大河ドラマ・真田丸

第24回「滅亡」

小田原城を豊臣の大軍が取り囲んだ。北条軍は、なおも徹底抗戦の構えを見せる。北条氏政説得のため、信繁は小田原城に潜入した。

城内で北条の家臣に襲われた信繁(堺雅人)を助けようと佐助(藤井隆)が煙幕を放った。その時、信繁の名を呼ぶ者が...
信繁の姉・まつ(木村佳乃)の夫・小山田(高木渉)だった。照れ
軍備庫に隠れる信繁と小山田。
久しぶりに会った小山田はまつが死んだと思いその場に丸二日留まったがしかし、腹が減って三日目に里に降りた。真田の里に帰れるわけもなく途方に暮れていたところ、小山田一族と北条が縁があった事を思い出したと北条の家臣となった経緯を話す。「長かった?」と聞く小山田。爆笑

「兄上にお伝えしなくてはいけない事があります。」と信繁。
「いい事かな?」と小山田。
「とてつもなく。」と言う信繁に嬉しそうに笑う小山田。爆笑
そこに江雪斎(山西惇)が来て、「とてつもなくいい事って何かな?気になるな?」と聞く小山田に「話せば長くなります。ここで待っていてください。」と立ち去る信繁。「気になるな~。」と言う小山田が可笑しくて~照れ

江雪斎に案内されて北条氏政(高嶋政伸)の元へ行く信繁は「顔をしっかりみたいに。もう少し近う。」と言われ、側に行く。
突如、氏政の家臣が現れ、信繁を取り抑え「殺せ!」と氏政。ニヤリ
「北条がどれだけ、真田に振り回されたか、知らぬ事はあるまい。ようぬけぬけと私の前に姿を現せたな。」と氏政。

「私は豊臣の使者として参ったのです!...戦の勝敗はもはや決しました。後はどれだけ、兵の命を救えるかご隠居様にご決心いたたくべくまかりこしました。」と信繁は徳川家康(内野聖陽)からの書状を差し出す。

家康からの書状を読み。「わしは降伏はせん。...」と氏政。
「関東の大名ほか、北条に従う者は誰もおりません。伊達政宗も豊臣に下りました。」と信繁の話に「知らなかったぞ。外では何が起こっておる。」と氏政。ガーン
お味方衆・城は落ちていると話す信繁に「遂に東国の覇者にはなれなんだ。...どうせ一戦交えるなら伊達や徳川と組んで日の本を分ける大戦をやってみたかったわ!...秀吉が恨めしいぞ。」と氏政。ショボーンガーン

「豊臣の家臣として新しい道を生きなおしてくださいませ。」説得する信繁。

信繁の話に耳を傾けたというのはお心変わりの兆し「でかしたぞ!」と喜ぶ江雪斎。ニヤリ

軍備庫に待たせた小山田の元へ行き、まつが生きて上田城にいることを伝える信繁。
「生きとったのか~!」と小山田。笑い泣き
「ただ。いや。」と何かを言いかけた信繁に「凄く気になるな~。」と小山田。チュー

そこで、鉛の固まりをみつけた信繁。びっくり
溶かして鉄砲の玉にするのだが籠城前にたくさん買い占めたが使わずじまいだと...

「北条の家臣なので、城が明け渡されるまでここにおる。」と小山田。プンプン
小山田殿が、必ず上田に戻れますように~ニコニコピンク音符

忍城を石田三成(山本耕史)に任せた真田昌幸(草刈正雄)たちは武蔵に入り鉢形城を落として八王子城へと向かっていた。
八王子は上杉謙信(遠藤憲一)に任せ、苦戦する忍城に戻るようにと秀吉(小日向文世)からの文を読む昌幸。ニヤリ
「つまらん戦じゃのう。...あやつは己のための戦をしておる。」と氏政を羨ましく思う昌幸だった。


台風小田原城の氏政は氏直(細田善彦)を呼び寄せる。
天正十八年(1590)七月五日
北条氏直は城を出て、秀吉に降伏した。

~小田原・豊臣秀吉の陣~
氏直が降伏したことを「長かったの~。」と喜ぶ秀吉。

「氏政、氏直の命は救い。それと引き換えに城を受け取るということで宜しゅうございますか。」と家康。
「氏政は死んでもらおうか。しかし、これだけ粘られたのだ。腹でも切ってもらわんと示しがつかんだろう。」と秀吉。
「それでは騙しうちでございます。」と信繁。
「殿下、約束を破られては...」と大谷(片岡愛之助)。
「城の明け渡しが済んだら氏政は切腹。それを見届けたら
、我らも京へ帰る。」と秀吉。
呆然、悔しそうな家康たち。(;`д´)

