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勉強というのは成果が出ないと悪循環になります。
よく考えると勉強に限った話ではありませんが、受験勉強をしていたとき、つくづくそう思ったものです。
やる気はあるのです。しかし成果として出ない。
するとせっかくのやる気まで出なくなるのです。
「やっても意味ないかあ」というムードになるわけです。
1から1000までの整数のうち、3で割ると1あまり、5で割ると2あまる奇数は全部で〔 〕個あります。
答えは34個
6年生がこの問題で躓いているのを見て、(あれ、この問題、なんか覚えているなあ)と思って家に帰って調べてみると、やっぱりなのです。
わが家でもこの問題で躓いて、攻略法をふたりで考えていたのです。
今まで当てはめで解いていた子は結構厳しい問題。
これを計算で求めることが出来るかどうかが、難関中学への1つの壁かもしれません。
「あなたの偏差値、そこが天井です」
夏になり、そんな声が聞こえてきてからではやる気を失う。
難関中学を狙う6年生は、夏までに解決しておきたい。
答えを当てはめるやり方は危険です。
2017.5.14
桜井信一