教室に来てくれている友人の発願から手本として製作する事になった童薬師です。
素朴な感じを出すために完全に仕上げきってはいませんが、柔らかな空気や穏やかな感じが表現できるか挑戦しました。
かわいいって事が如何に難しいか。。普段あまり造らないので大変苦労致しました。
顔の輪郭や目や鼻、口。。
すべてのバランスが少しでも狂うとオジサンっぽくなってしまいます。
いかがでしょうか?
今回は一刻も早く病を治して欲しいとの強い思いから
敢えて与願印は表さず、両手でお薬(薬壷)を捧げ持つようなイメージに仕上げました。
掛け仏として仕上げたので拭き蓮弁を直接彫りこまず
立体的な空気を感じていただくために挿し連弁にて仕上げました。
像高 六寸 総高 一尺
檜材
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http://kyoubussi.com/
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