から8月末までの間に延べ58件のDV証明を発行したところです。センターでは、DV被害者の方の個人情報の閲覧制限などが必要な場合、職員が関係窓口へ同行し、被害者の方の負担軽減を図っています。
また、課題となっているセンターの存在を知らないDV被害者の方への周知方法についても工夫してまいります。
デートDV対策については、区では第四ブロックを中心に他区の取組状況などの把握に努めています。また、啓発誌や区ホームページなどを活用して引き続き啓発を行っています。
今後は、大学や高校に出向き、デートDV防止の大切さを分かりやすく説明する啓発事業の実施を検討するなど、取組を進めます。