人生観をセンタリングしてくれた短編小説

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先日、人生観をセンタリングしてくれた短編小説と出会いました。

それがこちら。

この中の一作、平岡陽明先生の『床屋とプロゴルファー』を読んで、

「なんだか自分、見る方向を間違えていたかな」と、初心に戻されました。

「床屋」も「プロゴルファー」も、わたしとは縁遠い世界。

だからそれほど共感できないのでは……と思いつつ読み進めたら、あらまぁ。

わたしの好きな言葉が盛りだくさんでした。

■日々是好日

■時分の花

■人間本来無一物

浅学で知らなかったのですが、すべて禅に由来する言葉だそうで。

わたし、恋愛相談をくださった方によく、

「自分の人生の主人公は自分です」

とお伝えしているんですね。

他人を自分の人生の主軸にすえると辛くなりますよ、と。

その「主人公」の意味も、もとは禅の言葉なんですって。

あとは、

「しかし失敗なんて、この世には存在しないのです」

という言葉にも、胸を撃ち抜かれました。

ブログを含め、ネットで発信する際はリア充アピールをするのが基本だとわたしは思っていますが、実は昨日、ずっと泣いていました。

今年二度も入院して体力がなくなり、体力とともに奪われた集中力のおかげで仕事が思うように進まず、ずーっとずーっと自分を責めていたのです。

そして、この小説を読んだことを思い出し、また読み直して人生観をセンタリングしました。

恋愛や結婚だけではなく、悩んでいる人にオススメです♡

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