<提供:マイナビ家庭教師>
【お知らせ】
下剋上算数 攻略本 難関校受験編
桜井信一の最難関算数教室
下剋上受験 桜井信一の絶対合格カレンダー2018-2019
発売中です。よろしくお願いいたします。
「こうして成績が横ばいに推移している原因は何だと思われているのですか?」とお聞きすると、大抵の場合、勉強時間が足りないという返事が戻ってきます。
確かに、せっかくあたまいいのにちゃんと勉強すればという子はいます。
しかし、多くの場合は勉強時間を増やしたからといって、そこまで大きな成果は得られないと私は思っています。
例えば、毎晩1時間。自らの意思で集中した自習時間を設けたとしましょう。
1か月でおよそ30時間の上乗せになります。
週テスト程度は変化があるかもしれませんが、範囲のないテスト、つまり模試で何か起きるでしょうか。誤差程度ではないかと思うのです。
だからといって、1日3時間も勉強時間を増やせるかというと、塾が忙しくて現実的ではないでしょう。
日曜日に塾がない子は、そこで頑張ればいいのでしょうけれど、10時間やったとして1か月で40時間の上乗せです。やっぱり、大きな成果は得られないと思うのです。
実際に自分が小学生になって同じ勉強をしてみて、1時間みっちりしたところで何も変わらないことを経験しています。
私たちが取り組んだ膨大な勉強時間の殆どが、妙案探し。
こんな方法じゃいけない、あんな方法じゃいけないと失敗を繰り返した時間です。
塾に行き、皆が同じことを習うのです。勉強時間で大きく変化するのなら、もっとたくさん入れ替わりがあるはず。現実は殆どの子が横ばいに推移するのです。これはやり方が原因としか考えられない。当初からそう思っていました。
特に算数と国語は習い方だと思うのです。
今までと同じ習い方で成果が得られなかったのであれば、そこに1時間の上乗せをしてもあまり変わらないはず。
でも、変えようとしないのも現実だと思います。皆と同じがどこか安心なのです。
逆に私は皆と同じこそ危険だと考えました。目的を果たすことなく終わるだろうと考えたのです。
受験が終わり、当時の勉強を振り返ってみても、やっぱり同じことを思います。
もう申し込み受付が終わったので書きますが、今度の算数教室6年生の回では、塾で習う特殊算の仕組みがどうなっているのかを子どもたちに説明します。
塾の解き方をみて、「これ、だれが考えたんだろ?」と当時思ったのです。
「なんだ、そんなことかよ!」と思うまで相当な時間を要しました。
私たちと同じ「なんだ、そんなことだったのか」を知ってもらいたいと思っているのです。
せっかく中学受験をするのですから、たった一度しかない中学受験ですから、皆が気付いていないことに気付いてほしいのです。
2019年度の受験生はしっかり予定を立てて最後の1年がんばろう!
↓ ↓
子どもたちは、1時間真面目に勉強してもそこまで賢くならないことに気付いているのかもしれません。
はっきりと結果がでるものでないとやる気が起きないと思うのです。
そんな気持ちで上乗せする1時間はさらに成果が得られないでしょう。
うちの子がよく聞いてきました。
「それ、効果あんの? あたまよくなる?」
私が少しでも自信なさそうにすると、ちゃんとやってくれないのです。
「いや、これすげーよ。もうこれとんでもないことになるよ」というと、食いつくように取り組んでくれました。
子どもってそんなものだと思います。
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例えば、毎晩1時間。自らの意思で集中した自習時間を設けたとしましょう。
1か月でおよそ30時間の上乗せになります。
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だからといって、1日3時間も勉強時間を増やせるかというと、塾が忙しくて現実的ではないでしょう。
日曜日に塾がない子は、そこで頑張ればいいのでしょうけれど、10時間やったとして1か月で40時間の上乗せです。やっぱり、大きな成果は得られないと思うのです。
実際に自分が小学生になって同じ勉強をしてみて、1時間みっちりしたところで何も変わらないことを経験しています。
私たちが取り組んだ膨大な勉強時間の殆どが、妙案探し。
こんな方法じゃいけない、あんな方法じゃいけないと失敗を繰り返した時間です。
塾に行き、皆が同じことを習うのです。勉強時間で大きく変化するのなら、もっとたくさん入れ替わりがあるはず。現実は殆どの子が横ばいに推移するのです。これはやり方が原因としか考えられない。当初からそう思っていました。
特に算数と国語は習い方だと思うのです。
今までと同じ習い方で成果が得られなかったのであれば、そこに1時間の上乗せをしてもあまり変わらないはず。
でも、変えようとしないのも現実だと思います。皆と同じがどこか安心なのです。
逆に私は皆と同じこそ危険だと考えました。目的を果たすことなく終わるだろうと考えたのです。
受験が終わり、当時の勉強を振り返ってみても、やっぱり同じことを思います。
もう申し込み受付が終わったので書きますが、今度の算数教室6年生の回では、塾で習う特殊算の仕組みがどうなっているのかを子どもたちに説明します。
塾の解き方をみて、「これ、だれが考えたんだろ?」と当時思ったのです。
「なんだ、そんなことかよ!」と思うまで相当な時間を要しました。
私たちと同じ「なんだ、そんなことだったのか」を知ってもらいたいと思っているのです。
せっかく中学受験をするのですから、たった一度しかない中学受験ですから、皆が気付いていないことに気付いてほしいのです。
2019年度の受験生はしっかり予定を立てて最後の1年がんばろう!
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子どもたちは、1時間真面目に勉強してもそこまで賢くならないことに気付いているのかもしれません。
はっきりと結果がでるものでないとやる気が起きないと思うのです。
そんな気持ちで上乗せする1時間はさらに成果が得られないでしょう。
うちの子がよく聞いてきました。
「それ、効果あんの? あたまよくなる?」
私が少しでも自信なさそうにすると、ちゃんとやってくれないのです。
「いや、これすげーよ。もうこれとんでもないことになるよ」というと、食いつくように取り組んでくれました。
子どもってそんなものだと思います。