スチームボーイ | Sakuraの鼓動

Sakuraの鼓動

距離バカの日々をツラツラと。

スチームボーイと言うアニメのDVDを見た。

http://www.steamboy.net/intro.shtml 参照)


キャラクターを描くのは、AKIRAやFREEDOMなどでおなじみの『大友克洋』さんだ。


内容を簡単に説明すると、

舞台は19世紀のイギリス、蒸気機関が大活躍する産業時代で、

発明一家に生まれた主人公が祖父から『スチームボール』と言う、

謎の金属のボールを受け取る。


祖父は科学や発明は世の中の人のために創造するものと主張、

父親は利益を追求するものと主張、

食い違う両者の意見に産業にはつき物の戦争がからみ、

主人公は祖父と父親の対立と戦争に巻き込まれる…


と言った感じ。


まぁ、参照を見てください(笑)



大友さんの画は大好き。

AKIRAを見たのは大人になってからだけど、

大分前から存在は知っていたし、綺麗な画だなぁ…と思っていた。


スチームボーイはキャラクターもストーリーも良いく、

二度、立て続けに見てしまった。


と言っても、大好きだから二度も見た訳ではなく、

一つ気になることがあって、一度目は集中して見られなかったのだ。


それは何か。


蒸気を操る上で大事なのはバルブ、弁だ。

一般家庭にもある水道の蛇口のようなものがバルブ。


当然この物語にもバルブが大量に出てくるのだが、

主人公がバルブを閉め、蒸気の流れを止める…と言うシーンがある。


バルブを閉める、つまり右回りにハンドルを廻す。


ところが主人公は一度だけ、蒸気を止めると言って、

左にハンドルを廻したのだ。



シャワーを浴びるとき、蛇口は左に廻して水を出し、

右に廻して水を止める。


基本的にはこれがバルブの操作として正しい。


ただ、あくまでも基本であり、リンクギヤを噛ませる、

もしくはギアを噛ませずとも逆操作のバルブもあるのだが、

主人公が触ったバルブにリンク機構は見当たらず、

またリンクギアのないタイプで逆操作のバルブだったとしても、

作品中、同様のバルブは一切出てこない。


しかも外見上から判断がつくのだが、

バルブの外見が蒸気などの流量をかえるのには向かないバルブなのだ。


まぁ、19世紀と言う一昔前の時代、

バルブの主流はそれだったと仮定すれば、

納得できなくも無いが、やはり逆回しだったのは気になる。



どうでも良いことに気がついて、

約2時間、楽しい時間を無駄にしてしまった…。


しかしながらこの作品も好きな作品の一つとなったのは間違いない♪


機会があったら見てみてください♪