七月十日
氏政は髷を落とし、秀吉の軍門に下った。
その氏政のもとへ家康が駆けつける。

「必ず、お救い致す。生き延びることこそが肝心。」と家康に「生き恥は晒しとうない。これ以上関わると貴殿に災難がかかる。ここまでにして頂こう。」と握る家康の手を振りほどく氏政。えーん

氏政自身に生き延びる気持ちがなければ始まらんと家康・昌幸・謙信の三人で、氏政のところへ

氏政のために話に行くが...
「わしも髻を切る。我ら三人その覚悟で殿下に申し上げるぞ!...」と謙信。

キョロキョロエッ‼という顔をする昌幸。チュー
「秀吉のために生きるのか?それでよいのか?」と氏政の切り返しに言葉のない謙信。チーン
「死にたければ死になさい。」と昌幸に「馬鹿な!」と家康。
「生きていればまだまだ、楽しいものが見られますぞ。...もうひと暴れしたいとは思いませんか?」と昌幸。

「お主らの働きぶり、あの世でしかと見物させて頂こう。」と氏政。

「ここまで...でござるか。」と寂しげに頷く家康。

「ここまででござる。」と氏政。
よき戦相手だった三人。悲しいの~えーん

情の深い家康。長年北条とは競い合って来た仲いつしか友柄のような気になったようだと話す本田正信(近藤正臣)。

話し合いは終わり、江雪斎も城を去って行く。

翌日、北条氏政は切腹した。
(最後の汁かけご飯)
氏政の首は京に送られ、聚楽第の橋に晒されたという。

息子の氏直は出家の後、高野山に送られた。
これによって、関東に一大王国を築いた北条家は滅亡したのである。

~小田原 大谷刑部の陣~
小田原城から持ち帰った鉛と茶々(竹内結子)が千利休から買った扇子に付いてる刻印が同じだと大谷に報告する信繁。
小田原城の軍備庫に行くが一足遅く、もぬけの殻だった。

荷物と大慌てで逃げる千利休。ニヒヒ

まだ、落ちない忍城。小田原城が落ちてもなお、忠義を尽くし討死する覚悟かと信幸(大泉洋)。
速やかに開場してみせると昌幸。
小田原城から持ち帰った氏政の兜を使った卑怯な嘘をつくと~ガーンナント‼
七月十四日、北条方最後の城、忍城が開場した。((φ(・д・。)ホォホォ

~下野  宇都宮城~
伊達政宗(長谷川朝晴)は秀吉に所領の全てを差し出した。

伊達政宗と組んで大坂城攻め落とすと考えている真田昌幸。しかし、秀吉のためにずんだ餅をつく政宗。
秀吉も餅をつくと「殿下、さすがでございます!」と政宗。爆笑拍手

その姿を見て政宗との企みをやめる昌幸。

うずまき餅つきが終わって、信繁が着物に付いたもち米を取って食べる姿がめっちゃ面白いの~爆笑拍手

江戸を見に行った家康は川が流れて平地が広がる様子を話「それがしが江戸を東国一の都にしてご覧いれます。」と家康。

「安房の上、此度はよう働いた。小県は安土。沼田もお主にくれてやる。徳川の与力も忘れていい。」と秀吉。

流石です!上手ですね!
やはり天下を取る人は違いますね!照れ拍手

「わしの人生綱渡りだ。」と政宗。
「北条氏政様は伊達様を待っていました。」と信繁。
「生き残るためじゃ。わしだって戦国の世に生まれたからには天下をかけた大戦に望み何万という大軍を率いて敵を蹴散らしたい。」と政宗。

「もう二十年早く生まれておれば、もう少し京の近くに生まれておれば...」と悔しがる政宗。真顔

政宗と信繁の座る位置を変えるところが面白かったです!
   

 
「天下一統はここに成し遂げられたぞ。」と秀吉。

北条の滅亡によって関白・秀吉は名実ともに天下の覇者となった。
戦国の世は終わり、破壊から建設へと時代は移って行く。

しかし、関ヶ原の戦いまで後、10年──。


透明色三谷幸喜さん最高ですピンク音符




今晩、8時からの
第25回「別離」も楽しみです!ウインク