第二章。。。。 できれば一章目も読んでくださいね。




ついに あの 伝説のクラブ(私の中では)のドアを開ける

1996~2005

六本木


VIETTI (スペル間違ってたらほんとすみません)

ちなみにここももうないんです。3階の場所です。(あ、でもまた場所変えてやってるのかな?)

 あの受付のおじさん今も元気で生きてるのかな~?

簡単にいうと


ここの客は 男9.7割が黒人 0.3割がヒップホップ好きの日本人

               女 みんな露出系。(汗)


基本、ナンパが目的な男と それを期待している 女と

ブラックミュージックが大好きで踊ることも大好きという人たちの集まりですね。


まあ、ここまで黒ばっかり集められましたね。っていうくらいいたね。

ほとんどが自称アメリカンのアフリカン、週末になると米軍、英語の先生っ

外資に勤めている人って感じ。

 そんな中、「俺はIBMに勤めている」いうナンパ文句が流行ったのかみんな

そういってた時もあった。

 ときどきアメリカから来たダンサーやDJも遊びに来てた。

エリートフォースとかね。。。


なにより熱かったのが 水曜日の夜音譜


毎週水曜日は   「今日 行く?」

が合図で 行く場所はここに行くことに決まっていた。


なんであんなに水曜日が 盛り上がってたのか今になって分かったけど

第一の理由は その日は ミュージックチャージが ただ だった。(だから行っていた)

しかし、平日の水曜日に朝まで遊べる社会人(それも黒人だけ)

は普通に考えてあまりいないでしょう。

 なので米軍のオフになっていた人たちや、自由業の人くらいしかいなかったと思うが

 あ、でもって女の方も私のような学生かその後社会人になってもシフト制の休みの人か

夜のお仕事の人かって感じが多かった。

 女の人が来ている服は

「ねいさん その服はどこで買ったのですか?」


と聞かずにはいられない、ヒップラインから全部スリットがはいっているスカート

や、全部レースな黒のパンツや 背中が全部丸あきや

 でもっと私が興味一杯だったのが彼女たちのたわわに揺れる胸。

カノウ姉妹とはれるような胸は 自然にできたものではないでしょう?

という方ばかりだった。


要はなんかめちゃめちゃな感じの人ばっかりだったわけ。

その点、週末の方が普通の人が多かった気がする。


ここで起こる男女のやりとり、山田詠美の世界に憧れいた私は

「あ~。本当にこんな世界があるのね~。」

と、楽しんでいた。 

 女の事を理由にけんかする男、次から次へと別の女をナンパする男、

壁の端っこの方でHしている人。。。まじめに踊る人。

 

 トイレに行く途中が最高のナンパの場所といっていたが

立ち話して並んでいる男の前を歩くときは かなりかっこよく歩くように意識したり

「あごは下げて背筋を伸ばし胸をはり、目は遠くを見る」

「流し目で目を一度合わせ、すぐに別の方を向いて歩きさる」

という、一番の(sakura流)ナンパされやすい歩き方も確立したかと思う。

 今はきっともうできないと思われます。。

ついでに絶対にあの時代のブラックミュージック熱かった気がする

(あ、これって年寄りになった証拠だろうな。。。)


 一体全体あのクラブを基地にどれだけのブラック系のクラブに行ったでしょう。

でもって、一体どれだけの出会いと別れがあったのか、、、、

 その後、そのクラブが薬物かなんかが見つかってつぶれ、別の場所で

オープンし、その近くにあった natureという クラブに人が移動して

(今もあるのかな?)

 来ている人たちもみんななんとなく知っていて、一人でイスを使ってストリップショーを

する女もいたりと、やっぱりへんてこな人がうじゃうじゃした。


だんだんお金はあるが体力が続かなくなってきた20の後半

タクシーで行き、軽く飲んで ナンパする人をひやかして知人とおしゃべり

て2時過ぎはタクシーで帰るという大人になった私は


2003年頃 NELLYの歌で踊りはじめてつきあった

初めての軍人さん ネイビーの人を最後に

あの六本木クラブ時代での青春は終わった。



熱い、20代だったな~。 

クラブ活動によって、大好きなレコードを集めることができ

クラブ活動により、なんだかアフリカ大陸のナイジェリアやマリや

ガーナのお国事情が分かったり、

クラブ活動によってアメリカの海軍、空軍の人たちの生活や

基地の中や、sanno hotelに連れて行ってもらえたり


日本にいながらにして、まさに!かなり辺境な感じで世界を股にかけて歩いていた!

(あ、そのまんまじゃないって失笑された方すみません)



長々、ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。


踊る目的でクラブに行くんだといいわけをその当時の彼氏に言ってましたが

はっきり言います。それは もちろんですが、

目的はきっと ナンパだったです。 あなたが言っていたことが真実でした。(笑)