ここは、次郎長が一家を構えていた船宿を復元した資料館にもなっている『末廣』です。
なんとなんと、湊橋にある私の祖父の家の隣りにあるのです。
この家の前をそんなに遠くない昔に次郎長が歩いていたのです。
上の写真は正に、今の『エスパルスドリームプラザ』の観覧車の場所だということです。
この場所が次郎長が本来、船宿を構えていた場所なのだそうです。
時を経て、こうやって姿を変えていくのですね。
なんだか感慨深いものがあります。
この復元家屋は、晩年の次郎長が実際に住んでいた家の木材を一部使用して建てられているといいます。
二階へ上がる階段の張り板を見上げてみると、男の人の姿がはっきりと映っています。
やっと出逢えた歴史に詳しいのみならず、とってもスピリチュアルな望月さん曰く、
この男の人が治めてくれているとのこと。
次郎長が住んだ後に、その家に住んだ人ではないかということです。
不思議と何も怖くありません。
他にも数体の女のひとや、犬のような顔も映りこんでいるのが確認できます。
二階へ上がって階段を登り終えて右手を見ると、ちょっとドッキリしてしまいました。
割とリアルな次郎長さんと英会話を習う子供たち。
実子がいなかった次郎長さん、いろいろな事をされて近所の子供の面倒見もよかったらしいですよ!
なんだか少しイメージと違い、本当に普通の人の一面を持っていた事が垣間見れます。
二階の趣ある木窓を開けると、見える景色です。
望月さんい曰く、ここは『龍脈』が通っていて、災害やら事故から守られているとのことです。
また、私の仲間のレインボーマンこととしくんからのコメントにも、『龍脈が通っていて、風水的にも有名なパワースポット』だと・・・。
祖父の家、OLをしていた天野回漕店、みなと祭りでの総踊り、そして羽衣の松・・・。
すべてこの道を通っていく慣れ親しんだこの道も、こうやって末廣の二階から見ると、また違った顔をみせてくれます。
ここで出逢った望月さんという女性・・・。
まさに神様に出逢わせていただいた方だと確信しました。
お互い、今まで知らない人同士だったことが信じられないくらいいろいろなお話しをしました。
これからがとっても楽しみです。
素晴らしい出会いに、心から感謝致します。
望月さんは、土、日、祝と、この『末廣』でアルバイトをされているとのことです。
アルバイトと言っても、彼女の仕事ぶりは本当に素晴らしく、行き届いたこまやかな心遣いと
いくらでももっている引き出しにつまった知識で、来た人を最高にもてなしてくださいます。
仕事や生きる意味についても、改めて考えさせられた出逢いです。
是非、こんな素敵な彼女に会いに出かけてみてはいかかですか?