第4弾は待機児童対策です。3月1日現在の成田市の保育園の入所待ち児童数は224名です。



保育園には待機児童と入所待ち児童があります。
入所待ち児童とは、申込みをしているにもかかわらず、保育園に入れていない子どもの数。
待機児童とは、そのうち国が定める基準に該当する子どもの数です。成田市の待機児童数は53人です。(国は、複数園の希望を出さないと待機児童として数えないなどの基準を決めています)

ガーベラ保育園の待機児童対策は認可保育園の増設で

自治体は保育を必要とする子どもに保育を提供しなければいけません。
議員になって最初の一般質問で、認可保育所の増設で待機児童対策を行うよう求め、2018年7月成田一時待機児童がゼロになりました。
しかし、その時も入所待ち児童はは解消されず、その後また増えてきています。
保育園ができて入りやすくなれば、働こうとするお母さんが増え、入園を希望する子どもも増えます。潜在的な待機児童と言われていますが、今後も増えることが予想されています。
保育を必要とするすべての子どもが、保育園に入れるよう引き続き求めていきます。(今後、成田市では3つの認可保育園が設置される予定です。開園は来年の春を予定しています。)
同時に、保育の質を確保も重要です。基準の緩和などはさせず、保育士さんの待遇改善で質の確保をさせていきます。

ひまわり児童ホームの待機児童対策を
同時に今問題になっているのが「小1の壁」と呼ばれる、学童保育(成田市では児童ホーム)の待機児童の問題です。
保育園が増えれば、共働きが増えますので、就学後の児童ホームの利用者が増えます。
今、成田市では全ての公立小学校の敷地内に児童ホームがあります。原則希望すれば6年生まで通うことが可能です。
しかし、児童数の多い学校では「3年生、4年生になると入れない」ということがあります。
児童ホームの増設も必要です。
そして、今この児童ホームで働く指導員さんの待遇の低さも問題になっています。にもかかわらず、国は人材確保などのため、規制緩和をできるようにしました。規制緩和を導入するかどうかは自治体に委ねられています。今でさえ、40人の子どもを原則2人で見ており、大変な仕事です。
子どもたちの健やかな成長のためにも規制を緩和しないよう取り組みます。

4年前私が立候補した時、長男3歳、長女は1歳でした。主婦だったこともあり、保育園には預けられず、長男は幼稚園の満3歳児を利用し、長女は一時保育(月の半分ほどしか利用できない)を利用して、選挙に望んだことを思い出します。
議員になった後、長男を保育園に転園させようかと考えましたが、その時は待機児童が多く、周りにもたくさん待機しているお友達がいました。
結果、長男は幼稚園を卒園し、今は学校が終わると児童ホームに通っています。
ありがたいことに下の2人も保育園に通えています。
保育がないと、共働きは難しい。
そしてそれに加えて、祖父母の支援。残業を減らす。残業が減っても生活できる賃金。なども実現していかないと子育てと仕事の両立は難しいです。
保育の施設整備はその上での絶対条件だと思います。
認可保育園、児童ホームの増設を爆笑